最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
気づけば今年も、もうこんな時期なんですね……11月に入り、一般投票がスタートしました、第6回声優アワードでございます。
昨年の結果は、様々な波紋を呼ぶものになった(少なくとも俺の中では)。今年はそうしたファン層の反応もみての選出ということになってくると思うのだが、それに加えて、近頃の声優業界は何ともきな臭い状態になってしまっているので、いちファンとして非常に心苦しいのである。僕らは単に、声優という職業を慈しみ、裏方で働く声のプロフェッショナルのお仕事を楽しみたいだけなんですよ。声優を応援する時はね、自由で、なんというか救われてなきゃあダメなんだ。独りで静かで豊かで……なんか、そういうもの。 まぁ、そんな状態ではありますが、何とか声優業界にも明るい話題を提供して欲しい、年に1度のお祭りでございます。余計な勘ぐり抜きにして、とにかく楽しんだら勝ちですよ。一体今年はどんな様子になるのか、いつものように予想していくことにしましょうか。 昨年度以前の予想や感想はリンク参照。 ○今年度よりの変更点について 公式サイトを見れば分かるが、第6回より、様々な点でアワード自体に変更が加えられている。投票する側としてはさしたる問題ではないが、一応確認だけはしておこう。 ・選考体勢の変更(委員会構成を公開) これはおそらく、今までのイベントがずっとブラックボックスの中で行われており、「内輪賞」「出来レース」などと言われ続けたことへの対応だと思われる。音響監督をメインとした委員会構成にする、ということも書かれており、今後各賞の中身に文句があるなら、こいつらに言ってくれ、という免罪符の役割を任されることになるわけだ。ただまぁ、名前を公開されたからって具体的にどんな選考が行われているかは分からないわけだし、業界関係者で構成されるんだから、別に中身がズブズブだったら大きな変化はないだろう。あくまで表面上「透明性を上げました!」と言いたいだけだと思われる。ま、実質人気賞でしかないから、この辺が適当になるのは仕方ないことだと割り切った方がいいんだけど。 ・出演作品の対象期間や選考期間の変更 選考委員会の開催時期に合わせて、1年間ではなく11月までの一ヶ月前倒しになるそうな。でもなぁ、これまでも別に「何の作品が受賞理由か」っていうのはものすごい適当だったしなぁ。改変期でも無いし、これも影響はないだろう。ただ、今年に限っていえば、12月が対象外になるので「けいおん」の映画は選考対象から除外されることになるわけだ。 ・受賞者発表形式の変更 これまではファンフェスタ形式で一般客のいる授賞式を開催していたが、今回から発表をネットだけにして、授賞式は身内だけでやることに。いわば、「何が起こっても直接文句を言われない」形式に。ただ、昨今の事情を鑑みるに、ファンを招いてのイベント、っていうのは色々と神経を遣うのは確かだろう。仕方ない部分か。 ・最多得票賞の設立 今回の変更点の目玉はこれだろう。各部門を通じて最多票を集めた人が手にするという部門が新設された。一応、名目上は歌唱・パーソナリティなどでも票を集められるマルチな人が強く、助演、主演は票が集中するので、やはり主演もアピール出来る人が有利な、いわば人気投票の頂点を決める部門。……これを作ったことで「今までの主演賞とかは得票数は関係無かったです」って言ってることになるんだけどね。そして、最多得票がNGの事務所だった場合にどうなるのか、という部分も不明なまま。これは……盛り上がるのか、それとも荒れるのか。誰が取れれば一番穏当かなぁ。 ○事務所縛りなど、ルールについての一考察 去年版の予想の時にも確認したのだけれど、やはり気になる事務所縛り。これをチェックしておかないことには、投票もままならない。公表されているわけではないのであくまで予測の範囲ではあるが、一応その存在を想定して動いておいた方が良いだろう。 昨年同様、過去の受賞者を「功労賞」などの枠を除いて抽出し、その所属事務所の分布を見る。以下がその一覧である(基本的に受賞時の事務所。複数回受賞している対象は1回とカウント)。 青二プロ 8名 81プロ 6名 アーツビジョン・バオバブ 4名(ただしアーツは堀江由衣のVIMSを入れると5名) マウスプロ・アイムエンタープライズ・賢プロ・ミュージックレイン・各3名 その他事務所 16名 10年度の受賞者で数を増やしたのが青二で、一気に2位の81を引き離してトップになった。また、バオバブも1名追加で3位タイに。その他は劇団ひまわり、ゆーりんプロと追加されたくらいなので、大勢に変化は無い。 こうしてみると、やはり昨年度までと同様に大沢・俳協の両プロダクションからは誰1人として選出されていないことに変化は無い。また、それまで一定数を送り込んでいたアイムが昨年突然全く関与しない状態となり、特に竹達は受賞確実と思われていただけに、その不在が目立つこととなった。一応、アイム(アーツ)については今年は様子を見ることにするが、今年もノータッチだった場合、どこかで変化があったものだととらえるべきだろう。また、相変わらず「中村悠一ノータッチ」がどうにも不自然であるので、シグマセブンも対象からは外している。 かてて加えて、今年度はバオバブからアクセルワンへの人材大量流出事件なども起こっており、どの事務所がどのようにこの賞に絡んでくるのか、まったく読めない状態になっている。正直、こういうゴタゴタ無しで純粋に人気投票がしたいとは思うんだけどねぇ。 ○主演男優賞 過去の受賞者「福山潤・宮野真守・神谷浩史・小野大輔」 ・投票内容と予想 昨年は「該当者無し」という決定で様々な議論を巻き起こした部門。これまでのように「助演賞からの繰り上げ受賞が必要」という条件ならば、昨年布石を打ち終わった岡本信彦が1年遅れでの受賞、というのが一番妥当なところだろう。なんだか出来レースみたいな印象だが、おおかたのファンもそういう予想になってしまうんじゃなかろうか。ホント、この「助演からの繰り上げ受賞」ルールは意味が分からないんだけどね。ただでさえ出てくる名前が少ないイベントなのに、これを守り続けてたら停滞感でイライラしっぱなしだ。まぁ、ぴこりんには早く受賞してもらいたいので、このまま行くなら仕方ないとは思うけど。 そして、そんな繰り上げ受賞制限が無いと仮定すれば、今期ぴこりんの正統な対抗馬として期待出来るのが、もう、どこに行っても声が聞こえる気がする梶裕貴であろう。似たような路線では入野自由という選択肢も可能性は充分。……でも、こうしてみると系統が被りまくってるなぁ……もう、いっそ開き直って木村昴にあげちゃうとかどうだろう。……いや、ないだろうけど。 個人的な投票先は、実は最近主演での活躍が増えてきた木村良平。まっとうな主人公っぽさが出つつも、押しが強くない自然な声ってのが他の役者と違うプラスポイント。あとの対抗は日野聡とか下野紘とか、そのへんですかね。あ、今気づいたけど、寺島拓篤っていう線も一応ありなのか? 候補はそれなりにいるんだけどなぁ。 ○主演女優賞 過去の受賞者「朴璐美・平野綾・釘宮理恵・沢城みゆき・豊崎愛生」 ・投票内容と予想 繰り上がり受賞条件を満たす妥当な選択肢ならば伊藤かな恵の一択ということになる。その他ライバルである花澤香菜、竹達彩奈などの面々が軒並み事務所縛りで制限されているので、かな恵ちゃんの受賞はかなり確率が高いといえるだろう。実は昨年度があいなまだったから戸松遥がまだ残っているのだが、流石に2年連続でミューレ勢に取らせることはないんじゃなかろうか、と勝手に読んでいるのだ。彩陽は……主演がないんだよなぁ。 その他では、繰り上がり条件を度外視すれば、一気に上り詰めてしまいそうな駒としては悠木碧がいる。あおちゃん、実は新人賞の選考基準から漏れている(芸歴が長い)という話なので、新人賞はトバして助演か主演に出てくる可能性は低くないだろう。「まどマギ」というアピールにぴったりの作品で「主演」のクレジットを得ているので説得力があるのも強みだ。流石にかな恵ちゃんの主演オーラの前には霞んでしまうのだけれど。 そして、多分いきなり主演はないだろうが、今年最も主演らしい女性声優といえば、声優業界のシンデレラ、茅野愛衣をおいて他にはない。いきなり主演賞を取ってこれまでのアワードの因習をぶっ飛ばすきっかけになれば面白いんだけどなー。その他、意外に行けそうなのが喜多村英梨。主演って言われるとちょっと数が減ってしまうが、昨今のあばれっぷりを考えれば、回りからも文句の出ないところ。 ちなみに、私の投票先はというと、事務所縛りでダメっぽいとはいいつつも、それでも福圓美里先生にいれてしまうのである。今年はホントに輝いてるよねー。 ○サブキャラクター 男優賞 過去の受賞者「石田彰 宮田幸季・神谷浩史 小野大輔・井上和彦 杉田智和・浪川大輔 三木眞一郞・岡本信彦 中居和哉」 ・投票内容と予想 男性の助演はなぁ……ほんと、年齢制限が全く無いから読みにくいんだよなぁ……だってさ、いきなり藤原啓治と森川智之を呼んで「社長声優2人受賞」とかやられてもあんま盛り上がらないでしょ? やろうと思えば速水奨だろうが斧アツシだろうが受賞出来るわけでねぇ。今年は……いっそ初心に返ったつもりで小西克幸とか野島健児とかに来るんじゃないかと予想してみる。あとそこそこ若い枠で鈴木達央あたりはどう? 個人的な投票先としては、もう1人しかいませんでした。だって「今年助演として一番活躍した声優」でしょ? もうチョーさんしかいないじゃないですか。 ○サブキャラクター 女優賞 過去の受賞者「小清水亜美 後藤邑子・釘宮理恵 斎賀みつき・遠藤綾 沢城みゆき 井上喜久子(17) 堀江由衣(17)・新井里美 伊藤かな恵」 ・投票内容と予想 男性陣と違って女性の助演賞はまだ年齢制限が効いてるから範囲は限定されます(あの人は17歳ですから)。それでも母体数が多いのでやっぱり正確な予想は無理なんだけどさ…… 上記の主演に書いた面子以外だと、「助演」で今年活躍した面白そうな選択肢には阿澄佳奈、相沢舞、MAKOあたりがいる。去年何故か名前が挙がらなかった早見沙織、日笠陽子といった主演も狙える面子も、とりあえずここからかな。ま、好きに選んでくれ。 個人的な投票先は、最近グッと存在感が増して気になる存在、伊瀬茉莉也。癖のある声をそのまま武器にしたり、色を消してスッとモブに紛れたり、実に器用な見せ方が出来る良い役者になりました。 ○新人男優賞 過去の受賞者「柿原哲也 森田成一・羽田野渉 代永翼・岡本信彦 梶裕貴・阿部敦 前野智昭・内山昂輝」 ・投票内容と予想 毎年「しらねーよ」の一言で片付けがちなのが、この野郎の新人部門。でも大丈夫、今年はちゃんと仕事をした新しい名前が2つもあるのだ。 1人は「GOSICK」でメインを務めた江口拓也。なんであんなにデケェのに声はぼっちゃんっぽいんだろう。そしてもう1人は「神様のメモ帳」の松岡禎丞。うん、まぁたまたま主人公をやったから目に着いたっていうだけの名前なんだけどな! 今年は二択だったので、投票はとりあえず現時点でスキルが上だと思った江口拓也にしておきました。 ○新人女優賞 過去の受賞者「平野綾 鹿野優以・加藤英美里 小林ゆう・阿澄佳奈 戸松遥・伊藤かな恵 豊崎愛生・金元寿子 佐藤聡美」 ・予想と感想 上述の通り、とりあえず茅野愛衣には今年はここで落ち着いておいて欲しいところ。誰も文句は言わないのだからね。その他、押しの強さを考えると小倉唯あたりが有力だろうか。また、ユニット単位で人気が爆発した「ゆるゆり」声優陣も、新人から良い人材を輩出している。特に期待が高いのはプリキュアデビューも果たした大久保瑠美だろうか。彼女の受賞ならば文句はありませんね。 そして、もう1つの流れとして、プロダクションエース系列からの流れも新人賞狙いなら選択肢が少なくない。野水伊織を筆頭に合田彩や富樫美鈴、本多真梨子あたりが虎視眈々とこのポジションを狙っているのだ。この中だと、個人的には本多真梨子なら一発当てて欲しいという気持ちはある。 個人的な一押し投票先は、まだ一発しか当ててないけど印象が非常に良かった三宅麻理恵。一気に人気が羽ばたくときってのは、当たり役1つで畳みかけられるもんやで。 ○歌唱賞 過去の受賞者「水樹奈々・平野綾・加藤英美里・福原香織・遠藤綾・中島愛・放課後ティータイム・茅原実里」 ・投票内容と予想 ぐむぅ、みのりんが昨年受賞してしまったおかげで、一息ついてしまった感がある部門なんだよな……今更田村ゆかりとかにあげられるならそれはそれでいいんだけど……もしくは結婚のご祝儀で坂本真綾か? まぁ、どちらでもお好きに。去年狙ったsphereっていう線もまだ残ってるんで、個人的にはそれでもいいと思うんだけど。 もし新鮮味を出したいというなら、やはり「今年」というキーワードを重視する必要がある。そうなると、ロウきゅー……いや……それはちょっと……あ、そうだ765プロにあげるっていうのはどうだろう。インパクトは充分だぞ。授賞式の壇上に一気に12人あがるの。 個人的な投票先は、正式なアーティスト活動が今年からってことで喜多村英梨。ま、役者業と比べるとキタエリの歌唱活動はちょっと地味なのが気がかりだけど、達者なのは確かですんで。 ○ベストパーソナリティ賞 過去の受賞者「浅野真澄・鈴村健一・神谷浩史・小野坂昌也・豊崎愛生」 ・投票内容と予想 ぐぅ、最近あんまりラジオは聴けてないから、パーソナリティ賞についてはよく分からぬ……去年のあいなま受賞が認められた時点で、もう何でもありな気もするしなぁ……縛りが無ければ井口裕香一択だったんだが……何故大沢なんだよぅ。 というわけで、事務所縛りが気にならない投票先というと、もう私は佐藤聡美しか残ってないのですよ。堂々と1時間生で回せる、器用な子なのよ。まぁ、あんまり受賞出来るとは思ってないけど。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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