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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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<以下の文章は、放送当時に執筆されたものである>
 
○第19話「雪月花」
 脚本・川崎ヒロユキ  絵コンテ・藤原良二  演出・羽原久美子  作画監督・興石暁


 <あらすじ>
 ある日ゆずきが下校しようとすると、校庭の花壇で用務員の不和が、同僚の曽根、石元先生と一緒に草花の剪定をしていた。増えすぎた花を刈り取る3人を見て、ゆずきは思わず「可哀想」と呟く。そんな彼女に、不和は「どうせ捨てちまうもんだし」といって刈り取った花を包んで渡してくれる。ゆずきが花束を受け取って上機嫌で帰路につく途中、ふと商店街で電柱に目をやると、そこには「百鬼家」と書かれた葬儀の案内が貼ってあった。「ひゃっき家って、怖そうな名前……」と一人ごちるゆずきに、後ろから「それはナキリって読むのよ」と声をかける女性がいた。喪服姿のその女性は、ゆずきが手にした花束に手を伸ばすと、あっという間に花束に細工を施し、一房のブーケを完成させる。感心するゆずきに、女性は「代わりと言ってはなんだけど」と前置いて頼み事をする。「喪服姿だと恥ずかしいので焼き芋を買ってきて欲しい」と。
 
 2人は神社の境内に座って仲良く焼き芋を頬張る。彼女の名前は百鬼(なきり)花緒里。今日は死んだ父親の葬儀だったらしいが、親戚が煩わしくて少し抜け出して来たのだと言う。家業である華道の家元を継ぐ継がないの意見が合わず、花緒里は父親とあまり関係が良くなかったという。両親にずっと家元を継げと言われ続けていた一人娘の花緒里は、親に反抗するために高校時代には家を飛び出したこともあるらしい。「自分の人生は自分で決めたいじゃない」と笑ってみせる彼女に、まだ何の進路も決まっていないゆずきは憧れのまなざしを送る。
 
 しばらくすると、百鬼家の使用人が花緒里を迎えにやってきた。使用人頭の老人は門倉、運転手を務める若者は島月男という。「何故私があそこにいると分かったの?」と花緒里が問うと、月男は「小さい頃、よく二人で遊んでいましたから」と答える。一緒に乗せてもらった車中で、2人の間にただならぬ関係を察知するゆずきだったが、月男は「いえ、僕は両親に捨てられて、百鬼家に拾っていただいた身です。幼なじみなだけです」と説明する。花緒里も、「月男さんは私の兄のような人だ」と同意するが、その頬は僅かながら赤らんでいた。なりゆきで百鬼家に招かれるゆずき。場違いな気がして断ろうとするが、まだ鯨幕のかかった百鬼家の門前で、彼女は見慣れた顔を見て驚く。入り口付近で弔問客の対応をしていたのは、何と学校で見慣れた3つの顔、不和、石元、曽根だった。「先生?!」と声を上げるゆずきだったが、仕様人頭の門倉は「あの者たちは当家の使用人ですが?」と不思議そうな顔。月男も「他人のそら似じゃないでしょうか」というので、ゆずきは訝しがりながらもその時には黙って百鬼家の門をくぐった。
 
 その夜、あいの家では四藁たちの緊急会議が開かれる。何でも、彼らには「人の誤認を誘う」力があり、普通の人間ならば、百鬼家の門前に並んだ自分たちを、賽河原中学の教員と同一人物であると気付くはずは無いという。何が起こったのかとしきりに首を傾げる4人だったが、あい一人だけが冷静で、「目覚めが近いのかも。そろそろ伝えなくちゃ……」と意味深な言葉を残す。翌日、ゆずきはやはり昨晩のことが気になって学校の用務員室に向かうのだが、その日は不和は風邪を引いて学校を休んでいた。曽根や石元も、同様に揃って学校を休んでいると聞き、ゆずきの不信感はますます募っていく。他の生徒たちに頼み込んで教師3人の写メールを集めると、その写真を持って百鬼家に向かおうとする。しかしその道すがら、突然携帯のデータが消えてしまい、そこに現れたのは閻魔あい。「ひょっとしてあの三人は……」とゆずきが迫ると、あいは「私の仲間」と素直に事実を認め、その場から消え去る。
 
 一方、当主の葬儀を終えた百鬼家には、奇妙な来客が訪れていた。客の名は黒塚雪奈。なんと、亡くなった当主、つまり花緒里の父の隠し子であるという。雪奈の存在は、百鬼家の人間にもある程度予測されたものであり、担当の弁護士も、雪奈が間違いなく百鬼家と血のつながりがあることを認めた。雪奈は自分の母が百鬼家に無視されて死んでしまったことを憎らしく思っており、まだ喪もあけていないうちから、「私をこの家の家元にしろ」と花緒里に迫る。「あんたは家を継ぐのが嫌で出て行ったのだから何も問題ないだろう」と。突然の家督問題に戸惑う花緒里にはいきなりの申し出に応える術は無く、間に入った弁護士の提案により、雪奈はひとまず百鬼家に逗留して、時間をおいて結論を出すことになる。
 
 様々な事件のせいで精神的に参ってしまう花緒里。彼女は最近、本業であるフラワーアレンジメントでも壁にぶつかっており、さらに今回のゴタゴタで、すっかり自信をなくしていた。そばに付き従う月男はそんな花緒里に親身になって応えようとするのだが、花緒里は、そんな彼の優しさに堪えきれず、流れのままに関係を求める。が、月男は「おそばにいられるだけで充分なのです」と必死に花緒里を拒む。同じ夜、黒塚雪奈が百鬼家の弁護士と接触を持った。雪奈は百鬼家の財産の使い込みをネタに弁護士を強請り、彼に劇薬を渡して花緒里の抹殺を依頼する。唯一の相続人である花緒里を片付け、自分が当主になって百鬼家の財産を全て手に入れようという腹づもりだったのだ。華道になどこれっぽちも興味の無い雪奈は、全てを手に入れた後は家屋敷を含めて全て売り払う計画を立てていた。そんな悪巧みを、たまたま廊下を通りがかった月男が耳にしてしまう。月男は自分の聞いたこと全てを仕様人頭の門倉に話し、自分の取るべき道も決心した。
 
 翌日、案の定、月男の見ている前で弁護士が花緒里に飲み物を勧めてきた。月男は差し出された飲み物を脇から奪い取ると、「彼女に、これで全てを終わりにしろと伝えろ」と言い放ち、そのまま毒の入った器を飲み干す。逃げ出す弁護士、その場に崩れる月男。彼の命は保ってあと3日。花緒里は門倉の口から雪奈の企みを知り、その夜、地獄通信で藁人形を手に入れる。
 
 見るからに弱っていく月男の傍らで、門倉は花緒里に百鬼家の秘密を全て語って聞かせた。「雪」奈、「月」男、そして「花」緒里。なんと、月男も花緒里と血のつながった百鬼家の人間であった。死ぬ間際に父親からすべてを聞いた月男は、決して結ばれないと知り、自分の命を花緒里に、百鬼家に捧げる決心をしたのだと言う。門倉につれられた地下室で、花緒里は華道百鬼流の真の姿を知る。薄暗い地下の安置所には、大量の人の頭蓋骨が並んでいたのだ。「百鬼(ナキリ)流が表ならば、裏にあるのは百鬼(ヒャッキ)流。百鬼流では、人の頭蓋に花を生けるのが作法です」。門倉の言葉を聞き、花緒里に何かが降りる。百鬼の流儀のすべてを理解した花緒里は、その手で家元としての最初のつとめを果たすべく、藁人形の糸を解いた。
 
 ゆずきが再び百鬼家を訪れると、そこには「自分の人生は自分で決めたい」と言っていた花緒里はもうおらず、花緒里の口からは「百鬼家の家元を継ぐ、それが私の運命だから」
という宣告が下された。失意のゆずきが迷い込んだ奇妙な竹林。そこには閻魔あいが待ち構えていた。「あなたにも抗えぬ運命がある。御景ゆずき、あなたはいずれ地獄少女になる。それが、あなたの運命」。
 
 あいが消え去った後も、ゆずきはただ立ち尽くすだけだった。
 
 
 <解説>
 「運命(さだめ)」というキーワードを軸にして、物語は次第に終局へ向かう。たった1つの事実が明かされただけで、これまでの「三鼎」のエピソードの全容がくっきりと浮かび上がる第19話である。
 
 まず、周辺的な事象の考察をするためにメインプロットの方をさっさと片付けてしまおう。今回の百鬼家を巡る地獄流しのエピソードは、極論してしまえば添え物でしかない。花緒里を悩ませ、地獄送りを選択させたたった1つの要因が「運命」という一言で片付けられ、この残酷で絶大な力をゆずきに叩き付けることが、今回の目的であるためだ。おかげで、今回のエピソードはどうひいき目に見ても拙い。「ひどい」と思った回の脚本が何故かいつもいつも川崎ヒロユキなのがナニだが、やはりこの人の捻るプロットは流石にアニメ的なご都合が多すぎて、いくら世界観を重視した偏狭な作風が許容されるとしても、承服しかねる部分が多い。
 
 1回目の視聴でまず首をひねったのは、月男がグイと毒薬を飲み干すシーン。「そんなんせんでもええやん」と驚いたものだが、これについては、月男と花緒里の関係性が明かされることで説明はついている。月男の心情において、「前の晩に血のつながった妹である花緒里に迫られたこと」「その花緒里が創作活動で壁にぶち当たっていること」「雪奈が花緒里を殺そうとしていること」「大恩ある百鬼流の血筋が絶えてしまう危険性があること」など、様々な問題が「自分が毒を飲み干して死ぬこと」によって解消されるためだ。月男が死ぬことにより、花緒里は禁忌を犯さずにすむし、花緒里をナキリ流からヒャッキ流に押し進めることによって花緒里のスランプ解消、および百鬼流の家系断絶を回避することが可能。そして雪奈の企みを最もインパクトのある形で撃退出来るわけだから、死ぬことは最善の策であるように見える。唯一の難点は月男というキャラクターがそこまでの性根を持った人物であるという描写が少なく、全てのファクターをつなげるのに心理的抵抗があるという部分であるが、こればかりは短い尺の中の話なので、ある程度は仕方無い部分とも言える。
 
 しかし、そんな月男の行動に得心がいったとしても、やはり今回のプロットは拙い。まず、雪奈の企みがあり得ない。何故弁護士の弱みをこれまで部外者だった雪奈が知っていたのか、雪奈は葬儀という緊急の事態において、何故わざわざ毒物を持参してことに挑もうとしたのか。弁護士はどう考えても割の合わない殺人の依頼を何故受けたのか。そもそも「飲んだ直後にぶっ倒れて3日で衰えて死に至ることが避けられない毒物」って何なのか。まぁ、そんな部分にリアリティが必要とは思わないが、あまりにお話のためのお話になってしまっているために、なかなかキャラクターの心情が追いにくい。
 
 そして、そんな追いにくいキャラの根本にあるのが、「ヒャッキ流」というトンデモ要素である。一応花緒里が夢想した開祖であるご先祖様のお言葉を全文掲載しておくと「人は死して草木の贄となり、そこに咲く花は人に生きる尊さを教えてくれる。さればこそ、花は美しい。なりや彩りに惑わされてはなりません。生と死を見いだすのです。それが百鬼流」。ん〜〜、まぁ、何となくそれっぽい文言に聞こえなくもないけど……だからって先祖伝来のしゃれこうべを大事にとっておくのは流石に基地外の度が過ぎているような気がするのだが。死体損壊で法にも触れる気がするし、この流派を一体どこでお披露目するというのだろうか。まぁ、華道の精神を極めるための内々の儀式であるってんなら一子相伝で闇から闇へと受け継いでもいいけど、その場合には「器」の取得がすごく大変そう。ラストシーンで花緒里が生けてた花も別にふつーのもんだったしね。まぁ、芸術なんてものは分からんことだらけですけど。
 
 とにもかくにも、今回のこのトンデモ要素は、「花緒里は本当ならば門倉の伝えたヒャッキ流の作法にどん引きするはずなのに、何故かそれで突き抜けて悟っちゃう」という部分に「それが花緒里に流れる百鬼家の本性、血の運命なのであるな」というメッセージを込めたかったわけだ。「抗えぬ運命」というものを強く押し出すためには、よりあり得ないシチュエーションの方が説得力がある。実際、ヒャッキ流を受け継いで運命に取り付かれた花緒里を見たゆずきの衝撃は相当なものであったろう。
 
 そして、今回のメインはそのゆずきに課せられた「運命」の方であろう。あいの最後の一言のおかげで、この「三鼎」がどのような物語であるのかが全て分かったのである。一期の「地獄少女」は「地獄通信」という存在自体の是非を、閻魔あいという少女の憎悪を観察者柴田つぐみを通じて問う、「怨み」自体を問題としたストーリー。2期「二籠」は、あいと紅林拓真の関係性を通じて、「閻魔あい」という1人の少女の贖罪を描くストーリー。そして、今回の物語は何と「地獄少女の跡継ぎ問題」を描く物語だったわけだ。確かにこれならば、一番最初に持った「何であいは浄化されたはずなのに戻ってきたんだろう」という疑問にも答えが提示されたことになる。「いやー、仕事は終わったんだけどさ、次の人材が見つかるまでちょっと繋いで採用面接してくれないかな?」と地獄の閻魔に頼まれたと考えれば、あいだって現世に遊びに来たいだろうから、承服するのも頷ける話。まぁ、この場合には2期のラストに暗示された「あいの次の地獄少女」の存在は完全に無かったことにされるわけだが……まぁ、あれは人面蜘蛛が一人で急場を凌いでいたと考えれば、何とか。
 
 しかし、この「地獄少女の跡継ぎ探し」という軸となる部分が明らかになったとしても、大きな疑問が一つ残っている。「あい」という少女は、生前にその巨大な憎悪から村1つを滅ぼした怨みの権化。それが閻魔の罰を受けて、業を背負った「地獄少女・閻魔あい」として生まれ変わったのは承知の通りだが、一方の「御景ゆずき」は、何の罰で地獄少女の「運命」を背負ったというのか。見たところ彼女はごく普通、ごく善良なただの女子中学生であり、現在も怨みの連鎖を断ち切るために地獄少女との対決姿勢を明確にしている。そんな彼女が、何故地獄少女にならなければいけないのか。
 
 これを「運命」と一言で片付けるだけならば話は早いが、実は、まだまだ考える要素が多いのである。最も大きな焦点は、果たして「普通で善良な、ただの女子中学生である御景ゆずきという存在は、本当にそこに存在しているのか」ということ。実はこれは番組ラジオでゆずきの中の人である佐藤聡美が言っていたことなのだが、ゆずきの両親というのは、実はこれまで一度たりとも登場したことがない。ゆずきは中学生の身でアパートに一人暮らしであるし、そのアパートに家族の写真のような、両親の姿を暗示するものが1つもないのである。家庭環境については、ゆずきは自分から「私は両親とは離れて暮らしているから」と言ったことがある(14話)し、「両親の仲は良い方だと思う」との発言もしている(10話)が、それ以外に特に言及することもなく、周囲の人間も、そんなゆずきの生活に疑問を持つ様子もない。そういえば14話では深夜の新宿を徘徊していたりもした。果たして「御景ゆずき」とは何者なのだろうか。
 
 これまでにあげられた様々な「地獄少女」と「ゆずき」の接点も気になる。発端を考えれば当然「あいとの同化」から始まるわけだが、他にもあいが顕現した後も13話では「目が赤く光る」という現象が起きているし、その後もあいの持つ予知能力に近い「霊感」を宿している。これまではこのようなスキルを「あいが離れた後も残ったあいの残滓」であると考えて来たが、あいの言葉を借りるならば、実際は「目覚め」であったのかもしれない。まだまだ謎は根深い。ゆずきとあいの接点でもう1つ補足をしておくと、今回花緒里とゆずきが冒頭で焼き芋を頬張っているのは、延々と続く神社の石段のてっぺん、13話で現世に蘇ったあいが四藁に迎え入れられたあの鳥居の奥だ(この神社が「はぐれ稲荷」で稲生楓が御百度を踏んだ神社と同じ物かどうかは定かでないが、パッと見違うような気がする)。この鳥居の奥では、きくりがゼンマイの無い姿で登場することから、限りなく「あちら側」に近い場所であると考えられる。あの場面でわざわざ2人が焼き芋を抱えて長い長い石段を上る必要など全く無いはずなのに、そんな場所で花緒里と2人で「運命」について語り合っていたというのは、非常に暗示的なものであると推測出来る。
 
 また、奇妙な場所という意味ではラストシーンであいとゆずきが対面した竹林も気になるロケーション。花緒里の変貌にショックを受けたゆずきがどのようにしてこの竹林に迷い込んだのかは描かれておらず、もちろんこれまでの作中でこのような場所が登場したこともない。何よりこの竹林が登場したのは、毎度お馴染みの蝋燭のカット、「あなたの怨み、晴らします」の後のシーンなのである。これまでのシリーズで、あの蝋燭のカットよりも後にさらにカットを挟んだのは今回の竹林が初めてのことである。大量の打ち捨てられた地蔵に見守れたこの空間も、ゆずきが入ることを許可された「あちら側」なのだろうか。「地蔵」というモチーフでいうならば、賽河原にある首無し六地蔵も気になる。こちらはちょいちょい登場する場所だが、初めてきくりとゆずきが会話したのはこの六地蔵の前(9話)。これも何か関係があるのだろうか。
 
 そうそう、四藁がわざわざ自分たちの能力に言及してくれていたのも新しい部分。山童によると「人の誤認を誘う」というスキルがあるらしく、これは1期2期では「人の記憶から掻き消える」という形で表現されていたものと同じだろうか。今期もホテルのギャルソン(3話)や保険の調査員(16話)などの変装が確認出来る。今まで明言されていなかったが、見破られることによってこれが明示されたというのは皮肉なことである。おまけ要素として、今回四藁があいの家で緊急会議を開きながら食べていたのは、おでん。わざわざちゃぶ台の上に業務用のおでん鍋をおいての本格派であるが、どうにも鍋の中にあるウィンナーの量が多い気が……当然のことながら、「きくり、ウインナー!」です。一人パソコンに向かっていたあいも振り向きざまにくしをかざしてましたが、パソコンやりながら物を食べるのはお行儀が悪いです。そういや地獄コントやったのも久しぶり。あまりになおざりな内容だったけど。やる気ないなら書かなきゃいいのにな。
 
 今回のキャストは、主人公の百鬼花緒里役には、2度目の登場となる大浦冬華。前回は2期ラストで重要な役割を果たした飯合蛍として登場していたが、今回はがらっと印象が変わって大人の配役でしたね。ただ、ここで蛍役の大浦が登場しちゃったってことは、今期の蛍の復活は無しってことだろう。となるとやっぱり紅林拓真も出て来ないってことかね……黒塚雪奈役の鍋井まき子については残念ながら我がデータベースに登録はされていなかったが、今回そつのない仕事をしてくれていたのでめでたくインプット。まぁ、あんまり印象に残る声ではなかったのだけれども。

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