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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 ピラルクはワシントン条約で保護されてるらしいので、ちょっと心配な第3話。先週の狂乱でトピックスを立てておいてなんだが、この作品、真面目になると特に面白い要素は無い。まぁ、分かっちゃいたことなんだが。

 3話のメインストーリーは、英四郎によってイカロスの正体に言及するというもの。前回までで「願いを叶える力を持つ」という部分だけが判明していたが、今回新たに「演算能力に乏しくて買い物もろくに出来ない」「マッハ24で飛ぶ」「ピラルクも捕獲可能」「目的意識が無い」などの側面が明らかになった。超人的な能力をもっている部分は別に構わないのだが、やはり基本的な情報処理構造が欠如しているのは違和感を覚える。この手の「落ちもの」系異世界人との接触の場合、相手がものすごいスペックにも関わらず常識がない場合が多々あり、「スペック高いなら常識くらい処理して事に当たれよ」と思ってしまうこともしばしば。これを説明する都合のいい言葉として、「うん、一周回って基本バカだよ」というのがあるけど(「めだかボックス」の善吉の台詞)。

 そんなこんなで謎が多すぎるイカロスと、それを気にせずに彼女の願い通りに主従の関係で接する智樹とそはら、そしてイレギュラーな存在を看過できない英四郎。疑惑は不信感へと変わるわけだが、イカロスの様子を間近で観察することで、英四郎の不信感も割とあっさり払拭されてしまっているようだ。うーん、こんなにあっさり解決するなら今回のくだりはいらなかったような気もするんだが……まぁ、のちのシリアス展開のためには必要なのかねぇ。パンツが空飛んだアニメのすることではないと思うのだが。

 その他今回気になったのは、やはり智樹が無駄に元気なこと。他のキャラクターと全く合わせる気のないデフォルメ等身はもちろんのこと、1話であれだけ無茶をやっておきながら今更幼なじみのスカート下に興味を示す飽くなき探求心。そして、そんな無闇な情動の最も簡単なはけ口になりうるはずのイカロスに対して見せる、奇妙な親心。そはらに気を遣ってのことなのかもしれないが、彼のイカロスに対する感情はいまいち分からない。主人公だからってメインヒロインに手ぇ出しちゃ駄目っていう暗黙の了解でもあるのだろうか。

 その他、ストーリーと全然関係ないところでちょうちょを追いかけて一人で転んでいるイカロスなんかはやたら可愛かったし、ひよこもさばけるらしい生徒会長に対する謎はますます深まるばかり。そはらは足下に転がる幼なじみに対しても、蹴り技や踏み付けではなくて律儀にチョップで応えているのが凄い。確実に頭骨は割れている。

 シナリオラインはまったく面白くないのだが、作画のクオリティが下がらないおかげで、何となく見られてしまうこの作品。出来ることなら、もう1ランク上のサービスも期待したいところではあるな。 

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