最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
このほど、公式ページで新ラヴニカブロックの第2エキスパンションの情報が発表されましたよ。セットタイトルは「GATECRASH/ギルド門侵犯」。タイトルからしてなかなか刺激的ですが、色々と突っ込みどころが多い告知になったので、せっかくだから期待感も含めて触れておきましょうね。ラヴニカって、未だに「ドラフトが楽しかったセット」として、我々の間では人気なんですよ。ギルドが偏ってて1年を通じてピックの方策ががらっと変わっていくのが楽しかったなぁ。 1.「ギルド門侵犯」も249枚のラージセット!! 言い換えれば、「ウィザーズが俺らに金を払えと言っている」。長らく「ラージ・スモール・スモールの3つ体制+2年に一度の基本セット」というスタイルを守っていたウィザーズは、コールドスナップやらで「あれ? スタンで使えるセットって刷れば刷るほど金になるんじゃね?」ということに気付いてしまい、それ以降、確実に1年のカード生産枚数が増えた。最近はエルドラージにアヴァシンと、「ラージ・スモール・ラージ」の3種体制で稼ぎを上げており、マローなんかはご丁寧に「1年間同じリミテッドだと飽きるだろ? だからラストセットは独立出来るようにしたんだ!HAHAHA!」などと恩着せがましく理由を説明する始末。確かにラージセットを1年剥き続けるとだぶつくけどさ。でも、3つのセットが合わさって環境が完成する姿が見たいんだよ! それこそラヴニカのような、美しい完成図が見えると楽しいんだよ。 しかし、ウィザーズ社の探求は更に続く。今回はギルドとの兼ね合いで仕方ない部分もあるのだが、2つ目のセットがラージで確定。……まぁ、これって普通に考えたら3つ目もラージだよな……。史上初のラージ×3という大エキスパンションになる予感。いや、これでもローウィンブロックよりはかろうじてカード枚数が少ないってのがすげぇけど。……これってリミテッドどうなるんだろう? 公式戦は「侵犯」発売後はR/R/Gになるのか、それともR/G/Gとかなのか。公式ページには「このセットだけでドラフトが可能」って書いてあるから、ひょっとしてG/G/Gなのか? (そして今気付いたんだけど、エキスパンション名の頭文字が旧ラヴニカと一緒のセットなのね。3つ目はDになるのかな) 2,ギルドの分配 ラヴニカといえばやっぱりギルド。あんまりバックグラウンドを知らないものだから、どこぞの噂で聞いた「ラヴニカのギルドは全部ぶっ壊れた」というのを信じていたのだが、どうやら10のギルドは全て健在であるようだ。そして、今回はラージ・ラージというセット構成を利用して、「回帰(R)」で5つ、「侵犯(G)」で5つという配分になっている。5つずつということで、各々の色が2つずつ荷担しており、旧ラヴニカの時のようにエキスパンションでの色分布の差は無いようだ。せっかくなので、現時点で出ている情報を元に確認していこう。 (A).「ラヴニカへの回帰」で収録されるギルド ○アゾリウス評議会(白青) 主導者は長生きスフィンクスの「不可解なるイスペリア」さんで、こいつはどうやらご存命。つまりアゾリウスは過去の体制のままってことかな。ちなみに変わっていないように見えるアゾリウスの印章だが、以前は三角形の中に渦巻いているのは迷路だった。フレーバーによると、この迷路は「意志を試し、変化を止める厳格な構造」を表していたらしいのだが、現在は単なる文字の羅列になっている。少しはお役所根性が抜けたって事なんだろうか。まぁ、多分条文を表してるんだろうから、大して変わってない可能性はあるんだけども。こいつらがどれだけうざいかは「無感情な官僚」のフレーバー参照。 ○イゼット団(青赤) 天才過ぎるドラゴン、「ニヴ=ミゼット」様が率いるキチガイ科学者集団。そのエキセントリックさはカルトなファンが多かったけど、そういやイゼットのカードが構築で活躍した記憶があんまり無いな。ギルドが残っているということで、当然ニヴ様はご健在。それどころか、以前イメージイラストであのジェイスと並んでいる様子も確認されており、よりトンデモ世界にイっちゃってる可能性もある。ジェイスなんて三度の飯よりライブラリが好きなんだからディミーアに行きそうなもんなんだが。ちなみに、イゼットの印章も、以前のものからマイナーチェンジしている。前は「ひらめいちゃった!」みたいな造形だったのに、現在はミゼット様に後光が差しとる。「イゼットの印鑑」のフレーバーによると「イゼットの印鑑はしばしばデザインされ直され、その度にニヴ=ミゼットの虚栄に満ちた肖像に近づいていく」らしいので、こっちの方がよりニヴ様に近いって事なんだろう。 ○ラクドス教団(黒赤) パーマネントを豪快に持って行くことで有名なビッグデーモン、「穢すものラクドス」様の宗教団体、ラクドス。その名前が示すとおり、当然ラクドス様はご健在。っつうか、ラクドスのトレードマークであるトゲが増えて、より禍々しくなっている気もする。こいつぁ相当なパーマネントが必要な予感。ラクドスの印章は一見して変わっていることが分かる。以前と比べると随分すっきりして、赤黒の2色だってことが分かりやすくなったな。色が割れているのは制作者側の都合だろうけど(今回はどのギルドの印章も構成色が分かりやすいように2色で作られている)、ラクドス様のご尊顔と思われるデスマスクが真っ二つに割れてるのはアイコンとして大丈夫なんだろうか。 ○ゴルガリ団(黒緑) 死体が元気、植物ゾンビ、ゴルガリ団。かつては「石の死の姉妹」というゴルゴン3姉妹がボスだったが、どうやら現在は首がすげ変わっているとの情報が入っている(Jaradさんというゾンビ・エルフがトップになっている)。まぁ、あのギルドは中間管理職のサヴラさんがやたら存在感あったからなぁ。っつうか、そもそも旧ラヴニカの問題って「死者が輪廻出来なくなって幽霊が溜まってる」っていう訳の分からない状態だったんだから、死体を使うゴルガリ団は色々大変だったんだろうよ。ゴルガリの印章は、トップが変わったことも影響してか、微妙な変化がある。かつてはゴルゴンがボスだったので回りを蛇の意匠で囲んでいたのだが、これを廃し、なんだか昆虫ライクでより黒緑らしいデザインに。そういやスカラベとか這い集め虫とか、やたら昆虫に存在感のあるギルドだったしな。 ○セレズニア議事会(白緑) 数は正義のセレズニア。かつての環境でも「ヴィト=ガジー」やら「制圧の輝き」やら、構築でも暴れ回った凶悪ギルドだ。そのボスは元々「議事会の合唱者」という、あらゆる意味で地味なドライアドだったのだが、ここも首はすげかわっているらしい。まぁ、今回のトップもドライアドだけども。ただ、ボスが替わっても、ここは何故か印章に変更がない(一応カラーリングが2色にはなったけども)。やっぱり集団そのものを力としている連中だから、多少管理体制が変わっても思想は揺るがないってことなんでしょうかね。 以上の5つが第1エキスパンション「ラヴニカへの回帰」のギルド。旧ラヴニカでいうと「ギルドの都」から2つ、「ギルドパクト」から1つ、「ディセンション」から2つなので、バランスは良い。ただ、実際には戦略タイプとしてはやや偏っており、アゾリウスは確実に低速の「待ち」のギルド。そしてイゼット・ゴルガリ・セレズニアも速いギルドではない(ゴルガリはアホなサイズに任せて突っ込んでくる可能性はあるが)。純粋にビート寄りなのはラクドスだけなので、世界的には多少スローペースになる……かな? 個人的には心のふるさとであるディミーアに冬まで会えないのはご不満である。 (B).「ギルド門侵犯」で収録されるギルド。 ○オルゾフ組(白黒) お化けと商売、オルゾフ軍団。ホラーなのにエコノミックという謎の集団であり、指導者は個体ではなく当時も屈指の強カードとして活躍した「オルゾヴァの幽霊議員」。こいつは現在も変わらずに暗躍を続けているとのこと。うわー、悪そう。というわけで、こちらも印章のデザインには変更無し。これって「選別の太陽」なのかな。 ○ディミーア家(青黒) ライブラリに生き、ライブラリを殺すという、Magic界でも異端中の異端だったのがこのディミーア家。ライブラリ破壊がはっきりとリミテッドの戦術に組み入れられ、成立したのはここが初めてじゃなかろうか(神河世界の「思考の鈍化」みたいなのもあるけど)。そんなマニア集団のボスは元々「秘密の王、ザデック」先生だったのだが、あいつって吸血鬼らしさが無いし、ライブラリ破壊クリーチャーとしては色々と方向性がおかしかったので、現在は首になっている模様。まぁ、元々「実在しないかもしれないと言われているギルド」なんだから、トップが誰かなんて分かるわけないわな。ディミーアの印章は、そんなわけで一切変化がないのである。そりゃま、「トレードマークを変更します」って、徹底するとしたら結構手間のかかる政策だしな。秘密結社はそんなことしないだろう。 ○グルール一族(赤緑) 愉快な名前のでかい奴、「腹音鳴らし」の旦那が率いるのが、頭の悪さとサイズのでかさでは他の追随を許さないグルール。何しろ腹音鳴らしさんが命令するのは「ぶっつぶせ!」と「喰うぞ!」だけってんだから分かりやすい。ちなみに、彼が「ぶっつぶせ!(Crush them!)」と命令している様子は実際のカード「大惨事」で確認出来るのだが、日本語の翻訳スタッフがうっかりしたのか、「腹音鳴らし」の方のフレーバーは「ぶっつぶせ!」なのに「大惨事」の方は「叩き潰せ!」となっている。片手落ち。さておき、そんなビートの申し子は当然現在もお元気。頻度から考えて狂喜能力が再び帰ってくるとは思えないのだが、多分何らかの無体なシステムでまた無茶苦茶なサイズを見せてくれるに違いない。で、何故かシンボルマークが一番変わってるのがここ。グルールの印章は、過去のバージョンだと炎と樹木を掛け合わせたデザインだったのだが、新しいバージョンだと樹木の部分が刹那的な×印に変化しており、中心部のデザインもちょっと変わっている。樹木などの「生命力」のモチーフはゴルガリと被るから、より破壊的なイメージのデザインに変更されたのかもしれない。 ○ボロス軍(白赤) 速さならば誰にも負けぬ、白と赤のビート軍団、ボロス軍。旧ラヴニカでは最初に登場したスピードギルドだったため、「野良剣歯猫」や「石炭運びの豚」までぶっ込んだボロスビートが1つのキータイプとなっていたのである。速さを正義とするこの電撃隊が長とあがめていたのは「ボロスの大天使、ラジア」さんだったのだが、どうやら彼女も既にいなくなっているらしく、現在は別な天使様が指揮を執っている模様。まぁ、天使なんてもんは誰もかれも高慢ちきで大して変わらない連中が多いし、現在はアヴァシンのせいですっかり天使過多の状態なのでどうでもいいのだが、むしろ気になるのは、そんなボロスに荷担しているとおぼしき一人のおっさん。そう、どうやら今回のプレインズウォーカーは帰ってきたギデオンさんみたいなのである。この感じだと各ギルドに合わせて「回帰」でジェイス、「侵犯」でギデオンの線が濃厚だろうか。ちなみに、現時点で各エキスパンションに2体ずつのプレインズウォーカーが収録されることは確定している模様。ラヴニカ生え抜きって誰かいるのかしら。ちなみに、ボロス軍の印章も、なんだかマイナーチェンジしている。元々が微妙にダサかった気もするが、より安っぽくなったような気がする。念の修行イメージみてーだな。 ○シミック連合(青緑) トリをつとめる10個目のギルドは、生体実験大好きなバイオロジスト集団、シミック連合。元々、ギルドボスとして設定されていたカードが「クラージ実験体」という時点で何か間違っているのは間違いないのだが、あくまであれは実験体だったわけで、実質的に当時ギルドを牛耳っていたのはデザイナーの「モミール・ヴィグ」さん。今ではすっかり「モミールベーシック」なんてフォーマットで有名になった彼だが、その実、割と能力は地味だったのだ。今回新たにシミックのボスとして名前が挙がっているのは、Zeganaという名前の女性なのだが、この人が、イラストを見るとなんとマーフォークである。当時のラヴニカにはマーフォークなんて1体もいなかったのだが、この数年で一気にのし上がってきたってことなんだろうか。そもそもシミックってエルフの集団だった気がするんだが……水棲生物恐るべし。ちなみに、シミックの印章も変化は無い。 以上の5つが「ギルド門侵犯」に収録されることになる。「回帰」との対比になるのだから当然だが、ボロスとグルールがいる時点で無駄に速い。まぁ、ディミーアとオルゾフという徹底して待ちのスタイルを貫くギルドと一緒にいることでバランスは取れてるのかもしれないけども。このセットの赤がどうなるのか、気になって仕方ないわ。 以上が、現時点で出ている情報かな。やっぱり、過去の歴史を受けた上で遊びが入るとMagicは楽しい。ニヴ様とかラクドスさんとか、過去に活躍した有名人がどうなっているのかも気になるし、既に故人であるアグルス・コスさんとかの足跡がどこかに残ってないかとか。ウィザーズのことだから、多分過去の強カードのリメイクとかで遊んでくることも容易に想像出来るしね。「シミックのめっちゃ空呑み」とか、「超巨大ヒヨケムシ」とか出ないかな。 PR
リミテッド
リミテッドですが
RTR発売でRTR×3→GTC発売でGTC×3→3番目発売で3番目+GTC+RTR となるそうですよ それにしてもギルド門侵犯はダセえ…ゲートクラッシュでよかったろうに… Re:リミテッド
>リミテッドですが
>RTR発売でRTR×3→GTC発売でGTC×3→3番目発売で3番目+GTC+RTR >となるそうですよ へぇぇ、それだと流石に3番目はスモールですかね。 その比率でラージだと剥くのがしんどそうだし。 2月からはディミーア三昧出来るってことならちょっと元気に。 日本語名はまぁ、「門が壊れた」だけだと背景イメージできないですからな。 |
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