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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「宇宙兄弟」 5

 日曜朝が大変なことになっている。6時半から「星矢」が始まり、そこからこの作品に繋がり、ゴーバスターズ見てプリキュアでトリコである。まだライダー観てないだけマシだ。もっと小さい子向けのアニメ観てた人たちは、休日にこんな苦労をしていたのか……お疲れ様です。

 そして、1話を見る限り、どうやらこの苦労はしばらく続きそう。悪くない立ち上がりである。割と有名な漫画だとは思うのだが原作はほとんど未読。前にどこかの書店でお試し冊子をもらったので、ちょうど今日放送した分の1話目だけ読んだことがあるが、そこから先は全く知らないのである。そんな初見の人間からすると、なるほど、悪くなさそうだ、という気はする。どういう画にして押し出すのがベストの作品であるかは判断が難しいが、適度に緩さも出しながら、やはりリアル部分はリアルで締める、「格好いい宇宙飛行士」という職業を描くアニメなら、このくらいが面白いんじゃなかろうか。

 ただ、各所でささやかれていることだが、やっぱりこれが朝番組っていうのが釈然としない。小さなお子さんたちに宇宙への夢を与える作品にしたい、という意図は分かる。ラストに入った写真コーナーなんかは、まるでNHK教育でおまけコーナーをつける教育番組のノリだし、最近の子供は理系離れが進み科学や技術に興味を持ちにくい、という日本全体の問題が、こういうところから打破出来るのなら、実にありがたい話。もしコレに夢中になる子供がいれば、それこそ「宇宙飛行士を目指すきっかけ」になるかもしれないのだから、狙いとしては悪くない判断だと思う。しかし、結局これってモーニングで連載してる漫画なわけで……お子さんが観て面白いもんなのかね。オープニングがユニコーンだったりするのは完全におっさん狙いだろうし、1話目の時点で、もう子供さんはついて行きにくくなってる気がするんだけど。ん〜、まぁ、お父さんが観てるのを「ゴーバスターズ」やライダー目当てで起きた子供がついでに観られればもうけもん、っていうくらいなのかなぁ。アニメ放送枠っていうのもなかなか難しいね。

 中身については、至極無難な立ち上がり。演出はこなれていて見やすく、A-1ということなので作画面についてもある程度安心して観ていられる。そして主人公むった役に平田さんが起用されており、彼のナレーションで進行するだけでも、ほのぼのして心安らいだ状態になれるのは良いポイントだ。今回も「コンビの片割れの情けない方」担当の平田さんだが、やっぱり「やるときはやる」っていうキャラクターになってるんだろうね。今後のストーリーも楽しみですよ。ちなみに1話で最大の発見は、「沢城っぽい声の子供が成長すると平田ボイスになる」ということ。なにその声優アワード受賞確実な人生。

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