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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 マルスさん良いラスボス、第47話。まぁ、実際にバトってる時間で考えたらほんの20分程度なので、画面に映ってる長さは時貞以下じゃねぇか、っていう話もありますが、仕方ないよね、どうせやること決まってるんだからね。

 冒頭、オープニング恒例のキャストでネタバレコーナーでは、ついにユナを除いたその他大勢の出番が一切無いことが明かされてしまう。仕方ない、何しろ今回は1年間頑張り続けてきた悪の親玉マルスさんの最大の見せ場。未だ双魚宮で寝っ転がっているような奴らに時間はやれない。その割にはゴールド2人して延々雑魚潰しなんて楽な仕事をしている貴鬼・ハービンジャーコンビが映ったりはしてたけど、基本的には今回のお話はマルス様がまんなか、それを賑やかに囃し立てるのがエデンと光牙の役目だ。

 2人がかりで最後のボスに挑むのかと思われたが、実はまだ正面から親父と話をしたことが無かったエデンさんが、「ちょっと水入らずで話したいから」と光牙を追い出す。おかげで光牙さんはこの期に及んでまだお使いイベントみたいなものをこなさなきゃいけない羽目に。エデンさんはその隙に父親に三行半を叩きつける。「俺がお前を倒す」「アリアの願った世界を作る」など、確実にそれは主人公が言うべき台詞だろ、というおいしいポジションをかっさらい、長らく体育座りに甘んじていたおくれを一気に取り戻した。父親に向けて最大の小宇宙を叩きつけ、外装を剥ぎ取って一時は良い試合にまで持ち込んだかに見えた。そりゃ、普通に考えたら「理不尽な方法で妻を失った男の怒り」と、「理想だと思っていた父親に最愛の人を殺された怒り」だったら後者の方が強いだろう。しかし、「あなたは僕の敵だ」というエデンの言葉に大層傷ついたマルスさんはついに闇の化身として覚醒。怒りの炎に相貌すら隠し、圧倒的パワーで実の息子をスクラップにしてみせた。ギリギリまで話を分かってくれると思っていた息子に正面から反旗を翻されたことで、ついにたがが外れてしまったようだ。マントを使って不可思議なフォームチェンジを成し、そのままアリアの杖に向かった光牙を追撃する。

 そして、「誰も触れない」というなんかずっこいディフェンスを固めた杖を相手に苦戦している光牙に、各種大技を叩きつけるマルス。いやぁ、光牙の凄い顔芸が実に活き活きしていて早朝の子供が見る番組とは思えない画面になっている。これまでのどこか嘘くさかった黄金聖闘士連中と違い、マルスさんは技の規模も派手で実にラスボスらしい。なんだかRPGのボスの第一形態みたいで、基本となる複数回攻撃スキルグングニル、理不尽な大ダメージをたたき出す最強最悪のメテオ、ダメージ自体は大したことが無いが嫌らしい状態異常を付与してくるストームと、大技を3つ使い分けてくるのだ(効果は勝手な想像です)。なんか恰好はドラクエのかまいたちみたいで微妙になってた気もするけど、世界中を飲み込んでの闇の大暴れはマルスさんの最後の舞台に相応しい立ち回りであった。

 しかし、そんな活躍も悪役ではいつか終わってしまうもの。すぐさま復帰したエデンと光牙が長年の確執を超えてついに手を結び、「主人公」+「主人公よりも主人公らしいチートキャラ」という夢のタッグが実現。雷属性と光属性を振りかざし、闇の打開に挑む。結局、最終的な実力では軍神マルス様に軍配が上がったが、それでもエデンは何とかステータスを一気に低下させる攻略法を見いだした。結局、マルスがやってることはメディアにそそのかされただけのことなので、あんたのやってること、間違ってるよ、と囁いてやればいいだけだったのだ。自らが犠牲になることで、「ほら、アリアもソニアも、みんなお前のせいで不幸になったやないか、ミーシャも同じやで」というだけで、マルス様のディフェンスはがた落ち。まるでイベント戦闘のように攻略タイミングがはっきり見えたところに、光牙は彗星拳を撃ち込むだけの簡単なお仕事。結局、闇は光に勝てないのであった。まぁ、エデンさんの作戦勝ちと言ってしまっていいと思うのだが、出来ることなら、マルスさんの理想のために散っていった仲間達の中にミケーネさんも入れてあげて欲しかったな、とは思う。何しろ光牙が思い出した「今まで協力してくれた仲間達」の中にどさくさに紛れて氷河までいたしな。友達だったミケーネさんを忘れちゃうとか、マルスさん、ちょっと薄情じゃないですか。

 とにもかくにも、戦いは終わった。マルスは思想の根本を息子に打ち砕かれ、肉体的にも光牙の光に敗れた。負けたからには責任を取らなきゃいけない、というので火星との接続装置をリセットしようとしたわけだが、当然、まだメディアさんには傷1つついてないわけで。「だけどもう手遅れ」としれっと言ってのけるメディアさんの主導で、ついに地球破壊装置が起動。悲劇は始まってしまった。かつての聖闘士星矢でも一分一秒を争う戦いはサガやポセイドンと演じてきたわけだが、まさかの「当初の予定時刻に間に合わない」という展開は初めてである。アテナだったら死んでいたところだぜ。さて、地球は無事なのか。ここからどうやったら悲劇を無かったことにできるのか。勢いに任せて待て、次回。なにやら次回予告では「新たなる戦いの場所」として火星に赴くみたいだが、もう火星が来ちゃってる時点で、何と戦えばいいのやら。ご丁寧にアモールさんが矢面に立ってくれているから当面の目標は見つかって良かったけど、まさか、教皇ポジション打倒のあとにまだ魚座がぴんぴんしてるとはおもわなんだ。ユナは何してたんだよ。これ、マジでラスボスがアモールだったら最大級のギャグだぞ。メディアさんは肉弾戦出来るのかなぁ。


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