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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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アニメでないものの終了後感想を書くことはあまり無かったのだけど、(多分)人生初の戦隊ヒーローシリーズ終了イベントであるので、記念に記録だけ残しておきたい。

 男の子に生まれてきたというのに、私はこれまでほとんど特撮ジャンルに興味がなかった。幼少の頃にレンタルビデオで「ウルトラマン」は一通り見たのだが、自分の世代に応じた戦隊ヒーローを応援したという記憶がほとんど無く、大きなお友達になってからも、アニメばかりに興味が向いて、特撮には手をつけていなかった。そんな私が突然戦隊シリーズを見始めるきっかけとなったのだから、この作品が私の人生に与えた影響はかなり大きかったといえるのではなかろうか。少なくとも、この1年に限って言えば、その存在感は非常に大きかった。

 思い返してみると、この作品を見始めた導入は、知り合いに教えられた「スーパー戦隊ヒーローゲッター」だったはず。「無茶な歌詞の歌がある」というので教えてもらったその歌には、確かに聞いたことがある懐かしの戦隊名が入っており、あまりに簡潔にまとめられた歌詞もなんだか笑えて、面白そうな雰囲気を醸し出していた。そして、今年の戦隊が「35周年記念のお祭り作品」であるということを知ったのである。かつて、仮面ライダーも同じようなイベント(ディケイド)があったと思うのだが、あのときも「お祭り騒ぎをやってるらしいけど、ライダーとか知りませんし」というのでノータッチだったのだ。平成ライダーは色々とコンセプトがややこしくて、途中から食いつくのが難しかろう、という引け目もあった。しかし、戦隊ヒーローだったらそんな小難しいことを考えずとも良いのではないか、という期待があった。35個あると言われても、どうせちょいちょいとモチーフをいじっただけの似たり寄ったりなシリーズ、おもしろ半分でその博覧会を見てみるのも悪くないかもしれないと、そう思ったのが春先のこと。

 それが気づけばここまで見られるようになったのだから驚きだ。やはり、35年の歴史の蓄積は伊達ではなかったということか。見れば見るほど過去のシリーズへの興味が拡大し、気づけばさかのぼってのシリーズ視聴も実現している(Youtubeの東映公式に感謝である)。きっと来週から「ゴーバスターズ」も見続けることになるんだろう。私のように「今年から」いきなりガッツリ入門した人間はそこまで多くないかもしれないが、「歴史の重み」そのものをテーマとして持ち込むというコンセプトは実に見事に結実しており、初めて見る私でも、「これはきっと面白い戦隊ものだったんだろう」ということが予測できる。もちろん、「やらなければいけないこと」が多すぎて詰め込み過ぎのきらいはあったと思うが、作っている側もそうした責任を放棄せずに仕事をこなしていたし、なんと言ってもメインライターがアニメ脚本でもおなじみの荒川稔久氏というのもありがたかった。「戦隊もののシナリオなんてワンパターンでつまらないだろ」という色眼鏡をいくらか外して「荒川さんがやってるなら面白いに違いない」と視座を変えることが出来たからだ。

 すでにおっさんになってしまった後で大変恐縮ではあるのだが、今後とも、新たな戦隊と仲良くやっていきたいものである。マベちゃんたちは1年間本当にお疲れ様でした。まだ春先にライダーとの決戦が残ってるけどな!

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