最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
ついに訪れてしまったシリアス展開、第8話。でも、構成が何かおかしいよな。なんで2部構成のBパートによりによって「前編」を持ってきたんだろう。何か意味があるのか、それとも「一週まるまるシリアスだとキツいだろ」っていう配慮なんだろうか。確かにギャグもなく、首領も出てこない話はキツいには違いないが、かといってAパートBパートの落差が有りすぎる今回みたいな展開もそれはそれでキツイっていう。 今回のお話をまとめるなら、Aパートは「荻さんが殺されかけるギャグ話」で、Bパートは「荻さんが殺されかけるシリアス話」ということになる。色々とネタだらけのこの世界だが、やっぱり一番ネタ度合いが高くてあり得ないのが荻さん(一家)である。そこに絡めて、最初は冗談めかしていつものように優太君が命を取りに行き、Bパートでの聡明さんの淡々とした殺害計画とのギャップが鮮明になる作りである。いや、鮮明にされても困るのだけれども。Aパートの方はいつも通りだし、最近ずっとショートショートが続いていたので、ある程度まとまったテンション高めのノリは安心して楽しめる作り。首領も含めたデフォルメキャラの可愛らしさがいつにも増して引き立っていたし、ネタまわしも健在。「特にス!」のあたりが無闇に面白かった。やっぱり優太君とノアが手を組んだ時のマッドな感じはブラックで素敵です。それをものともしない荻さんも尋常じゃないけど。まぁ、これってギャグだから見られているわけで、冷静に考えると優太君って本当に反吐が出るくらいの下衆キャラだから、ちょっとでも方向性を誤るとめちゃくちゃ嫌な奴になる気もする。その辺のバランスはギリギリのところ。 そして、そんなギリギリのバランスを踏み越え、平気で荻さんを殺し、更に同僚に深傷を負わせるという実害をもたらしてしまったのが、Bパートの聡明さんである。暗い過去を抱えていることは分かっていたわけだが、今回はそれがほとんどギャグ無しで語られてしまい、そのために重苦しさばかりが付きまとう。聡明さんは終始あっけらかんとした様子で、まるで手料理でも仕込むかのようにして着々と荻さんの抹殺計画を進めているわけだが、そのあたりも逆にクレイジーなイメージが強くなってしまい、どす黒さが嫌な方向に増している。もちろん、曲がらない理念というのそれだけ意志の強さを体現しているとも言えるわけだが、現状、荻さんには何一つ落ち度が無く、彼が殺されるのは完全なとばっちりでしかないため、どうも聡明さんの主義主張には共感しにくい。警察組織の内部腐敗というのもこれまではちょいちょい垣間見えていた要素ではあるのだが、あくまでギャグの一環として絡んでいただけなので、それを目の仇にしている聡明さんの立場がしっくり来ないのだ。わざわざ前後編を2週に分けたあたり、後半の重たい展開に救いがあるものと期待したいが、このまま聡明さんが「悪人」として定着してしまうと、ちょっと残念なことになるかもしれない。 ま、一応これまでぐちゃぐちゃしていた人間関係の中心になる犬軍団の立ち位置がはっきりしたのだから、ストーリーものの展開としては1つ大きな前進であるのは確か。一応ここはちゃんと洋と聡明さんの関係に決着を付けておいて、また元のようにアホな日常に戻って欲しいもんである。荻さんも弱点がはっきり分かったんだし、今後は聡明さん対策で強化しておこう。彼なら毒物や精神支配くらいなら吹き飛ばせそうな気もするけどな。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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