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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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すおうみことってなんか聞き覚えのある名前だと思ってたけど、スクールランブルか、第6話。こんだけ珍しい名前で読みが被るってのは珍しい現象だな。しかもそれなりにメジャーな作品だと思うのに。ナバがやってるのは周防美琴、ツダケンさんは周防尊。要注意だ。

 今回は赤のクランを大きく掘りさげるお話になった。ず〜っと「赤のクラン」って書き続けるのもアレなので、ぼちぼち「吠舞羅(ほむら)」という名前で呼んでいくことにしよう(俺の辞書登録にまたどうでもいい単語が増えていく)。これまで疑問だったことがいくつか解決されることになったのでありがたいっちゃぁありがたいのだが、説明回とも言えるので、これまでみたいな急激な動きもなく、かといって愉快なシーンがあるわけでもなく、粛々と地味な印象のエピソードになっている。構成も非常に抑えめなのだが、ラストであのエンディングの演出があったので、一本のシナリオとしての落としどころは理解出来る。過去を語るエピソードのコンセプトは綺麗にまとまっていたんじゃなかろうか。我々視聴者は「これからどうなるのか」ばかりが気になるところだが、今回はひとまず、セピア色になった過去の話に一区切りである。

 クラン、という言葉もよくわからなけりゃ、王ってのが何なのかもはっきりしない。それは今でも変わらないことなのだが、一つだけはっきりしたのは、吠舞羅というクランは、周防尊が作り上げたものではなく、実質的に、そのカリスマを見いだし、祭り上げた十束多々良という存在が産みだしたものであるということだ。喧嘩も弱いし、どこかふざけていて威厳も説得力もない。あげくチンピラに絡まれたり周防をおちょくって怒らせたりと、どこかズレた側面ばかりが見える謎の男、十束。彼は見た目通りのことしかしていないはずなのだが、結果的に彼の存在が周防を王として立たせ、その周りに人を集めることになった。青のクラン・セプター4が警察組織として規律で集っているのに対して、吠舞羅の方は完全に家族として、仲間としての繋がりで集まっている。周防を十束が持ち上げ、それを草薙がサポートしたところに、八田などの仲間が集まった。つまり、無色の王に十束が殺害されたあの事件は、吠舞羅にとっては存在意義を揺るがしかねないほどの大事件だったわけだ。現時点では、赤と青の関係性が明確でないので周防が何を考えているかは不明だが、どうもそうした「赤と青の抗争」の根本には、「十束を失った吠舞羅」という状態が関係しているように見える。

 こうして、「吠舞羅の成り立ちと現在の状態」についてはある程度の理解が得られた。現時点で分からないのは、セプター4との関係性くらいだろうか。草薙は淡島さんと非常に親しい間柄のようだが、各々の組織が対立し続けていることについては深くは触れなかった。周防が軟禁されていることにより現在の平穏が保たれているらしいが、なんか面倒くさそうな単語も出てきていたし、その辺は置いておこう。また、前回暴れた猿比古というイレギュラーなメンバーの存在も気になる。今回、周防が手から「赤のエネルギー」を発して何かをやらかしているシーンが描かれていたが、どうもあのオーラ的なものこそが「王」であるための、もしくはクランに所属するための条件としてあるようだ。それを2つ使える猿比古の存在は、今後どのように揺さぶりをかけていくのだろう。

 そして、もう1つの謎といえば、今回ひたすら鬱々とし続けたシロ組の方である。前回ラストで菊理ちゃんから「知らない」と言われた「無色の王」。何故そんなことを言ったのか、というのが謎だったが、まさか社の記憶ごと抹消されているとは。そして、彼に関する記憶・記録が消えていくだけでなく、彼自身の記憶もどうやら怪しくなっているという。果たして何が起こっているのか。菊理の記憶が消えるというリアルタイムの現象が起こっている時点で、「全てが社の妄想だった」という落としどころはあり得ない。現時点でも、社を取り巻く世界で何かが起こっているのは間違いないだろう。それは一体誰の力なのか。少なくとも、吠舞羅やセプター4が関係しているとは思えないし、本来の「無色の王」であるはずの三輪一言も、今回の事件に関わっているとは思えない。となると、首謀者として考えられるのはやはり社自身ということになってしまう。彼が、赤と青のクランの関係性を揺さぶるために十束を殺害したことと、現在社が置かれている状況の謎は、何か繋がりがあるのだろうか。

 「自分についての記憶・記録が消えていく」という現象は、古今東西の様々なメディアで展開されるモチーフであるが、やっぱり何度見ても薄ら寒いものが感じられる。しかも社の場合にはその出自について視聴者も知らなければ本人も知らないのである。拠り所を失った主人公が今後どうなっていくのか、しばらくは鬱々とした空気が続きそうだ。何が辛いって、社との関係性が切れてしまったら、もう菊理ちゃんに出番が無くなってしまう気がすることである。いっそ彼女がどこかの王として立ち上がるくらいの展開希望。

 次回は淡島さんメインでセプター4と社の絡みになるんだろうか。クロは今のところあのどうしようもない人の良さのおかげで社に味方して空気を和らげてくれてはいるが、セプター4と刀どうしでぶつかり合ったらどうなるんだろう。とりあえず、そんなむさ苦しい対決よりもネコと淡島さんの破廉恥対決希望。なんだよ、あの次回予告の全裸連行シーンは。

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