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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 チーズカツカレーカロリーたけぇな、第3話。ま、カレー+カツで更にチーズだから、これくらいはいくか。このくらいのボリュームになるとそこそこ単価も高いので、半額だと嬉しいよね、とかあまり関係無いことを思ってみたり。

 さて、このアホ作品も早くも3話目なわけですが、次第に全体的な構成は落ち着いてきた感があります。今回も、いかにもといった風情の「主人公が自分の活動の本質を確認して、仲間との友情を確認する」というお話。これがバスケットボールや野球だったら、ジャンプでもマガジンでもよく見かけるような、お手本のような少年漫画になるわけです。ただ、この作品の場合はそれがちょっとズレてるだけでね。ひょっとしてこれが、亜城木先生の目指す「邪道な王道バトル」なのか……いえ、違いますね。

 幸か不幸か、まだ3話目なのにこの世界の不文律に完全に馴染んじゃっているので、特にこの無茶苦茶なシチュエーションにも疑問は感じなくなりましたよ。「猟犬全員が弁当にありついてるってことは、結局半額弁当っていっぱいあるんじゃねぇの?」とか、「弁当を手にした人間を攻撃出来ないってんなら、スタートダッシュと場所取りだけで勝負が決まるんじゃないの?」とか、そんな突っ込みは微塵も浮かんできません(あれ?)。

 そして、この作品のバランスの良さは、そうした「慣れによる刺激の沈静化」と、お馬鹿テイストの分配がきれいに出来ていること。今回も、メインとなるシナリオは「王道っぽい流れ」だったのだが、その前に導入部分として梅との対立を描いた「謎のストリーキング」のエピソードが挟み込まれている。この部分は、全力で振り抜いた馬鹿。燃えさかる焼却炉に全裸で突っ込んで火傷で済むあたり、相変わらず下野ボイスの主人公の頑強さは特筆ものだ。また、作品の売りの1つでもあるご大層な動画部分がこちらのシナリオにも現れており、半裸で全力疾走する佐藤の様子が、回想形式を挟むことによって、何故か2回も語られるという構成。しかも、曲がり角で急カーブする場面は2回でテンポを変えてくるという念の入れようだ。よほど「見せたい」画面だったのだろう。こういうところでいらん刺激を提供してくれるのが、本作のこすっからいところであり、楽しいところである。

 あとはまぁ、ヒロイン配分が良い。というか、妄想たくましい花ちゃんが良い。もともと中の人もオタク気質のある「その道の人」でもあるので、BL妄想も含めた下世話な態度が妙にしっくり来るんだな。そのくせ、割り箸を介した間接キスについては意外と鈍感だったり、なんだか微笑ましいところもさりげなく表現されているのだ。それを取り囲む槍水、白梅のキャラもちゃんと立ってるし、ハーレムものとしても案外楽しいのですよ。槍水先輩って、やってることはひどいけど最近じゃ珍しい「普通にいい人」なヒロインなんだよね。

 次週からは英美里も登場するのか。なんか、本当に若手花盛りの声優群が少数精鋭でもり立ててくれる作品だなぁ。

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