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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「うぽって!!」 5

 新番じゃないかも枠、第2弾。俺にとっては新番組。ニコ動でアニメ見るのとか、ごめんこうむる(Youtubeで特撮は見てるくせに)。

 開始1秒で「わぉ、高見さんだ!」と分かるいつもの絵柄。そして高見明男ということはXEBECということ。監督は加戸さんなので期待するかしないかと言われたら確実にしない部類なんだけど、こちらでも荒川捻久が脚本なのでそこは良いかもしれない。荒川さん、今期仕事しすぎだけど大丈夫か。ゴーカイジャーが終わって開放的になってるんだろうか。

 既に4月から放送が始まっていたのであれこれと噂は漏れ聞いていた作品だが、やはりこうして改めて見ると「もうやだこの国」という言葉が当然のように口をつく。「この娘たちが銃なんです」。うん、そりゃぁ分からねぇよ。ちゃんと視点人物として何も分からない主人公がいてくれて助かったわ。突っ込み無しで流されてたらたまったもんじゃなかった。

 元々武器オタク、ミリタリーオタクっていうのはアニメなんかよりもディープで根強いファンが多いジャンルだと思うのだが、その辺のニーズと、蓄積されているマニアックなこだわり、快楽志向を擬人化することでソフトにして、あわよくばアニメファンも囲い込んじゃおうという、なかなかあざとい作品だ。そして、そのあざとさは、憎らしいことにある程度いい部分を突いている気がする。元々銃器を女性として扱うっていう文化もあるみたいだし、古来より武器なんてものは性の象徴になることも多いツール。それならそのまま女の子にしても意外と違和感は無い(と思ってる時点で末期なのかもしれないが)。流石に武器の1つ1つにまで性格付けをしていくのは大変そうなので、初見での印象は「男性向けのヘタリア」ってな気がする。あくまで性格付けは国レベルで処理されているし、ヨーロッパメインになっているのでそのままあの「ヘタリア」に対応させたら大体話は通じるだろう。そう考えると、ニッチなニーズとは言え、案外受けの広い、当たる要素の豊富なジャンルだったと見ることも出来る。実は天王寺きつねの作品がアニメ化するのってものすごくものすごく珍しいことなんだが、よりにもよってこんなジャンルがアニメ化までこぎ着けたってのが面白いところだ。

 まぁ、こちとら武器についての知識なんで無いので小難しいことはわからんのだが、ダイレクトにエロに結びつけてのネタ回しは考えずとも理解出来る部分であるし、射撃に関わるシーンや銃のディティールなんかも、かなり頑張って描いていることは伝わってくる。これ、多分ちゃんと武器についての知識と愛情がある人ならもっと色々と褒めたりけなしたりして楽しめるんじゃなかろうか。顧客が少ないジャンルでもきっちり満足させようっていう姿勢は立派だと思いますよ。そして、それが独りよがりなマニア知識のひけらかしにならず、きちんと一般層も見られるだけのものになっているのは偉い。手放しで褒めるような作品でもないが、これくらいの温度なら、充分楽しめるんじゃないかと思います。コレきっかけで銃器に興味を持つポロロッカ現象も充分あり得るんじゃないかしら。

 中の人的には、完全にプロダクションエースの職業斡旋所。こうしてみると、やっぱりエースのエースは野水なのか。だから僕は美名や富樫美鈴の方が好きだと何度も。いや、今回の野水は割と好きだけどね。ふくれっ面のふん子が可愛い。富樫美鈴は今回関西弁の役を任されているわけだが、これまた頑張ってやってますよ。「この関西弁とゆっきーの中の人が同じ」っていったら結構驚く人も多いんじゃなかろうか。

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