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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 おかしい、シリアスじゃない、第9話。前回の「前編」はシリアスだったから、てっきりこのお話だけはそのままシリアスで通すのかと思ってたのに……開始数分で洋のケツっていう時点で駄目だった。

 結局、洋と聡明さんはタイトルの通りに決裂しましたよ、っていう話だったわけだが、聡明さんが荻さんの命を取ろうとしてるはずなのにどこまでもユルい雰囲気で話が進んでしまったおかげで、結局最終的に何が言いたい話だったのか分かりにくいのが勿体なかった。一応聡明さんは過去の刑事としての思い出を洋と荻さんの関係性に見いだしてノスタルジーに浸っていたはずなのだが、そうした「本当に真面目な要素」がどこか茶化したような空気でないがしろになってしまい、いい話なのか、それとも単なるおちゃらけなのか分かりにくく、どうにも半端である。前回と同じくらいの温度でやってくれた方がまとまったと思うんだけどねぇ。大事なエピソードだったことは分かるのだが、正直今ひとつである。

 Bパートも、そういう意味では振り切れてない部分がちょっと勿体無い。ノアと夏輝という今作でも屈指の(というか唯一の)普通の女の子2人のラブコメ展開なんだから、もっと賑やかにしたり、いっそきゅんきゅんするようなラブな話にしたり、色々と盛り上がる方向性はあったはずだが、こちらも聡明さんが色々ややこしい絡み方をしたおかげでとりあえず軟着陸、みたいな感じである。いや、ギャグ成分多めだったからこちらの方はそこまで嫌いじゃないんだけども。多分、何か引っかかると思ったのは、未だに優太君が他人に対してどういう感情を持っているのかが理解出来ないところなんだよな。今回はノアと弥太郎のデートに対して、割と正面から嫉妬で邪魔しようとしてたんだけど、結局優太君はノアと良い関係ってことなんだろうか。優太君のナンバーワンは洋で間違いないと思うのだが、ノアを取られるのもそれはそれで嫌なんだろうか。まぁ、一応弥太郎は敵側組織の人間だし、取られて快く思わない理屈は分かるのだが、ノアが幸せならそれをサポートしてあげるくらいの優しさは欲しいよなぁ。

 ただ、そんな中でも純愛属性の夏輝がやたら可愛かったので、今回のハイライトはそのへんでしょうね。弥太郎を取られるのはやっぱり嫌なんだね。影から応援しようとしてるのに色々と葛藤してる夏輝ちゃんが一番愛おしい。ノアも可愛らしいんだけど、今回だけで行ったら遥のよく分からない気遣いっぷりの方が目を引いたかな。あと無駄に家族間の暖かみが強いヴァレンティーノファミリーの団欒とかね。本当にガブリエラが単なるおっさんみたいな応援してて笑った。ただ、正直もっと首領に出番を与えて下さいよ。やっぱりヤギがいないとこのアニメは始まらないんだよ。次回はヤギ多めみたいなんで、期待して待っている。

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