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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 わぁい! 新しい戦隊だよ! ゴーバスとのお別れは寂しいけど、また新しい戦隊と1年間のお付き合い。仲良くいきましょう。

 1話目は本当に予想通りのところが飛び出してきて、全体の印象をまとめると最終的に「千葉繁うるせぇwwww」になる気がするんだけど、楽しそうなのでとにかく良し。ゴーバスは色々とスーパー戦隊らしからぬところもあり、日曜朝にお子さんが見る作品としてどうなのか、という部分に賛否両論があったとは思うが(もちろん、個人的には大好きだけど)、このキョウリュウジャーに関しては、そんな心配も一切不要。説明も不要。直感で分かる勧善懲悪、理屈よりも勢いでまかり通るヒーロー譚。この勢いもやっぱり大事な部分。モチーフとなる恐竜も10年以上の時を経て戻ってきた鉄板素材であるし、しばらくは何も考えずに楽しむことが出来るだろう。これはこれで良いものだ。

 過去の戦隊と比較してみると、もちろん恐竜ものなので「アバレンジャー」と比べられることが多いんだろうけど、流石に、モチーフ被りをしているのだからそのままアバレンジャーに寄せるってことはない。しいてあげるならば雑魚兵士のデザインがアメーバなのでバーミア兵に近いかな、というくらい。全体的な雰囲気で近いのは、どっちかというと「ガオレンジャー」の方じゃないかという気がする。レッドが戦隊加入ラストであり、そのままリーダー格に就任する流れもそうだし、サポートメカである獣電竜が人語を話さずにコミュニケーションを取るのも、どちらかというと爆竜よりもパワーアニマルに近いイメージ。戦隊基地も恐竜やじゃなくてファンタジー空間になっており、アルバイトなんかを含めてエラく庶民的な日常生活を送っているヒーロー像もガオレンジャーのお気楽な面々に近い。今回は大きな原点回帰となりそうな戦隊なので、スーパー戦隊史上でも大きなヒット作となったガオレンジャーに寄せてる気がするのは割と納得出来る部分である。

 もちろん、そんな過去作品の踏襲だけでなく、色々と現代風の要素が組み込まれているからこそ楽しみなことも多いわけで、今作の一番の特徴は、なんと言ってもその賑やかさ。とにかく踊るし、叫ぶし、訳の分からん言い回しも多い。「ガブリンチョ」に始まって「バモラ」「ブレイブ」「荒れるぜ!」とキャッチーなんだかどうなんだかよく分からないが、とにかく一発でこの作品を特徴付けられるフレーズに溢れている。やたらとラテンのノリで賑やかなのは、目覚めの景気づけとしては面白いんじゃなかろうか(変身のたびに踊るのはどうかと思うが)。レッドの性格も単純明快、気障ったらしいブラックのテンプレ感、杓子定規で絶対問題起こすに決まってるグリーンのテンプレ感もなかなか。異彩を放つのは、戦隊史上でも最年長じゃねぇかと思えるブルーである。電気屋のおっさん、ひげもじゃテンパという、およそヒーローとは思えず、どっちかっていうと同じ日曜朝なら兄弟で宇宙飛行士目指してそうな人物。頼りないキャラのくせにバトルスタイルはパワーファイター。パワー型ブルーはゴーバスからの継続だが、ここまで情けないデザインのブルーはレアである。しかも一応電気技師だし、最初のバトルもメカを一番率先して使っていたので、ひょっとして開発ポジションもコイツなんだろうか。おっさん目線からはこのおっさんをメインで応援したい。そして、今回紅一点となったピンク。…………うん、可愛い。華がある。しかもピンクのくせに足技メインで戦うっていう設定がセクシーでよい。名乗りの時のシュッとしたポージングも良いわ。ゴーバスの変身があっさりだったからね、やっぱり名乗りポーズが決まるとワクワクするじゃない。

 そして、そんなキョウリュウジャーに対抗する敵対勢力。こちらも原点回帰の謎軍団、しかも分かりやすい中間管理ボスと、その配下の喜怒哀楽4人衆。見ていて楽しいデザインなのは第一だが、今回もガッチガチに固めたキャスト陣が光る。大ボスに菅生さんを配し、この時点で私としては毎週楽しみなのだが、その下にはあのキャスター役で一世を風靡した鶴岡さん、随分久しぶりに声を聞いた気がする水島裕、安定のショタボイス折笠愛と並ぶ。この安定感の中に、若手の輝き戸松遥が乱入。もう、毎朝戸松ボイスとか、想像するだけでテンションがあがる。どこまでもラテンのノリであろう。声オタにも文句を言わせない、それが戦隊シリーズのジャスティス。音響ついででテーマソングにも触れておくと、オープニングは若手からの抜擢らしい。でもまぁ、いつも通りのノリなので心配無用。エンディングは高取さんによるもので、前作に続いてのダンサブルナンバーとなっている。なかなかふざけた歌であるが、敵幹部も一緒に踊ってるのは愉快でいいよね。

 ま、純正子供向けなので途中で飽きることもあるやもしれないが、戦隊としての方向性には間違いなさそう。1年間、ゆるゆると付き合っていきましょう。

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