最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「ラブライブ!」 5→6 全然知らない状態から見始めたので、実はかなり意外な展開になっていった作品。「意外」ってのは、だんだん楽しくなっていったことである。「アイマスがあるんだからどう考えても二番煎じだろうが!」と思ってたのだが、二番煎じだろうがなんだろうが、やっぱりアニメ単体の質で勝負してくれると何のてらいもなく面白くなるもんである。 良かったポイントは非常に分かりやすく、「画が好み」「勢いが好み」ということ。「学校が廃校になりそうだから慌てて活動を始めたスクールアイドル」という設定は本当に急だし、バックグラウンドとして弱いし、説得力は無いのだが、実際にトレーニングを始めて、ちゃんとアイドルとして頑張る過程が分かり、その中で少しずつ成長する様子を見ていくだけなのだから、骨組みは単純極まりないスポ根である。穂乃果は実に真っ直ぐな性格なので根性で押すだけのシンプルなシナリオにすんなりはまる。サポートに回る海未・ことりのコンビネーションも、非常に分かりやすくてバランスが良く、見ていてほとんど悩むことなく「こいつらこういう関係で、こうなるんだろうな」というのが分かる。「単純なお約束だけだったら盛り上がりようがないやん」という懸念も出てくるのだが、そこは9人というメンバーの数でカバーしており、少しずつ仲間を増やしていく様子や、9人いることを活かした様々なバリエーションを持つメンバーの絡め方で話の膨らませ方は無限大。実は短い話数でガンガンメンバーを増やしていくことになるのでシナリオに不自然さがでてもおかしくないのだが、各々のキャラがシンプルなので見づらさはなく、すんなりとハマるべき場所にはまっていく感覚は、なんだかロックマンが特殊武器を回収して空欄を埋めていく気持ちよさに繋がるものがある。最後にエリーチカが加わってμ‘sが完成したときのすっきりっぷりったらね。三学年に3人ずつ、小さなトライアングルを3つ合わせて更に関係性を組むセッティングも非常に効率的だ。 そしてそうした分かりやすく盛り上がりやすいシナリオラインを支えた作画面。サンライズにメインデザインが西田亜沙子。もうこの時点で好みにはど真ん中ストライク。やっぱアサ姉のキャラクターのぷるぷる感は良い。京極監督もサンライズでのキャラの動かし方は余すことなく心得ているようで、懸念材料となっていたライブシーンまで含めてトータルで実に気持ちよいものになっていた。動いている様子を見ているだけで、最初は「今ひとつメジャーじゃない声優もいるしさぁ、そもそも棒が混じってる時点でグループとして応援する気が起きないよねー」と思っていた9人組について、気がついたら「なんだろう、棒のくせに何故か真姫ちゃんが気になるな……でもかよちんもりんも捨てがたい……1年生トリオは輝いている!」とか思うようになった。滅多にないんですよ、どう考えても中の人が下手なのにキャラを嫌いにならないってのは。推しメン1人選べって言われたら、多分かよちんか真姫の2択。 そういえば、物語後半の展開でちょっとごたごたしててファンの中でもめた、なんて話もあったが、何でそんなことが起こるねん、とは思うよね。まぁ、確かに穂乃果のテンションが1話で急にかわり過ぎやろ、とは思ったけども。やっぱり1クールでお話を納めるのには多少なりとも無理が出るのは覚悟しないとあかん気がするのですよ。むしろ今作の場合は仲間集めからμ‘s結成までをメインに描いていたので、「はじまりの物語」としてのバランスは良い部類だったじゃないかとすら思っている。どうせ最終話での予定調和は分かった上で見ているのだし、11話はあくまで「お馴染みの流れ」でしかなかった。個人的に一番印象深いのはやっぱりファーストライブのシーン。緞帳が上がった時のあのシーンの衝撃と、その後の3人でのライブは「ちゃんとこういう段階も描かれるんだな」と感心した記憶がある。なるほど、こうして「はじまり」からの物語を視聴者と共有することで、アイドルを「自分たちが育てている」というイメージを作り上げるのだね。なかなかずるい(褒め言葉)。今後の展開がどうなるのかは分からないが、アイマス共々、アニメ業界を代表する「アイドルグループ」になっていくと色々と活気づいていいのではなかろうか。 中の人については上述の通りだが、やっぱりかよちん役の久保ユリカに驚いたっていうのと、安定感を醸し出した主人公穂乃果役の新田恵海、ナイスサポートの内田彩あたりが評価点。そして、迷い無きウザさを誇る飛び道具、にこ役徳井そらまる。彼女は一体どこへ向かおうとしているのだろうか。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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