最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
一応全ドール登場といえるのかしら、第11話。雛は結局台詞無しだったけどね。まさに死人に口なし。まぁ、今回だけで見たら死人じゃないっていえるのは3体しか残ってない気もするけど。 これまで展開されてきた「なんかよく分からない話」を「なんかよく分からない方法」でまとめにかかった展開になっている。現在ジュンたちがいるフィールドが一体何を表しているものなのかがよく分からないし、これが巻いたジュンのいるフィールドと接点を持っているのかどうかもよく分からない。金糸雀が飛行能力だけで渡り歩いてるんだから同じフィールドなのだろうけど、どういう区分で隔てられているのかがはっきりしていない。現在ドールたちが集まっている方には、舞台装置だった大時計が設置されており、その針が時を刻めば、再び世界は周りだし、「正しい姿」に戻るという。そして、それを戻すことが出来るのは翠星石と蒼星石の双子姉妹の能力だけ。そのあたりのセッティングが、「何故起こり」「何故解決されるのか」は、多分分からないままなのだろう。とりあえず、現在のフィールドが「大人ジュンの決意を試すものである」というシナリオ上の要請だけは確かなようである。 そんなこんなで、なんだかお膳立てを無理矢理整えられたようにも見えるが、未だかつて無いほどに賑々しくなったフィールド上で、6人の姉妹が集まってのすったもんだがあった。今回Aパートはこれまでにないくらいにへちょ絵シーンが多く、やっぱりドールの愛らしさが集まった瞬間こそが、この作品のクライマックスなんだな、ということを感じさせる。本来ならば命のやりとりをしている最中なのだから和気藹々としている暇はないのだが、「奪い合いながらも姉妹として共同生活を続けている」というこの作品最大の肝が、今週の掛け合いにはたくさん詰まっていた。タイムリミットの迫る真紅は、相変わらずのスタンスの水銀燈に対して珍しく「お姉さま」という言葉を使ってみせた。完全に茶化しているだけなのだが、そういえば関係性だけで言ったら真紅は妹だったのだな。言われた水銀燈も、慣れない呼ばれ方にたじろいでたけども。 今回最大の見どころは、蒼星石と水銀燈の「交渉」の部分である。蒼星石があまりに男前すぎるので一切のひっかかりなくスルッと解決してしまったが、まさに「仲良く殺し合い」の真骨頂とも言える対話になっている。あれだけ偏屈だった水銀燈だが、蒼星石の「ボクは嘘が嫌いだ」の一言でローザミスティカを渡してしまっているのだから、なんだかんだいいながらも彼女たちの間にはちゃんと信頼関係が成立しているのだ。同様の関係性は、蒼星石と翠星石、そして真紅と雛苺などの間にも見られる。結局、ジュンが諭していた通り、このお話はどこまで言っても「面倒臭い姉妹喧嘩」でしかないのである。末妹の扱いが悪すぎたせいで、こんなホラーじみた話になってしまっただけなのだ。そう考えると、欠陥があるばっかりに他の6人から総スカンをくらった雪華綺晶って、可哀想な子なのかもしれない。今回もようやく見つけた(一方的な)マスター候補からはっきりと袖にされて自壊してしまうという、何とも物寂しい結末を迎えているしなぁ。彼女は彼女なりに必死に生きてきた結果だったのだから、もう少し違う未来が無かったものかとも思う。 結局、雪華綺晶の存在が否定され、蒼星石のローザミスティカは収まるところに収まりそう。そうなると、時間が動き出してしまったがために、今度は真紅の命がアウトになってしまう。もうボチボチお話も終わりであり、子供ジュンがボディを見つけた後なので一切心配はしなくていい状態だとは思うのだが、関節から砕け、無惨に頭がこぼれ落ちた真紅の図は、やはり壮絶なものであった。今作は本当に「人形感」が強いが、動いていたものが突然「物」に帰る瞬間って、やっぱりおっかないものがあるね。 PR |
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