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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 Angel’s Mercy 天使の慈悲 (2)(W)(W) C

インスタント

あなたは7点のライフを得る。

 10版までは緑に「自然の泉(10ED)」(5マナで8ライフゲインのソーサリー)が収録されていたが、やはりライフゲインの本場は白であるから、この1マナ軽く効率のいいインスタントが新たに作成された。このコストは過去のライフゲインの代表格であった「ジェラードの知恵(7ED)」と同じコストであり、あのカードは手札をフルに維持してようやく7ライフ。このカードはその最大値が保証され、しかもインスタントになっているのだから、歴史的に見ても非常に強力な能力なのは間違いない。ただ、所詮はライフゲイン。現在は「台所の嫌がらせ屋(SHM)」が全盛で、一部のコンボデッキに「捕らわれた陽光」なんかも使われてはいるが、やっぱりライフは得るより先に削るものであるから、「効率がいい」というだけではなかなか手が伸びないのが現状である。

 

 

Divine Verdict 神聖な評決 (3)(W) C

インスタント

対象の攻撃クリーチャー1体か、ブロッククリーチャー1体を破壊する。

 「首のへし折り(LRW)」の同型再版。名前がいかにも白っぽく格好良くなってはいるものの、実際はマーフォークが抗争相手の首根っこつかんでボキッとやってたのと同じ効果なわけだ。白の欺瞞なんてそんなものである。ちなみに10版のこの部門は「糾弾(10ED)」が収録されていたわけで、このセットにしては珍しくカードパワーのダウンした部門である。

 

 

Griffin Sentinel グリフィンの歩哨 (2)(W) C

クリーチャー・グリフィン

1/3 飛行 警戒

 「空狩人の散兵(10ED)」の種族変更再版。見ての通り、破格の地味さを誇る。まだ「鳥・兵士」の方がシナジーを期待できたような気もするのだが、何故か基本セットって細々とグリフィンが生き残ってるんだよなぁ。

 

 

Lifelink 絆魂 (W) C

エンチャント・オーラ

エンチャント(クリーチャー)

エンチャントされたクリーチャーは絆魂を持つ。

 基本ルールの改定により、劇的な変化を遂げた新たな「魂の絆(10ED)」。実際、これまではキーワード能力である「絆魂」と白の古参オーラである「魂の絆」は似て非なる存在であった(「魂の絆」はエンチャントのコントローラーがライフを得るので、正確には絆魂を与えるオーラではなかった)。今回、絆魂の仕様が変更されたことに併せてカード名も調整され、完全に「絆魂を与えるだけのオーラ」として新規採用されたわけである。この変更により、「相手のクリーチャーに張って戦闘ダメージを無効化する」という使い方が出来なくなり、カード自体の強さはかなり落ちたと見ていい。まぁ、別に使わないからいいんだけど。

 

 

Lightwielder Paladin (光帯びの聖騎士) (3)(W)(W) R

クリーチャー・人間、騎士

4/4 先制攻撃

〜がいずれかのプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、あなたはそのプレイヤーのコントロールする黒か赤のパーマネント1つを追放してもよい。

 「北の聖騎士(7ED)」「南の聖騎士(7ED)」「ヴェクの聖騎士(10ED)」などの流れをくむ、アンチ敵対色聖騎士の新作。「ヴェクの聖騎士」が落ちたことで白は対抗色への決め手を1つ失ったことになるのだが、流石にこれでは埋め合わせが出来ているとは言い難い。5マナ4/4先制は悪くない部類ではあるが、プロテクションも何も無い状態では除去の前では単なるサンドバッグでしかない。運良く殴れたとしてもチャンプブロッカーを差し出されたらそれでしまいだし、そもそも最近の環境ではパワー4のファーストストライカーでもそこまでのインパクトはない。あらゆる艱難辛苦を乗り越えて本体にダメージを与えて初めて真の実力を発揮できるわけだが、そんな面倒を経るよりはさっさと「天界の粛清」を使った方が早いだろう。まぁ、リミテッドなら充分なアタッカーではあるのだが。

 

 

Place Guard (宮殿の守備兵) (2)(W) C

クリーチャー・人間、兵士

1/4

〜は好きな数のクリーチャーをブロックできる。

 「フォライアスの介入者(TSP)」のタフネスが1つパワーに移って、コストが1軽くなった。3マナ1/4は「常備軍(8ED)」の昔から白の伝統的なものであるが、それが1ターンだけならアタッカー全てを受け入れることが出来る能力を手にしたんだから、ま、これはこれで悪くない。ただ、別によくもない。コモンだし。「ルーンの母(ULG)」でもいれば神がかるんだけどな。

 

 

Safe Passage (安全な道行き) (2)(W) C

インスタント

このターン、あなたと、あなたのコントロールするクリーチャーに与えられる全てのダメージを軽減する。

 白名物のプリベントスペルであるが、「聖なる日」を差し置いて収録されただけあって、かなり現代風にパワーアップしている。何しろワンサイドで完全シャットアウト。「耐え忍び(EVE)」とか何しに出てきたか全く分からない。「ターボフォグ」みたいなデッキではこの重さがちと気になるかもしれないが、リミテッドなら充分に相手の思惑をくじくことが出来るはず。これ、コモンかぁ。

 

 

Siege Mastodon (4)(W) C

クリーチャー・象

3/5

 バニラ。最近あんまり見なかったステータスだけど、一応「鉄の根の樹人族(5ED)」の色変更クリーチャーか。後は殴れる代わりに飛行を失った「剣の壁(10ED)」っていう見方も出来るな。これで「グールの大群(10ED)」が再録されていれば白と黒できれいに反転図式が描けたのだが、こんなつまらないクリーチャーを入れた目的はそんなところには無いらしい。残念。

 

 

Silvercoat Lion (銀毛のライオン) (1)(W) C

クリーチャー・猫

2/2

 「栄光の探求者(9ED)」が猫になりました。いや、このセットに収録するなら空気読んで兵士を採用してやれよ。なんでここで猫だよ。訳わかんねぇよ。

 

 

Solemn Offering 真面目な捧げ物 (2)(W) C

ソーサリー

対象のアーティファクト1つかエンチャント1つを破壊する。あなたは4点のライフを得る。

 「解呪」→「帰化」事件以来白はアーティファクト破壊を易々と出来ないように設定されるのかと思っていたのだが、結局こういう形で緑と折半してるんだよな。まぁ、今回ラスゴも落ちてちょっとだけ対応力も下がるので、このくらいのサービスはしてあげてもいいのかもしれない。一応効果とカード名からすると「神への捧げ物(5ED)」と「穏やかな捧げ物(TMP)」の合体カードっていう立ち位置なんだろうけど、今の時代にこれが分かる人が何人くらいいるもんかね。

 

 

Alluring Siren (1)(U) U

クリーチャー・セイレーン

1/1

(T):対象の、いずれかの対戦相手のコントロールするクリーチャー1体は、このターン可能ならば攻撃に参加する。

 はて、攻撃強制能力は確か黒と赤の領分だった気がするのだが……いつの間に青に来たんだろう。そして青は何か攻撃されてうれしいことがあるのだろうか。そしてクリーチャータイプが謎。謎だらけの新作カードだが、一体何を考えて作られたのだろうか……

 

 

Convincing Mirage (1)(U) C

エンチャント・オーラ

エンチャント(土地)

〜が戦場に出るに際し、基本土地タイプを1つ選ぶ。

エンチャントされた土地は、選ばれた土地タイプになる。

 「幻影の地(INV)」とほとんど同じだが、マナコストの色拘束は若干軽くなっている。「幻影の地」が再録されていたインベイジョンでは、一応多色環境ということで土地事故防止のために使え、という意図があったわけだが、こうして基本セットに収録されても特に使い道はない。一応は土地渡り(青なら島渡りだろう)を活かすために入れるという選択肢はあるが……「アトランティスの王」がいなくなった今、わざわざそんな仕事を見つけてやる必要も無いだろう。

 

 

Disorient (3)(U) C

インスタント

対象のクリーチャー1体は、ターン終了時まで−7/−0の修正を受ける。

 大爆笑必至、奇跡の修正値を可能にした恐るべきインスタント。何せ−7だ。未だかつてこんなとんでもない数字を見たことはない。ただ、これが緑だったら+7/+7なのだが、パワーしか下がらないのが青の悲しいところ。確かにこれをプレイすれば「雲打ち」だろうが「奈落の王」だろうが痛くも何ともないが、次のターンからどうするかというアイディアは何一つ与えられない。おとなしく「送還」を入れておいた方がなんぼか役に立つはず。一応の使い道としては「裏返し」のようなパワー/タフネス交換カードの存在があるが、そこまでするにしても4マナは重すぎる。ネタカードとして何か使い道は無いものか。

 

 

Hive Mind (5)(U) R

エンチャント

いずれかのプレイヤーがインスタントかソーサリー呪文をプレイするたび、他の各プレイヤーはそのスペルをコピーしてもよい。それらのプレイヤーは、そのコピーに新たな対象を選んでよい。

 青名物のカオス演出エンチャント。個人的にこの手のカードの傑作は「嵐の目(RAV)」だと思う。コピーだけでは飽きたらずそれまでのスペルをガンガン累積させるという訳の分からない性能で、いっぺん使ってみたかったんだけどやっぱり使えなかった。で、このカードの場合は単に1回コピーするだけだが、当然、自分がプレイしても一切得はないので、相手がガンガンソーサリーかインスタントをプレイするデッキの時におこぼれに与るのが目的ということになる。現在可能性があるのはフルバーンみたいなデッキとかかなぁ。後はパーミッション相手ならカウンターを事実上無効化出来る。出来るけど……6マナのエンチャント使ってやることかね。

 

 

Ice Cage 氷の檻 (1)(U) C

エンチャント・オーラ

エンチャント(クリーチャー)

エンチャントされたクリーチャーは、アタックやブロックに参加できず、起動型能力を起動できない。

エンチャントされたクリーチャーが呪文や能力の対象になったとき、〜を破壊する。

 白が「平和な心」なら青は「凍結(CSP)」あたりのアンタップ抑止カードが常道だと思っていたのだが、割とストレートに「平和な心」系のカードもリリースしてきた。起動型能力も抑えてくれるので、効果としては「拘引(MRD)」に並び、これが2マナというのはなかなかのサービスだ。しかし、対象になるとクリーチャーが砕け散る「凍結」や「結晶化」と異なり、このカードの場合に脆いのはあくまでオーラの方。タッパー、ピンガー、プリベンター、あらゆる手段でせっかく作った檻もパリンと割れてしまう。まぁ、コストとの差し引きで見たらこのくらいで充分なのだろうが……別に1マナ重くてもいいからもうちょっとしっかりしたのがほしかったなぁ。白には「忘却の輪」やら「信仰の足枷(RAV)」やら、ちょいちょいいいカードが出るのになぁ。

 

 

Illusionary Servant 幻影の召使い (1)(U)(U) C

クリーチャー・イリュージョン

3/4 飛行

〜が呪文や能力の対象になったとき、これを生け贄に捧げる。

 黒に属していた「卑屈な」シリーズを元にした新作イリュージョン。一応「霊糸の幻(PLC)」で黒から青への橋渡しはされていたが、ここでその伏線がようやく回収されたわけだ。3マナ3/4というのは同じ制限を持った「卑屈な脱走者(MMQ)」と同じステータスで、しかもこちらは飛行付きで完全に実力が上。青のコモンクリーチャーなんざ誰も期待してはいなかったが、こいつはなかなかのやり手かもしれない。もちろん脆さも折り紙付きだが、構築レベルまでいってしまえば、対象に取れる=除去という等式がほぼ成り立つため、大したデメリットではなくなるのだ。まぁ、今の環境でこんな「ただのフライヤー」に出番があるとは思えないが、リミテッドレベルでも運が良ければ6点、9点くらいは稼いでくれそうだ。

 

 

Serpent of the Endless Sea (無限の海の海蛇) (4)(U) C

クリーチャー・海蛇

*/*

〜のパワーとタフネスは、それぞれあなたのコントロールする島の数に等しい。

〜は防御側プレイヤーが島をコントロールしていない限り攻撃に参加できない。

 長らく「シー・モンスター(10ED)」が守り抜いてきた「半端Islandhome」クリーチャー枠にもようやくメスが入った。ぶっちゃけ本当にどうでもいい部門なので特に語るべき点も無いのだが、一応1マナ軽くなったことで防御役として投入するときにもいくらか抵抗感は減っているかもしれない。とはいえ、6マナ6/6だった「シー・モンスター」と違ってこいつの場合はほぼ単色でないとコストに見合わない。「このセット限定の」「リミテッドで」「青単に近い構成になり」「地上の防御役がとにかくほしい」という、非常にニッチな要求にのみ応えられる、マニア向けのカードである。

 

 

Tome Scour (U) C

ソーサリー

対象のプレイヤー1人は、ライブラリのカードを上から5枚、自分の墓地に置く。

 青が忘れてはいけない能力の1つが、このライブラリ攻撃である。10版では非常に場違いな「切除するもの(10ED)」が収録されていたし、一応「心の傷跡(10ED)」はそっち方面の要求もあっての収録だろうか。今回は非常にストレートな形で軽量ソーサリーが作られたわけだが……現時点でのライバルは、同じ1マナながら共謀で8枚まで削れる「記憶の放流(SHM)」、青単にすれば可能性は無限大の「精神の削り落とし(EVE)」、そして土地密度が低い相手にはよく効く(かもしれない)「精神の葬送」。クリーチャーでは1枚ずつ丁寧に削っていく「垂れ流しの達人」やマーフォーク一致団結の「秘密を溺れさせる者(LRW)」、そして問答無用の「ジェイス・ベレレン」などなど。「ジェイス」以外はデッキを選ぶが、流石にカード1枚あたりの削り効率は5枚以上にはなるんじゃなかろうか。まぁ、現環境で一番活躍してる削りカードは「吠え猛る鉱山」だけど。結局、よほどマニアックな層でない限りはなかなかお呼びがかからないカードということ。

 

 

Zephyr Sprite 西風のスプライト (U) C

クリーチャー・フェアリー

1/1 飛行

 「空飛ぶ男(TSB)」の種族変更再版。一応「雲のスプライト(10ED)」の完全上位互換でもある。これまでずっと「陽光尾の鷹(10ED)」やら「灯籠の神(CHK)」やら白にお株を奪われてきた1マナ1/1フライヤーであるが、ようやく、フライヤーの本場である青がこれを手にすることが出来たわけだ。でもま、フェアリーの出番はまもなく終わるんですけどね。そもそも「苦花」やら「ウーナ」からぽこぽこ沸いて出るようなクリーチャーをわざわざマナ払ってプレイせんわな。

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