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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 やっとこの空気に戻ってきてくれたよ、第17話。基本的にシスターズ編のストーリー自体は消化試合みたいなところがあったからね。いや、きちんと新しく超電磁砲スタッフで作ってくれていたので、全く同じ話を2回アニメで観ているはずなのに一切退屈せずに見られたのだけど、流石にいちいち感想書くようなモチベーションにはなっていなかったので、ここから新しいシナリオに入るのはやっぱり嬉しいです。「とある」シリーズで不満があるとすりゃ、それは原作の脚本が一番なわけで……その頸木から解き放たれるアニメオリジナルは素直に楽しみ。1期だって最後のクライマックスはお気に入りだったし(まぁ、スキルアウト編については置いておくとしてな。

 さて、新シナリオ突入と言っても、今回はあくまでシスターズ編の事後処理としての側面が強く、言うなれば前回から引っ張った長いエピローグみたいなもの。問題が解決した御坂が、ちゃんと他の3人と同じ世界に帰ってくるまでの流れを、「勉強会」という1つのイベントでゆっくりと見せてくれている。妹たちについても、「寿命が云々」というショッキングな事実は判明したものの、将来への希望がある、という終わり方になっていたので、救いようが無かった事件の顛末としては上々の片付け方なのではなかろうか。

 そしてやっぱり、「日常への帰還」で一番大事なのって佐天さんなんだよね。今回は年上のはずの御坂を完全に愛でる対象としか見ていないやり手っぷりを存分に発揮し、適度な萌え成分を抽出する大切な役割を果たしていた。佐天さんがいなかったらこのグループって絶対に成立しないだろうからなぁ。しかし、「夏休みも終わりが近いから鍋パーティやろうぜ!」って、どう考えても女子中学生の発想じゃねぇよな。まぁ、実際出来上がったものも中学生らしさは欠片も無かったわけだが。黒子の奇行はいつも通りだからしょうがないとして、「鍋やるから適当に材料持ち寄って作ろう」っていうお誘いって地雷以外のなにものでもないよね。今回は奇跡的に肉・野菜・締めうどんが揃ったわけだが……普通に考えて、春上さんみたいに「私うどん担当しよう」なんて割り切った買い物出来る奴いないだろ。大体メインっぽいので被るか、全員が中心避けて野菜でバッティングするか。最悪、全員麺類に絞って鍋のだし汁の中にうどんやラーメンが踊るだけの麺類パーティになる可能性だってあるわけで。鍋が成立したという事実だけでも、このグループの完成度の高さが示されているのかもしれない。それにしても、どう見ても単なる女子中学生にしか見えない客に高級和牛勧める肉屋ってどうよ。

 その他、日常に戻ってきたということで全般的に平和になった学園都市のイメージが強くプッシュされている。まず、ファンサービスとして嬉しかったのは麦野・フレンダの再登場。おそらくシナリオの要請上、登場する必要は全く無かったと思うのだが、人気キャラということもあり、ああしてちょっとしたギャグ要員として登場願ったのだろう。飛ばし気味のフレンダに、武器を展開しない単なる「お前歳いくつだ」要素だけが際だつむぎのんの愛らしさよ。フレンダは、ノーモーション一撃から人を殺せる麦野によくあれだけ積極的にちょっかい出せるもんだよな。指の一本くらい消し飛んでてもおかしくないと思うのだが。調子に乗ったフレンダのおかげで黒子との諍いも盛り上がり、予想外のサービスシーンも拝むことが出来た。麦野はあんなだぼっとした服ばっかりじゃなくて、もっと体形が分かるセクシーな衣装を着て欲しいものである。ちなみに、麦野はメルトダウナーなんかよりも、「厚底靴で向こうずねを蹴りつける」という今回の必殺技の方がよっぽど痛そうに見える罠。

 もう一人のゲストキャラは、安定の黒子との絡みを見せる婚后さん。彼女も学園都市の中では間違いなく癒し系。本来なら御坂との出会いのエピソードで描かれるはずのエカテリーナちゃんのご飯ネタがここで拾われた。おかげでアニメではあのお話は見られないことが確定してしまったわけだけどね……婚后さんは割と好きなキャラなので、もっとアニメでスポット当ててほしいんだけどなー。大覇星祭まで行けば活躍のチャンスが多いのだけども。気付けば、登場直後は婚后さんと同い年くらいだった中の人も随分大きくなったものである。

 で、そんなこんなでたっぷりと女の子の絡みが楽しめた今回であるが、一応次回以降へのネタフリらしきものもちょこちょこ確認出来る。どうやらキーパーソンはアニメオリジナルってことで春上さんになる……のかな? 次回予告の台詞なんかは意味深だし、本編中でも少しよそよそしい感じが見られた。どこぞのロリコン高校生とバスケでも始める算段をしている可能性が。また、初春が暇つぶしがわりにいじっていた「何故か中学校の新聞部ページにクラッキングを仕掛ける奴がいる」っていうエピソードもなんか気になる部分ではある。まぁ、固法先輩のフォローからすると単に「初春はぽやっとしてるけどネット界隈じゃレベル5どころじゃねぇすげぇ奴なんだぜ」っていうのを見せるためのエピソードだったのかもしれないけど。少なくとも、こうして伏線を張ったということは、多分初春が春上さんのためにスキルを注ぎこんで何か頑張る展開になるんだろう、という気はする。その場合敵キャラはどうなるのかねぇ。「困ったときの木原一族」は……流石に2回目は無いかなぁ。

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