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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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8月24日 ドラフト模様(キューブ×3)
ピック順 【Thraxi】→【Metallica】→【Alessi】→【Sangriter】→【Serra】→【Mei】→
 約一ヶ月の休憩を挟みましたドラフト。今回は(今回からは?)夏休み特別企画として、事前告知していたキューブドラフトをお届けします。
 基本的なコンセプトは前述の記事を参照してもらうとして、今回の目標はとりあえず「過去の遺産でコストをかけずにいかに長く遊べるものを作るか」という部分にあり、そのための1000枚キューブである。ただまぁ、やはりピックをしているといわゆる一般的なキューブよりは「薄い」印象は否めないところで、マナコスト、カラーリングなどのバランスも含めて、多少なりともこれからバランス調整をしていきたいと思う。1回目はそこそこの結果だったので、まぁ、悪い狙いでは無かったと思いますよ。
 次回以降は、出来たらちゃんとアヴァシンパックも用意して選択出来るようにしたいのだが、近所のショップでは売り切れてしまっていたので、購入出来るまでは、このキューブに付き合ってもらうことになるかもしれません。よろしゅう。


    AL SE TH SA ME MT
AL  ー  ×  ×  ○  ×  ×  1ー4 6
SE  ○  ー  ×  ×  ×  ◎  2ー3 5
TH  ◎  ◎  ー  ◎  ×  ○  4ー1 1
SA  ×  ○  ×  ー  ◎  ×  2ー3 4
ME  ○  ○  ○  ×  ー  ×  3ー2 3
MT  ○  ×  ×  ○  ◎  ー  3ー2 2
 
 
1位 【Thraxi】 5色 <木霊の手の内 決断の手綱 耕作>
 
 キューブとは思えない奇跡的な地味パックを作ってしまい愕然とした幕開け。流石に「ボトルのノーム」1引きは冗談だが、とにかくピック表を見てほしい。爆弾カードが1枚も入っていないことが分かるはずだ。そして、そんな状態ならば一番渡りがつけられるのはマナ調整なわけで。評判の悪い「マナ基盤1引き」というこだわりもプライドもない選択である。その後は4引きと早めにおさえた「召喚の罠」が中心的なカードになり、緑が確定、流れで青も決まるが、更に「エルフの笛吹き」も引いたことから「大祖始」「ドラコ」の超重量5色節操なしデッキに。青がサブカラーになったおかげでドローソースも「ジェイス」「聖別されたスフィンクス」「祖先の幻視」と安定し、色事故もほとんど無くてこの結果。キューブの内容を一番知っていたからこその結果、ということは否定しません。これが大人げない勝ち方という奴だ!
 ただ、今回のピックで色々と改変したいポイントも出てきた。このデッキが成立した背景にあふれ出るマナ基盤というのがあるのだが、ちょっとピック中に土地が多すぎる(そしてアーティファクトは少なめ)という気がしたので、キューブから多少土地サイクルを減らそうと思う。また、全体的に多色の存在感が強すぎて、非常にごたごたした印象にもなっているので、こういう節操のないデッキが強くなりすぎないよう、多色カードの強さもセーブしたい。詳しくは次回の試合までに報告します。
 
 
 
2位 【Metallica】 黒赤白 <未練ある魂 鏡割りのキキジキ グリセルブランド>
 
 メンバーの中ではもっとも経験値が低く、見知らぬカードも多すぎるためにキューブでは苦戦必至だろうと思われたのだが、終わってみれば悪魔の加護もあってこの位置に。無茶苦茶なイベントではあったが、それなりに楽しんでもらえたようで何よりである。私とは対照的に、開けた人も回された人も救えないような鬼パックを錬成してしまい、1引きでは頭を抱える。確かにプレインズウォーカー2体入りのファーストパックはなかなかひどい。そして、ここから「知っているカードしか引けない!」と思考放棄して選択したのは「未練ある魂」だった。しかし、それでもこのカード群に含まれているということは、やっぱり強いカードだったってことなんですよ。「吸血鬼の夜鷲」「よろめく死体」「カルガの竜王」など、比較的低めのマナ域からもスタート出来るビートラインに加え、「イニストラードの君主ソリン」と「未練ある魂」の数の戦術。そしてここに「喉笛切り」や「大物狙い」といったクリーチャー兼除去の役割を果たすカードが上手く絡んだ。膠着した試合も「グリセルブランド」さんが駆けつけてくれれば万事OK。魂のふるさとである感染カードも想像以上に集まったおかげで、毒殺勝利も何度か発生するラッキーもあった。やはり、三つ子の魂は大事にすべきなのかもしれませんな。
 
 
 
3位 【Mei】 緑赤青 <永遠の証人 石鍛冶の神秘家 シヴのワーム>
 
 こちらも三つ子の魂なのだろうか。今回のデッキの中では主義主張が見えにくいデッキだが、「魔力の乱れ」「除外」「否定の儀式」とならんだカウンター呪文が毎度の「俺つえー」欲がちらほら。1引きは並み居るレア軍団の中から「永遠の証人」を選び出し、その後も基本的にはアドバンテージ要素を重視した立ち回り。ほとんどメリットのない「粗石の魔道士」がメインで採用されているあたりも性格が出ている部分か。これだけ強いカードが集まっているというのに、やはり真性のカードというのはそんな中でも図抜けて出てくるというのがよく分かるのが「曇り鏡のメロク」さん。「こんな除去耐性も薄いコントロールクリーチャーが活躍したんだから、神河当時って大人しい環境だったのかねぇ」とかカード選ぶ時には思ったもんだが、実際に回っているのを久しぶりにみると、やっぱりトチ狂っているのは間違いなかった模様。
 
 
 
4位 【Sangriter】 赤緑黒 <硫黄の精霊 燎原の火 獣相のシャーマン>
 
 色々と思惑のある1引きが繰り広げられているわけだが、こちらもやや地味めなファーストパックから選択したのは、意外にも「硫黄の精霊」という小兵。ここから赤緑の肉を中心としたピックを展開し、比較的まとまった怪獣デッキの様相か。決め技の1つである「燎原の火」に加えて「破滅的な行為」「虚空」など、派手な部分はやはり殺伐とした印象。そんな中にも「モグの狂信者」が潜んでいるなど、連綿と受け継がれた赤への愛情も忘れてはいないようだ。そこそこ満足してはもらえたみたいだが、「隠れしウラブラスク」さんが最後まで隠れっぱなしだったり、「ウルフィーの銀心」は上家がカットしていたり、やや残念要素も残っているとか。このデッキを見てると、やっぱりキューブに入れる火力って難しいな、というのを改めて感じる。多少コストはかさんでも大火力を増やした方がいいのかしら。
 
 
 
5位 【Serra】 白赤 <動員令 大修道士エリシュ・ノーン 磁器の軍団兵>
 
 こちらも三つ子の魂タイプ、あの頃の栄光を求めるかのようなボロスビート。今回のデッキの中ではもっともスピードを意識したデッキで、序盤から「闘争の学び手」「鞭縄使い」「名誉の手」「上昇スリス」「磁器の軍団兵」など、低マナ域の優良クリーチャーが限られているキューブの中で必死にウィニーを意識してデッキをまとめた。「皇帝ヘルカイト」のように、変異を活用して低マナ域をそろえるという技まで駆使している。もちろん、それだけではデッキが作れるはずもないので、決め技としては「永遠のドラゴン」や「大修道士エリシュ・ノーン」などの白ファッティも控えている。これに「忘却の輪」などの個別除去、「最後の裁き」「アクローマの復讐」などの全体除去がアクセントを加える。結果的に狙い通りのデッキになったのは間違いないのだが、やはり怪獣世界でウィニー寄せはリスクが高く、最後の1手が足りないで負けた展開はちらほらあった模様。そりゃまぁ、マナカーブなんて言葉がむなしくなるようなルールだしなぁ。ただ、思ったよりはビートでたたみかける流れも悪くないように見えたので、今後のキューブ調整以降、この手のデッキがどこまで伸びることが出来るかは注目したい。まぁ、どうあがいてもやっぱり「日々を喰うもの」は無理だったと思うが。
 
 
 
6位 【Alessi】 赤白 <神聖なる埋葬 四肢裂断 包囲攻撃の司令官>
 
 ドベはこちら。「今回はなんか色々と駄目」とのことで、特に負けた理由なんかについては考えないことにする。デッキはこちらもボロスカラーだが、クリーチャー殴り力ではなく、「放蕩紅蓮術士」「ヴァルショクの魔術師」などのティムれる要員が多く、他にも「包囲攻撃の司令官」に「トリスケリオン」と、やたらチクチクダメージが飛んでくるデッキ。これに「総崩れ」「神聖なる埋葬」「軍部政変」と過剰とも言える全体除去を詰み、少しずつアドバンテージを広げていくのが狙いだろうか。X火力の「ギトゥの火」、「復讐のアジャニ」「ギデオン・ジュラ」とプレインズウォーカーも多くて色々とやれることも多かったはずなのだが……「今回はなんか色々と駄目」だそうです。こちらも「狩り立てられたラマスー」が全力でデメリットを活かしていたりもしたので、やっぱりデメリつきファッティは使いにくいというのが結論でいいんじゃなかろうか。
 
 
   
 【Thraxi】(5色)→【Metallica】(黒赤白)→【Alessi】(赤白)
  ↑                      ↓
 【Mei】(緑赤青) ←【Serra】(白赤) ← 【Sangriter】(緑赤黒)

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