最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「ブラッドラッド」 4→4 今期一番最初にゴールインしたのは、10話で終わってしまったこの作品。まぁ、どこをどう見ても「終わった」とは思えない展開で、最終回放送後に「完」の文字が出てこなければとてもじゃないが最終回と気付くことが出来なかっただろうが。漫画が未完の作品ではこういうこともないわけじゃないが、流石に投げっぱなし、尻切れトンボの終わり方はあまり印象がよろしくない。 しかし、最終的な配点は変えていないが、1話目の放送時よりは確実に印象が良くなった作品である。やっていることは割と分かりやすい少年漫画で、バトル自体にそれほど面白味があるわけではない。設定も完全に新規のものとは言えず、どこかで見たような要素がちらほら脳裏をかすめながら、「角川っぽいアニメやなぁ」と思ってぼんやり見るのに適している作品である。楽しむ主な要素は、単純に目を引くデザイン性の部分もあるのだが、キャラクターデザインやシナリオの割には要所要所で出てくるエロい要素がいいアクセントになっている(「エロい」というよりも「エッチい」というくらいの方が適切な、実に青少年向けの可愛らしいエロであるが)。まぁ、ひとまとめにすると「ベルが想像以上に可愛かった」ってのが結論なんですけどね。今作を最後まで嫌な思いをせずに見られたのは、ひとえにベルのおかげである。登場時から変わらない飄々とした狂言回しとしてのキャラクターも良いし、中盤以降スタズとの関係が深くなるにつれて出てくるデレの要素、そしてキャラに似合わず純な乙女らしさ。一番楽しい話数は当然8話だ。身体があれだけエロく、能力もエロ漫画向けのくせに、ちょいちょい初心なところを見せてくれるので色々な萌えが刺激される。もちろん冬実も悪いキャラじゃないが、完全に受け身で、なすがままに座っているだけの冬実よりも、積極的にスタズの悪行にちょっかいを出しながら憎めないキャラクターを振りまいたベルの方がメインヒロインらしさは強かったといえるだろう。 その他にも、リズも割と可愛かったし、スタズを取り囲むチンピラ連中も憎めないキャラが多い。良くも悪くもギャグをベースにしているために、「真剣になりきらない物語性」のぬるま湯のような雰囲気は、なんだか一昔前のファンタジーラノベ世界みたいで、奇妙な懐かしさもあった。そうした古くささを払拭するため、アニメの画的には色々と刺激的なことをやっていたわけだが、ぶっちゃけその辺は「こけおどしかなぁ」というくらいの印象だったんだけどね。これって漫画原作でもデザイン性のオリジナリティは売りにしてるのかなぁ。 様々な点で「悪くはないよね」が詰まっていた作品で、それだけに今後の展開がどうなるかも楽しみだったので、やっぱりラストの未完っぷりは勿体ない。原作を弄れとは言わないが、アニメシリーズとして1クール放送するのだから、せめてアニメのみの視聴者が最低限納得出来るくらいの最終話はつくって欲しかった。最後の最後に肩透かしがあったのでは、どうしたって印象は悪くなってしまうだろう。「さぁ、これで気になった人は原作を買ってね」ってことなのかね……どうしようかなぁ。 中の人的には、上記のように圧倒的ベル推しなので、いいキャラクターを作ってくれたブリドカットセーラ恵美が今作のMVP。この人、名前のインパクトだけでなくて割とキャストとしても目立つ良い物をもってるのですよね。エース勢の中では次にメインになるのはこの子なのかも。そしてエースのエース、野水伊織は、前作「問題児」とは打って変わって大人しい冬実役。まぁ、この子もホントに器用な子なのは間違いないんだけどね。どうしても「エースを背負わされてる」印象が強いから、どうしても荷が勝ちすぎるんだよな。やっぱりエース勢はちゃんと角川作品以外にも飛び出して対外試合を重ねないとなぁ。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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