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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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未だに時代背景がよく分かってないよ、第4話。やっぱりこれ、原作の面影は一切無いよね。

 事件の方は相変わらずパッとしない。焼死体の入れ替わり疑惑から「実はいなかった」という解決と、時代背景を超越した謎のAI人形との絡みなど、もう少し丁寧に料理すれば面白いプロットだったような気もするのだが、わずかに2話でさらっと片付けてしまっているために、どちらかというとぽかーん度合いが高く、「それがOKだったらなんでも良かった気もする」という、釈然としない終わり方になっている。一応2話のボーカロイド事件なんかもあったのでこれくらいの技術ネタは問題無いんだろうけど、ここまでくると、あの金字塔である「攻殻機動隊」と比べてしまうからねぇ。いや、比べるのがおかしいんだろうけど。義体や電脳でやれることはあの作品が全部やっちゃってるからなー。

 などと、シナリオ面については不満点の方が先立つ状態ではあるのだが、今回は2話に話を分けてくれたおかげで、いつものように窮屈な時間で無理な謎解きをする必要がなく、ある程度はお話の情緒みたいなものが確認出来たのがプラス要素。正体を明かしたキチピー博士が結局悪人っぽく処理されてしまったのは残念至極で、あそこをもう少し掘り下げて博士の訴えにも焦点を当ててくれていればもっと良かったと思うのだが、それでも最後にうち捨てられたライの存在感が、この世界に残された矛盾と寂しさを、余韻を伴って表示しているのは面白かった。博士の傍らでがちゃんと崩れ落ちる風守の義体は、外見がストレートな萌えキャラ風、ってのがずるい。あの外見で「私を好きにしてぇ!」っていう新十郎の車の中の台詞をもう1回言って欲しかったもんだけどな。

 ちなみに、そんな「萌えキャラ風性奴隷アンドロイド」の中の人は、どっかで聞いたことがあると思ったら松本まりかだった。エラい久し振りに聴いた気がするのだが、流石に昔と比べると聴きやすい演技になっている。この人は声の温度がものすごく低くて、絶対にキャピキャピした主演なんかには向かないと思うのだが、こういう役どころで使われているのはなかなか面白くて良い気もする。もっとも、メインヒロインである因果タンについては、本当に毎回豊崎の声を聴いて感心しっぱなしだけどね。コレと「LAST EXILE」を同時にやっている今現在が、豊崎ワールドの花盛りと言えるかもしれない。

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