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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 エンドカードの金糸雀が可愛かったのかしら、第4話。あの2人の絡みってあんまり無かったからなんか新鮮。第1ドールと第2ドールなのにね。ちなみに今回真紅が語っていた他のドールの状況のトコで金糸雀の名前だけ挙がらなかったのは何故なのかしら? 無視されてるわけじゃないよね……

 今回も非常に分かりやすい監督コンテ回。今回はやや明るめの成分が多いお話だったが、その分明るさを取りやすくなったライティングの妙が光る回である。最初にNのフィールドを脱出して、その後はいよいよ真紅復活からのバトル展開か! と思っていたら、結局まるまる1話使って「ティーポット買いに行くだけ」というのも凄まじいシナリオであるが、なんだかそれだけではなかったような緊張感があり、どっと疲れが出るのは流石の畠山節。1つ1つのシーンでとにかくずしりと重みが出るのは、このゆったりしたテンポも加味すると実に顕著な特徴になっているといえるだろう。個人的には、最後にジュンがお茶を入れた後の台所のカットがお気に入りで、それまで本当に薄暗くてしみったれた下宿の中で嫌々お茶を入れさせられていたのに、最後の1回は台所に眩しいライトが灯っており、ジュンがその中で少し嬉しそうな顔をしていたのが印象的だった。

 その他、最初にホーリエに促されてネジを巻くまでの矯めつ眇めつ真紅をいじくり回すシーンや、バイト先のレジで嫌な店長にじっと顔を見られるシーンなど、1つ1つのカットで「今ジュンはどんな気持ちなのだろう」ということを考えるだけの余裕があり、言外に多くの情報が盛り込まれている。リュックの中の真紅が声だけでジュンの心情を感じとり、「巻いた」ジュンと同じ人間なのだ、と感じ取る描写なんかも気が利いている。そしてなんと言っても、ジュンが見ていないところで1人ちょこちょこ歩き回る真紅の可愛らしさ。元々真紅ってドールの中でもあんまり愛嬌の無い方なのだが、今作はドールのデザインが一回り小さくなっており、そんな彼女が狭い下宿を何の気なしに歩き回っているところがやたら萌える。とどめは当然ジュンの靴を履いてみるシーン。真紅ったら、意外とお茶目なところもあるのよね。ホームセンターにいって「犬の」ティーポットを所望したところで「そういやクンクンとかいたな」ということを久しぶりに思い出したのであった。雛苺が居てくれればもう少しコミカルな顔も多く見られるんだろうけどなー。まぁ、出会いのエピソードとしてはこれくらいのウェイトが良いのでしょうね。

 女の子と会話も出来たし、なんだかいい感じになってジュンの気持ちも盛り上がってきた。わけだが、そんなうらやま けしからんテンションが長続きするはずもなく、最後はじわじわとにじり寄る不気味な雪華綺晶の襲来で締め。一人畳に座っている真紅を一気にズームアウトするカットも、いかにもホラーっぽい画面の揺らし方が不気味さを煽っていて楽しい。はたして、雪華綺晶ってどんだけ強いのでしょう。CV千葉千恵巳の時点で、何か恐ろしい力を持っている感はありますけども。

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