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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 燃やせ命のライオネットボンバー! 第23話。集結イベントと見せかけて、実は蒼摩の修行と成長を描く蒼摩メイン回だったでござる。「敵陣突入!」っていうサブタイトルのような緊張感は無かったものの、暑苦しいバトルシーンにお約束の友情描写、そして久しぶりの噛ませ臭全開の白銀聖闘士と、この作品のテイストがちゃんと思い出せる回になっています。

 どこで示し合わせたのかさっぱり分からないが、気付くと再会している光牙組と栄斗組。のんきに飯を食いながら「ちょっとバベルにでも行ってみるかぁ」というお話。「忍者を舐めるな」とはおっしゃいますが、何で敵陣本拠地の情報まであっさり入手出来てるんだか不思議で不思議で。その能力があるんなら、お前ら忍びだけで何とかアリア奪還くらいやってみせてよ。龍峰も一緒に行動してたんだったら、「なんだこいつ、いつの間にそんな情報手に入れるんだよ……」と気持ち悪くなってもおかしくないんだがな。スパイ疑惑が湧かないのはやっぱりこいつらが基本的にアホだからなんだろうか。

 そして、「たまたまほとんどの白銀聖闘士が出払っている」という、とてつもないラッキータイミングで突入をかける4人。バベルを守っているのは私闘に明け暮れることに一切の躊躇いが無いという、将としては問題有りのソニアさん。唯一守りについていたのが「パーフェクトスクェア!」という素晴らしい防御技のみをもつ盾座の人だけ。こりゃぁ本当に風が来てます。ただ、やっぱりソニアさんは普通に強かったらしく、栄斗・龍峰コンビをホーネット・スティンガー一撃で吹き飛ばすという活躍を見せる。前回蒼摩と戦った時は火の遺跡という相手のホームで戦ったからこそ後れを取ったわけで、ハンデが無い状態ならばまだブロンズごときに負ける人ではなかったらしい。

 しかし、そこに登場するのが因縁の蒼摩なわけだ。彼の修行イベントについては「回想で描かれただけ」というちょっと軽い扱いであるが、教えを請うたのがあの邪武だった、というのがサプライズである。登場時はどこか主人公のライバルキャラに見えていた邪武。その割には単なる跳び蹴りしか撃てない邪武。気付いたらレギュラーキャラでも何でもなかった邪武。最終的な思い出としては「沙織さんの馬」というキャラしか残らなかった邪武。アナザーストーリーのユニコーンの方が圧倒的に出番が多かった邪武。そんな邪武だが、ひよっこ聖闘士から見れば立派な大先輩だ。なにしろ、先代ライオネット、蛮さんを倒した因縁の相手だ。彼に教えを受ければ、きっとライオネットの魂が呼び覚まされるに違いない。

 邪武の描写についてはほとんど具体的な説明はなく、なんか砂漠っぽいところでテンガロンハットを被り、馬に乗って登場するという、聖闘士星矢というよりもテリーマンを意識したような現れ方。「昔は聖闘士をやっていた」とさりげなく引退済みであることを臭わせながらも、心身ともに落ち着かない蒼摩を見て「そんなんじゃ俺にも勝てない」と先輩風を吹かせる。でも、割と貫禄はあったなぁ。ひげなんか生やしてちょっとダンディさを演出した引退聖闘士は、あれだけアテナに忠誠を誓っていたはずなのに「アテナへの反逆者」の触れ込みであるはずの蒼摩に快く力を貸してくれた。以前の氷河たちといい、こいつらはマルスのお達しについては全然聞き及んでいないんだろうか。

 しかし、引退した身とはいえ、地力で聖衣をもぎ取った先代聖闘士もなかなか馬鹿にしたもんではない。二人で暑苦しく修行した結果、蒼摩は目に見えるほどに成長を成し遂げ、奥義(?!)ライオネットボンバーを習得。多分邪武から先代ライオネットについての情報を得ていたのだろう。「必殺技? あぁ、そういや蛮がなんか叫んでたな。一コマだけwww ボンバー!とか言ってwww あれやればいいじゃんwww」みたいなサジェスチョンがあったに違いない。これが受け継がれる魂かー。

 しかし、実は意外に馬鹿にしたもんでもないライオネットボンバー。光牙が感心していたところを見るに、おそらく「ライオネット・バーニングファイヤー」よりも威力は高い。盾座のおっさんなんか瞬殺であるし、因縁の再戦を果たしたソニアさんからも太鼓判。彼女の大技と相打ちになるという栄誉を賜った。まさかこんなにも早く再戦が叶うとは思っていなかったが、ソニアさんも今回は全力で挑んでくれたおかげで、なかなか良いタイマンバトルになったのではなかろうか。ホーネット・スティンガー以外にも「トワイライト・マリオネット」なるオリジナル技も披露してくれたし、ソニアさんも案外多芸である。蒼摩の親父さんの因縁を残して次への布石を残し、今作のライバル関係の中では一番見栄えのする二人は、再び別れたのであった。

 実を言うと、蒼摩の設定ってなんだかんだで恵まれている。ソニアさんがライバルキャラとしてきちんと引き立ててくれているのに加えて、5人の中では光牙についで2番目に修行シーンに力が入っていたのだから。現時点での修行プロセスは、光牙が氷河との直接対話という一大イベントであり、蒼摩が一応レジェンドである邪武とのトレーニングで2番目。そして栄斗は「忍びの父親」(笑)で、残りの2人に至っては修行すら出来ていない。まぁ、龍峰はあんまりしんどいトレーニングに励むとぶっ倒れそうで怖いけど。あいつの場合、何が起こっても「紫龍の血」っていう売り文句で逃げ切れるだろうしね。

 さぁ、いよいよ次回はエデンとの再戦だ。雷の遺跡でのバトルってことは、当然このままエデン改心イベントも用意されているってことだろう。二人の間で揺れ動くアリア嬢がどうなるのかも注目したい。あと、シャイナさんが何か大事なことを言うらしいのだが、果たして光牙の宿命とは? ごめん、あんま興味ないな。

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