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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 サブタイ詐欺やんけ! 第4話。ひげはあったが、ボインが無い。ボインどこだ! あ、ひょっとして矢島ちゃん……

 最近はアニメや漫画でのコミケ登場率が異常。いや、そういうメディアばっかり見てるせいかもしれないけども、一昔前まではアングラの象徴であったはずのコミケも、今やすっかり夏の風物詩である。季語辞典見たら「夏と冬の季語」って掲載されててもおかしくないレベル。まぁ、「お祭り」には違いないので、確かに日本人の心にヒットするイベントなのかもしれないけどね。あたしゃ夏は無理だよ……冬でもきつかったのに。

 とにかく、そんなコミケを題材にした、「げんしけん」では定番とも言えるお話。Aパートは相変わらずの波戸中心で、倒錯した男女関係であたふたする矢島ちゃんを眺めるのが主目的。「ひげが生えかけている」なんてことが意識出来る時点で波戸は一体どんな人間なんだと訝しんでしまうが、更に「ひげ+女装は生理的に無理」というよく分からない感性も持っており、いくら話数を重ねて理解が及んだつもりでも、やっぱり分からないコトだらけの奴には違いない。そもそも矢島ちゃんから服借りる流れになったら、彼女よりもまずお前が反応しろよ、って話である。たとえ相手が誰でも、女性から身ぐるみ剥がしてそのまま着込む(しかも徹夜明け)って、あかんやろ……女性として意識出来る対象なら当然遠慮するだろうし、女性として見ることすら出来ない対象だったらそれはそれで嫌悪感が先立つはず(汗だくの徹夜明けの衣装交換は、たとえ相手が誰だって嫌だろうよ)。何で波戸は無抵抗であの提案を受け入れたんだろう。やっぱり大事な何かが欠けている奴だ。矢島ちゃんホント不憫。現時点で一番共感出来るのって彼女だよなぁ。つまり、敵は吉武である。アイツのノリと勢いも規格外だな。場所が場所なら浮きまくって追い出されるレベル。あれで溶け込めるあたりがげんしけんの恐ろしいところ。

 ちなみに勢い任せのコスプレに加えて、Bパートのコミケ会場にもたくさんのネタキャラが仕込まれていたのも今作を見る上で楽しい部分。ずらっと並べた「男の娘」制服ネタとか、ノリノリのスーの様子とか。R田中一郎は今の若い子知らんぞ。吉武のコス(?)は一瞬なんだかわからんかったがあれって海月姫か? 大野さんももう少し気ぃつかったれよ。コミケ会場には監督繋がりでアザゼル・バレンティーノという2大愛され魔獣の姿も。満仲さんはまだ今作では絡んでないけど、監督との関係性を考えれば首領の登場も納得出来るね。そういやコミケ会場にガルパンっぽいのもいたな。果たして会場での肩車はOKなのだろうか。

 Bパートのメインは、実はとても良い人だった漫研の藪崎さん。中の人である米澤円が案外がっつり関西の人だったんだなー、というのがよく分かるしゃべりと、同輩がプロデビューしてもやもやした中でもちゃんと仁義を通してくれる人の良さのおかげで、非常に気持ちの良いエピソードになっていた。荻上の旧友との絡みで思い出したが、そういや入ってきた直後の荻上さんって、かなり尖ってたんだっけ。結局あれか、彼氏が出来て丸くなったって奴か。うわぁ、リア充爆発。いや、あの2人はそのままでいいけどね。最後の2人の会話とか、もうそのままで何の問題も無い空気に充ち満ちていたし。今後もこの作品はどんどんリア充がくっついていく話になるのでしょうか。矢島ちゃん、なんとか幸せになってくれ。ちなみに、今回くっちーの台詞が2つくらい。……男の肩身の狭い作品である。

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