最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「しろくまカフェ」 5→7 終わってしまうことが未だに信じられない作品。いや、ぶっちゃけ1年の長丁場を放送し続けた方が脅威だとは思うのだが、すでにこの1年で生活の一部になってしまっただけに、「しろくまカフェ」の無い木曜日なんて信じられない。しろくま君に締めてもらわないと木曜日が終われない、そんな身体になってしまった。 改めて思い返しても、本当にどうでもいい世界だ。あり得ないくらいに理不尽な世の中だ。動物たちが我が物顔で闊歩する「普通の町」の光景は、どこまでもほのぼのしているせいで、その裏に隠された狂気がより鮮烈に感じられる。1年かけてゆっくりとピースがはまっていき、広い世界の全てが動物ワールドで満たされるまで、ただただ見守るしか出来ない自分の存在がとてもちっぽけなものに感じられる。もう、この世界は手の施しようがない。しろくまカフェはあるんだ。ラマさんの小学生時代はあるんだ。常勤で動物園に勤めるとシンガポールに転勤しなきゃいけなくなるんだ。全て、当然のことになってしまうのである。 もう、この世界に一度でも「いいかも」と気を許したら、そこからは土足で人の心に踏み込んでくる。どこまでも馬鹿にしたような話を、どこまでもゆったりと。確かに世界はサザエさんやちびまる子ちゃんに匹敵する「日常もの」であるが、その端々に伺える笑いの種は考え始めたら気が触れてしまいそうなカオスに満ちている。考えたら負けの世界なのだから、むしろ「考えずに観られること」を幸せに思うしかないだろう。全てを諦めれば、パンダ君は可愛いし、ラマさんだって愛らしい。グリズリーさんとシロクマさんは本当に男前だし、メイメイもパンダママも魅力的な女性キャラじゃないか。あとは、そこにある「日常」をたっぷりと堪能するだけである。 つくづく私は動物に弱いんだろう。そして「日常もの」に対するハードルも無闇に低い。そうした要素が全てプラスの方向に働いてしまい、今作は本当に大好きな世界だった。日常ものの辛いところは、何気なくフッといなくなってしまうために、最終回を迎えた時の喪失感が段違いなのである。「ひだまり」なんかも辛いところだが、日常に何一つ変化を与えないこの世界とのお別れは、より一層信じられないのである。常勤パンダさん1人との別れでもあんなに泣けたのに、いきなりパンダ君たち全員と別れなきゃいけないなんて、こんな辛い話も無い。真剣に、また春から録画していた分を1話ずつ流して心の平穏を保ちたいくらいである。 いやぁ、本当にいい世界だった。「2クールだと色々やれていいよね」っていうのが今期よく書いてる部分だが、そりゃ1年使えれば、どれだけ些細なことでもじっくりゆっくり出来る。パンダママとエゾリスママが2人してヤマアラシのコンサート観に行く話とか、ほんとどうでもいいし、オチもなにもねぇのに、それだけでいい。好きなキャラクターは、多分ほぼ全部。愛らしさでいうとメイメイだけど、渋いグリズリーバーの客たちだって同じように好きな気がする。やっぱり中の人で遠慮無くふざけてくれているのが大きいよなぁ。最初は「やり過ぎだろ」と思っていた無茶なキャスト陣も、もうこの布陣しかないっていう完成度になっていたからなぁ。多分、ペンギンさんは神谷キャラの中でも何か良からぬ金字塔を打ち立てたと思うよ。なかなかいないもの、あんだけ苛つくヤツ。ペンギンって地上でも最大級に可愛い生き物のはずなのに、ペンギンさんだけはムカつくのである。他にも、終盤になって「ここで石田彰かよ!」とか、最終回直前になってグリズリーママでひとネタかまして度肝を抜いてくれたり、本当にサービス精神に溢れるキャスティングであった。 是非、このままの勢いで、2期と言わずにサザエさんなみの長寿番組として復活してほしいものである。もう、NHK教育とかで放送を始めたらいいんじゃないかな。「日常」だって出来たんだから、これも問題ないやろ(次回予告は適当にいじろう)。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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