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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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うわぁぁぁ! 次回予告の音源ちょっと変わったぁぁぁ! 絶妙にアレンジかまされたよ。どんな売りやねん。

 さて、相変わらず中身がみっしりで大変。今回も説明説明アンド説明な部分はあったが、そんな中でも1枚絵にしてきちんと印象的な部分は見せてくれているので、1期最終話みたいな詰め込み感は無い。するっと流せる部分と、そんな中でドキッとするような溜めを作る画作りのバランスが良い。今期は今のところ1話2話とも岩畑さんのコンテである。この人も元永監督とのつきあいが長いが、割と近しい感性の持ち主に見えますね。

 2期はド頭からいきなりクライマックスな感があり、いつも通りに元気溌剌なチームココに対し、回りを動き始めたCIAがおり、それとは別に完全に私利私欲で動き出したヘックスという体勢になっている。ブックマンはアールとの絡みで密接にココたちに関わり、ヘックスの方はココ自身との因縁浅からぬ仲。そんな関係性なのに、気付けばその中心にはココじゃなくてヨナがいるっていうのがなんか笑える。世の中ショタを狙うのが一番手っ取り早いのかー。

 今回珍しいのは、危機を察知したとは言っても、現時点ではまだココの方が後手を踏んでいる感があるところ。今までの戦闘ではどんな状態でもあの笑顔が余裕の笑みに見えたものだが、今回ばかりは笑っているのは「知らぬばかり」であるように見える。特に、今回はその張り付いた笑顔の裏の意味が明かされたのでなおさらだ。もちろん、最大の敵、最大のピンチだからこそ、板挟みになったアールの苦悩が浮き彫りになってくるわけだが。唯一の情報の拠り所であるブックマンは「ヨナを差し出せばすむ」と突き放すが、既にチームココの一員としての関係を育んできたアールにはそんな判断は出来るわけがない。なかなか辛い状況であるが、最終的に誰が傷つくことになるのか。相変わらずシナリオ面でがっつり引っ張ってくれる作品である。

 上記のように、今回はココの「笑顔」というのが1つのキーポイントになっており、その他にもブックマンの「食事」なんてのもポイントとして機能する。台詞で説明するポイントはもちろん大事だが、わざわざなんの変哲もないシーンを声無しで繋ぎ、そこに置かれたキャラクターの心情を読み解かせる、というのは面白い演出だ。展開が早いので中の人たちもついて行くのが大変、と言っていたが、その苦労に見合うだけのメリハリがきちんと出来てると思う。

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