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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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俺まだ生きてる、第4話。毎週死にそうになるけど、なんとか生きてる。これが原因で死んでも後悔はしないけれども、僕が死んだら毎月墓前に声グラだけは供えに来て下さい。

 一組のカップル(未満)が、遊園地デートするだけのお話を延々1話やるという、視聴する人間次第では死罪よりもむごたらしいお話。もう、それだけでも致死性の何かがあるわけだが、今回のデートは、本当に絶妙なもどかしさが別な方向からも何かを募らせる。じっとりとした空気の中にものすごい「近さ」を感じさせるのに、いっこうに交わる気配の無い2人の意識の差が本当にもやもやするのである。しかし、亮介君が積極的になればなるほど、「やっぱこいつもリア充じゃねぇか……」と思い始めて応援する気がそがれてくるというジレンマ。一級爆発物だよなぁ。

 いや、応援はしてます。やはりどう考えたって死人に引きずられる人生はよろしくないと思うし、六花さんは相手が誰であれ、ちゃんと自分の方を向いてくれる人間と一緒に新たな人生をスタートさせるべきだと思う。しかし、何よりもまず優先されるのは結局彼女の意志なわけで。今回のデートで分かった決定的な「距離」については、やはり一筋縄ではいかない問題であるのは間違いないだろう。

 亮介は、浮遊霊が現れないコンディションのおかげで、非常に積極的に攻めることが出来ている。デートに誘ったことが既に金星だったわけだが、そこからきちんと「デートである」ことを意識にのぼらせつつ、正面から「旦那と勝負」という構図を描き、ぶつかった姿勢は評価出来る。家が上下するあの名物施設(Beeタワーというらしい)の中での直接攻撃なんかも、「もう、ここで一気に点を取って勝ち越したい」っていう姿勢が見えて、これはこれで効果的だったはずだ。他のシーンでは多少乙女チックなくらいに慎重な部分もあった気がするが、場所が場所だけに、そこまでガツガツ攻めるよりは、うまいこと雰囲気を重視してあわよくば、というプランの方が正しかったのだろう。

 しかし、やはり六花さんは動かなかった。今回は六花さん目線で「亮介を見る」というシーンがほとんどなく、彼女の中で「亮介がどういう存在なのか」というのが全く分からない状態だったのだが、彼が用意した真剣勝負の舞台は、どうやら旦那優位に働いてしまった模様。元々、彼が花やしきを用意した意図はうすうす感づいていたようだし、ひょっとしたら「これで思い出を上書きして若い男とやり直すきっかけが作れたらいいかも」くらいの気持ちで挑んだのかもしれないが、様々な場面で現れるのは、とうてい上書きされそうもない幽霊の怨念。どれだけ明るく振る舞っても、どれだけ年上の余裕を見せても、根深く残った思い出の強さばかりが補強される結果になってしまったようだ。

 六花さんは本当に難しい人だ。経験から来る年輪の深さみたいなものはあって、「自分も、本当はやり直した方がいい」という打算めいた部分は頭で分かっているのだろう。だからこそ亮介の誘いもあっさり受けるし、どこかで「亮介が自分にとってもっと大切な存在になればいい」という願望みたいなものがあるのかもしれない。島尾との思い出は大切なものだし、それが絶対的な位置にあるのは間違いないだろうが、それはそれ、と割り切る意識もあるみたいだ。しかし、結局ソレが割り切れないのが「死者の強さ」という奴で。こればかりは六花さんががどう頑張っても仕方ない。ただ、難しいのは彼女が基本的にどこか抜けてるような、根本的に男の思ってることを理解してくれてないような部分があることでして……。細かい台詞とか、結構傷つくこと言うよ、この人。もちろん悪気がないことは分かってるのだが、まだまだ亮介君がどれだけ必死かは伝わってない模様。がんばれ。

 「無理にきまってんじゃん」って言った直後の台詞が「乗り物乗らないの? 乗り放題だよ?」って。ひどい。亮介君が一番乗りたいのは(ry

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