最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「好きっていいなよ。」 5
季節によってアニメのジャンルがやたら偏ってるイメージってある。前クールは電子関係のラノベがやたら寄ってたイメージなのだが、今期はスタンダードな少女漫画に傾いているのだろうか。「となりの怪物くん」「神様はじめました」ときて、これで3本目。まぁ、あまり少女漫画を読む経験が無いので識別レベルが低いだけなのかもしれないけど。 今作の場合は設定でも「となりの怪物くん」に近いものがあり、「なんかつっけんどんな女性主人公に、興味を持ったイケメン男子が近づいてくる」というシチュエーションである。つまり、少女漫画のメインターゲット層である中高生女子あたりにストライクな設定ってのはこの辺なんだろうね。まぁ、萌えものの真逆と考えればいいんだろう。オタクとかさえない男が、なんの因果か学園一の美人と付き合うことになった、みたいな。昔は「少女漫画の方が理想像としての相手役がハイパースペック過ぎて引く」という主旨のことを書いた気がするのだが、こうしてどちらのジャンルも数が揃ってきて並べて見ると、まぁ、どっちもどっちってな気もするな。 主人公の女性像は割と似ているが、「となりの怪物くん」との差は、男性側の設定だろうか。「怪物くん」はタイトル通りにちょっとイレギュラーな相手役を立てているが、こちらは本当にど真ん中のベタベタイケメンである。そういう意味ではこっちの方がより「君に届け」に近いかもしれない。「学年一モテるのに女の子に興味が無い」という実に都合の良い設定の男が、「今まで見たことがないタイプだ!」ってんでヒロインに興味を持つ。あら、まんま「きみとど」だわね。ただ、爽子の場合には「実は黒沼さんったらすごく良い子」というのが根本にあって、風早君は「その爽子の隠れた魅力にいち早く気付いた人」というイケメンポイントがあったわけだが、今作の橘めいは、端から見ると本当に単なる暗い奴でしかないので、今のところちょっと説得力が乏しい部分はある。「過去に裏切られたから友達を作らないことにして生きてきた女の子」っていうのは、爽子とは全然違う問題を抱えてるからなぁ。今後、メインヒロインにどれくらい魅力を付与出来るか、という点が、この作品の正否を分ける部分になるのではなかろうか。 ただ、そんなことを言っておきながら、実は1話目でも割と良いと思ってしまっている部分がある。多分中の人の影響で魅力的に見える部分はあるんだろうけど……アニメ全体としての方向性が、他の作品とちょっと毛色を変えているのが大きいのかな。大体、他の作品の場合は恋愛模様の部分以外は適度に茶化してSDキャラがギャグで繋いだりすることが多いのだが、少なくとも第1話に限っては、この作品はかなりシリアス要素強め。冒頭、めいのトラウマシーンから始まって母子2人の食卓なんかは色々と思わせぶりであるし、ストーカーさんがめいに目を付ける描写なんかが、むやみやたらに生々しく、説得力を持って描かれている。分かりやすい少女漫画っぽくストーカーが襲いかかってくるとかいうこともなく、単に「コンビニの前で待ってるだけだし、そこから逆上したりもせずに大人しく去っていくだけ」っていうのも、かえって本物のストーカーっぽくて怖い。「さえない女子がイケメン男子に突然惚れられて、いきなりキスされる」っていうだけだと「相変わらず妄想全開の少女漫画設定」と言われるだけだが、その回りのファクターも、それを彩る演出方向も、過剰にアニメ的にならず、どこか「物語」に比重を置いているのが面白いのかもしれない。制作がZEXCSっていうのでちょっと不安はあったのだが、佐藤卓哉監督の手腕なのか、思いの外印象的な画面に仕上がった。今期の少女漫画3本は、それぞれに目指すところが違っていて、なかなか楽しめそうである。 中の人については、1話目はとにかくかやのんフィーバーの幕開けである。あんだけ嫌われそうなキャラなのに、自然に醸し出されるヒロインオーラ。ナチュラルセラピーは伊達ではない。そして、サブキャラには「新世界より」でメインを務める種田梨沙の名前もクレジットされている。個人的にはこっちの少し飛ばし気味の声の方が聞けるかなぁ。ちなみに相手役は毎度お馴染み櫻井孝宏である。ついこないだまで大量の妹容疑者に追いかけられてた人である。 PR |
ブログ内検索
リンク
最新記事
(11/21)
(11/20)
(11/19)
(11/19)
(11/18)
(11/17)
(11/17)
(11/16)
(11/15)
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
アーカイブ
|