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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「イクシオンサーガ DT」 5

 異世界オチものだ! なんかすげぇ久しぶりに見た気がする(犬日々はカウントしない)。「オンラインゲームに行く設定」はものすごくいっぱいあるのに、「異世界に落ちる設定」はなんだか久しぶり。

 食傷気味のゲーム世界だが、今作はそんな世界に反旗を翻すべく、なんだか斜に構えた設定になっている。落ちてきた主人公は生身のまんまビーターだったり妙な能力を持っていたり、そんな都合の良い設定は(今のところ)無い。何故かずっとヘッドホンを首にかけっぱなしという謎設定こそあるものの、ずっと回りの人間が戦っているのを見てぽかんとしているだけだ。これは案外見ていてホッとする。もうゲームの設定どうでも良くなったし。ま、その他の設定についてはいかにもなファンタジー設定なんだけど、主人公も突っ込んでいたように、どこかずれていて絶妙にギャグに傾いているのがポイント。福山キャラは時折声が野太くなるオカマ、梶君のキャラは地面に埋まり、神谷キャラは髪型が突っ込み待ちな上、次回予告を見ると、今週の顛末のせいで爆笑問題の田中状態になるらしい。なんだこれ。スタッフを見れば、なんとこちらにも高松信司の名前がクレジットされているではないか。今期は「ジャイロゼッター」との2本立てなのね。忙しそうだな。

 まぁ、どこかずれているとは言ってもその他のアニメ的な部分は取り立てて見るべきものでもない。絵もどこか古くさいし、デザインに合わせたかのようになんだか動画も粗い。制作はブレインズ・ベースなんだからやろうと思えばバトルの演出なんかももっと力を入れて描くことは出来ると思うのだが、多分監督やスタッフの意向でわざと適当に描いてるんじゃないか、って気もする。もう、番組タイトルの時点でひとネタ回しているわけだし、こんだけ緩いギャグ展開に力入れても仕方ないし、どっか隙のある作りにしたい、っていう方向性なんじゃなかろうか。なんでもかんでもとにかく高品質を求められる昨今ではちょっと好意的な解釈な気もするが、これはこれでいいのかな、という気がしてしまうのは思うつぼなのか。でも、こうやって適当に見られるのがあると、それはそれで助かるんですよ。

 中の人の話は、まず主人公役の江口君がいい感じ。若手の中では一歩先に行くテンション芸だと思ってる。他の面子もかなり濃い中で、きちんと主人公出来てるだけでも偉い。なにせ見方が福山&カズ中井、相手側には神谷・杉田・鈴村・梶連合軍。いい加減もっとバリエーションつけようぜ、と言わずにいられないラインナップ。一番新鮮だったのは、よく分からない優遇されてた割に出番少なかった新谷さん。

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