最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
斎藤ちゃん、なかなかの近所迷惑、第8話。練習熱心なのはいいけど、あんな時間に天下の往来で演劇の本読みするのはいかんでしょ。いや、1人で何役もやっていたのにちゃきちゃき切り替わるところなんかは素晴らしいと思いましたけど。まるで声優さんみたいやで。斎藤ちゃんは次回予告だけを聞いているとマジで鬼畜なので、それだけでも二重人格みたいに見えてきますね。 ホラー映画で言うならば、主人公が屋敷とか洞窟に入って「さぁ、出るぞ出るぞ」とじわじわ観客の緊張が高まっているくらいの段階。黙々と新たな人形を組み上げていくジュンに雪華綺晶の茨がにゅるにゅると巻き付き、取り返しのつかない方向へと進んで行く様子がなんとも病的である。今回Aパートでは台詞が一切無い状態でダイジェストのように景色のみが流れるという演出があったが、ジュンがどれだけ活動的に動いていても、全てのシーンがひとまとまりになっていることにより、「何らかの1つの原動力で動いている」ということを見せる作りになっている。当然その原動力というのは「新たな人形を作ること」であり、言うなれば雪華綺晶の仕込んだ麻薬みたいなもんである。 他にもこの「麻薬」の強さを表す演出はそこかしこに見ることが出来て、個人的に気になったのは深夜にお休み前の真紅とジュンが会話しているシーンがある。このシーンで、ジュンは机に向かって新聞を読んでいるのだが、どう考えても光源の位置を考えると新聞が読みにくいはずなのである(机の上の電灯の明かりを遮ってしまっている)。これは、「新聞の内容など実際には興味が無いからどうでもいい」というジュンの心情をサポートしつつも、机に大きな光源を置くことで「机上の作業が、ジュンにとって一番大きな力として働いている」ことも示唆しているように見える。つまり、このときのジュンを引っ張る光りは、机に置かれる予定の作りかけの人形だ。実際、その後のシーンでは頭のない人形が眩しい電灯の下に置かれて強烈に光を集めているカットも入っている。今作では良く見られる、薄暗いなかでの光源を利用した演出方法の1つだ(まぁ、今回のコンテは監督じゃなくて名村さんなんだけども)。 ただ、そうまでして雪華綺晶がジュンを手込めにしていることの影響は、他の部分にもちょこちょこ出ているようである。バイト先では麻薬の効果が大きすぎて、ついにあのクズ店長に反逆してしまうなんてサプライズもあった。そのついでに「もうどうにでもなーれ」とばかりに斎藤ちゃんにも噛み付いてしまったわけだが、彼女はジュンの想像を更に上回る良い人であった。 そんなホラー進行だけではなく、それを迎え撃つ正義の側のドラマだってきちんと進行している。難敵雪華綺晶に挑むのは2人の姉妹。ジュンの行動を知っており、その裏に見える雪華綺晶の思惑も理解した銀様は、せっかくの敵の策略なのだから、自分に都合良く使わせてもらおうと狙っている。真紅は既にエネルギー切れで脱落する予定なので、銀様からしたら、2人を追ってやってきた雪華綺晶との一騎打ちに構図である。既に第1戦で敗退しているのだから銀様が無策に突っ込んでも勝てない気がするのだが、呼び寄せた後の戦略は何か用意しているのだろうか。それとも、雪華綺晶がダミーを媒介にして現れたら真紅同様にパワーダウンしていると踏んでいるのか。 一方の真紅は、次第に欠けていく月を見ながら、もうまもなく消えてしまうのだという。銀様が喜んでいたのはいつも通りであるが、それと同様に、真紅に特に困った様子が見られないのもいつも通りである。単に強がりで耐えているのか、それとも何か秘策があるのか。頑なにジュンとの同行を訴え、まるでペットのように演劇の舞台にまで乗り上げてしまった。こういう時の無茶を言ってる真紅はやっぱり可愛らしい。もちろん、そんな真紅を必死に追いかけて屋根裏に入っちゃう銀様も可愛らしい。さぁ、どこから出てくる雪華綺晶。出来れば銀様が「なんてことだ!」って叫ぶような残念な展開希望。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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