最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
藤島さんマジミッショネル、第8話。こんな奴がクラス委員やってたら、むしろ怖くて学校にいけねぇ。しかも愛の伝道師を謳っておきながら自分はガチレズとか、どうしたらいいんだこの娘。御前ボイスの委員長とみゆきちボイスの俺様女とか、どれだけMに優しいクラスなんだよ。
藤島さんだけを見ていれば非常に華々しくて愉快なお話ではあるのだが、本筋の方が全速力で転がり落ちる最中である。次回予告を見る限りでは次のエピソードでも盛り返せるのかどうかは微妙なところだが、一応今回が主人公の成長イベントだったと考えれば、次からは何かポジティブな話題も期待出来るのだろうか。まぁ、普通に考えるとこの状況がプラスに転じる手段なんて無い気もするのだが…… それにしても、今回は太一の暴走が見るに堪えなかった。姫子がことあるごとに罵る「自己犠牲野郎」の思考回路は、改めて見せつけられると常人には理解出来ない病気レベルの状態であることが確認出来る。義文との口論は一見すると平行線であるが、おそらく視聴者の中で太一の側に荷担したいと思う人間はいないだろう。どう考えても無茶苦茶な精神論であり、典型的な「何も考えていない」言行である。確かに、諍いの間に出てきた通り、前回の人格入れ替わり事件の場合には勢いで乗り切れてしまった部分はあったのだが、それだって紙一重には違いないし、実際には姫子、伊織、唯の持つ心の傷は、完全に癒えたということは決して無い。太一の行動がもたらした効果はふうせんかずらに手を出させるという、「ターン進行」の役割であって、その結果伊織が入院する事態になったことは忘れてはいけない。義文の側からすれば、ひょっとしたら今回も太一が無茶をすれば同じような効果は得られるかもしれないが、今度は傷つく可能性が一番高いのが唯なのである。これだけは黙って見ているわけにはいかないことなのだ。 結局、「何も打つ手はない」ということが確認されるだけで、どんどん沈んでいくばかりの状態。太一と義文の間には決定的な溝があり、どうあがいたところで同じような不安を抱える伊織に埋められるわけがない。もう1つの飛び道具として期待される姫子も、先の事件で地に潜ることを選択してしまった。天下の姫子さんがこんなところで終わる器じゃないとは思いたいが、「心の傷」「隠された欲望」などといったタームは人間不信の姫子がもっとも苦手とするフィールドである。彼女の本領が発揮されないまま事態が進行すると、彼女にとっても残念な結末が待ち受けている恐れがある。出来ることなら、藤島さんみたいな埒外の思考回路でもって、彼女の窮状をすくってあげてほしいもんである。 まぁ、悩みは深くなる一方であるが、今回は一応太一をメインに一段フェイズを進めることが出来たのは収穫ではあろう。特に藤島さんの辣腕と先生の適当指導によって太一が一歩進めたことがはっきり分かるのは良いことだ。先生が言っていたことは本当に理想論、一般論でしかないので今回の太一たちのピンチを救うのには力不足な気もするが、こういうことってのは、まず当たり前のこと、足下から確認して先に進めるのが重要なのだし。太一にとっては、こんな状況でも何とか引っ張ろうとしている伊織の存在も大きいだろう。改めて大きくくくると非常にありきたりな青春ドラマ、成長記であるという気もするのだが、こんなとんでもない状態でも「なんか分かる気がする」と思える作劇というのは、なかなか面白いのではなかろうか。 まったく関係無いけど、先生と教卓を運んでいる間の文研部部室を俯瞰で捉えて伊織を見ているカット、すごく「サムデイインザレイン」っぽいよね。あそこまで尖った演出ではなかったけども。時間経過を表して伊織の心情を描き込む演出としてはアリですな。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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