最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
やたらと強盗事件ばかり起きるので学園都市の治安が不安で仕方ない第5話。わずか1年足らずで「偶然」強盗事件に2件も遭遇するってのはどうなんだろう。 今回は黒子と初春の馴れ初めから友情タッグ成立までのお話。筋はあまりに単純ながら、相変わらず安定した画面とあまりにアホの子っぽい表情がキュートな初春のおかげで、何となく見られてしまう罪作りな作品である。ロリ黒子もロリ初春もなかなか愛らしいです。まぁ、現時点でも中学生なんだから小学生だって対して変わらないはずなんだけどさ。よくもまぁ成長したもんだ。 ただ、筋立ての単調さ、ご都合主義な状態は相変わらず看過するには厳しい部分が少なくなく、今回も最も重要なファクターである「黒子と初春の友情」という要素への成立課程がおかしい。シナリオメイクで一番いただけない点は、黒子のあの過去の挫折を描く前に、車上荒らしを相手に向こう見ずに飛び込んでいく黒子が描かれていたこと。それなりに訓話的な反省を過去にしているにも関わらず、現在の黒子はそんな教訓をすっかり忘れて自分勝手に振る舞っている。視聴者は回想シーンを見る前にその事実を知ってしまっているわけで、幼い黒子がどれだけうちひしがれ、反省したとしても、「お前、1年後にはきれいさっぱり忘れて傲慢になってるじゃねーか」と冷めた目で見てしまう。 さらに、郵便局での黒子の心理状態も、よく考えるとおかしい。初春は身を挺して自分を庇ってくれた黒子に憧れを抱き、黒子を目指して精進したいと思うのは自然な流れなのだが、黒子の側から初春に歩み寄る理由が何一つ無い。確かに自分の浅慮のせいで初春を危険にさらしてしまったという負い目はあるかもしれないが、だからといって「初春と一緒に切磋琢磨していこう」という心理状態になる理由にはならないだろう。脚本上は「何となく2人で危機を乗り越えたんだから友情は成立するだろ」というくらいの気持ちで構成されているのだろうが、黒子はプライドが高く、自分本位の性格であるのだから、あのエピソードから初春に対して親愛の情を抱くには何かが不足している気がする。 もちろん、強盗事件が発生したときの郵便局側の対応が明らかにおかしいとか、大して強くもない能力を笠に着て単身突っ込んでくる強盗の頭の悪さなんかは考えてはいけない要素なのだろう。「モノが同じスピードで前に進み続ける」という能力は使い方次第では面白いが、後ろに壁などが無い状態の人間(つまりクライマックスの黒子の状態)に向かって放ったとしても、単に「ゆっくり進んでくるパチンコ玉に押されてちょっと後ろに下がる」だけのような気がするのだが。足に根が生えているわけではないのだから、落ち着いてかわせば何ら驚異ではないだろう。 とまぁ、不満たらたらの脚本面ではあるのだが、まぁ、なんとなくきゃっきゃうふふしてくれてるから、許してやらんでもない。日課とはいえ初春のスカートに頭突っ込んでご満悦の佐天はまずい気がするが、頭お花畑な子にちょっと特殊な感情を抱いても仕方ない、かもしれない。約1年のうちに頭のお花が咲き乱れるようになったのも仕方ない、かもしれない。ラストシーンで夕日に向かって走るところも、お花が咲き乱れているせいでギャグにしか見えなくても仕方ない、かもしれない。今日もいい花咲いてます。
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