最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
エンドカードで水銀燈が誰かと手を繋いでるのね、第3話。全然見えないからちょっとホラーな感じにすら見えるけど、服からしてやっぱり真紅なのか。あの角度で手が出てるってことは確実に地面にぶっ倒れていると思われるが……やっぱり銀様、真紅のことを持ち帰りたいくらい愛してるのかしらね。 今回も監督コンテ。すげぇバイタリティである。そして、通して1人コンテを貫いているおかげで、今回もイメージはぶれていない。じっとりずっしり流れる静かな映像のせいで、もう心が折れそうなくらいに重たくて重たくて。今期はわたモテやらげんしけんやら、やたらチクチクする作品が多いが、ローゼンもそんな作品になってる。そうやなぁ、大学生になって心折れるとかなぁ。仮に中学生時代の俺が今の俺にメールして現状を聞いてきたら、多分2度目に返信返ってこないレベル。せめて色々と人生に間違った分岐点のことくらい教えてあげたいけど、メールくれるのって「違う世界の自分」だから意味ないのか。 とりあえず、ジュン君はなんだかんだ言いながらも別世界の自分の言うことは大体信じてあげている模様。まぁ、ディアゴスティーニ方式で問答無用の通販商品が届く様子を見てしまったら、何が起こっても不思議じゃない、という認識は生まれるだろう。その上で、自分の才能を認めて応援してくれるような内容があるのだったら、クソつまらない学校やバイトをサボって趣味に没頭しようと思うのは当然なのかもしれない。ブランクがあると言っても、やっぱり服飾デザイン関係が好きなんだろうね。まぁ、1期当時のジュンにそんなステータスがあったかどうかは全く覚えてないのだけど。片手間であれだけのものをこしらえるって、並大抵のスキルじゃないと思うぞ。別に学校でも堂々としてれば良かったと思うのだが……中学生男子には無理な相談かなぁ。家にお姉ちゃんしかいないのも問題だよね。どうしたって「お姉ちゃん子で女の子趣味になっちゃう自分」が意識されて、思春期だったら無駄に嫌悪感を持つことになるだろうし。 ま、そんな青少年の心理分析はさておき、バイトも休み、俗世から離れて仕事に没頭したおかげで、無事に真紅の衣装は完成。そしてこのタイミングで雪華綺晶にもばっちり見つかったらしいです。今回はそんなきらきーの魔の手が伸びてくる様子が実にホラーじみた演出で描かれており、携帯ディスプレイに表示される文字列ってのは、陳腐なくせしてやっぱりなんか怖い。歪む世界のイメージは「引きずり込まれた」ということを否応なく意識させるのに、その実行犯である雪華綺晶自身の姿はどこにもなく、現時点では敵の姿すら判明していないというのも、見えない部分の恐怖を煽る。それまでの現実世界の描写は徹底的にディティールを作って描写されているのだが、ジュンが飛ばされたフィールドも「大量の人形の頭部が転がっている」という基本的な恐ろしさはあるものの、ちょっと離れただけでも闇に溶け込んでしまうのでどこか不安定に見える。「見えるのに不安定」というこのギャップの付け方も、長年ディーンがホラー絡みで蓄えてきたノウハウなのかもしれない。 そして、今回とても気になったのは、音響の使い方。音楽担当は過去作品と同じ方が担当しており、雰囲気は統一されているのだが、やはり「キャラが動く萌え作品寄りのアニメ」として作られていた旧アニメに比べると、今作はまるで実録映画のような、地に足がついたBGMの使い方でとにかく「異様さ」を消す方向に動いている。どこかゴシックなイメージを含ませた音楽によって「ローゼン」の世界になっているのは間違いないのだが、特別にそれを押し出すのではなく、あくまで「日常に流れている一部」として見せるための配慮が一貫しているのである。こういうこだわりのおかげで、ねじ曲がりはじめた世界の異質さがますます際だつわけで。こういう空気はクセになると本当にたまらんのですよ。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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