最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」 6→6 お見事でしたね。知り合いの中には「キツ過ぎて見ていられない」と視聴を放棄した人間がいますが、そういうダメージが与えられる作りになっているというだけでも立派だと思います。私は観られますよ? ぼっちじゃねーし。違うし、全然共感とかしないし。…………。 まぁ、「ダメージを与える」部分はおそらく原作まんまの部分ですよ。私が1巻だけ読んで力尽きたように(あれ?)、基本的に原作漫画の方がより直接的なダメージはでかい。それはおそらく漫画の方がフォローに回る要素が少ないということと、絵が雑多なのでもこっちの悲惨さがよりダイレクトに出てくるためだと思われる。アニメ版の方は、まだ視聴者に気を遣っているのか、もこっちが随分可愛いわけだし、音楽やパロディネタなどで明るい方向に持っていくことも出来ているわけで、ある意味ソフト路線といえなくもない。ただ、やはりアニメにして「動き、しゃべる」ことによって生まれる更なる毒々しさというのも存在しており、もこっちがしゃべればしゃべるほどに、世界の黒い部分が広がっていくような印象もある。アニメと漫画、どちらが辛いかは個人差があると思うが、「アニメならではのダメージ」が新たに付加されていたのは事実だろう。 こうして「アニメ独自のセールスポイント」が産みだされたことは、純粋に功績だと思っていいだろう。大沼SILVER LINKは既にブランドとしても定着しつつあり、独自の方向性から個性の強い画面を提供してくれるわけだが、今作における「いじり」要素にはかなり親和性があった。正視に耐えないような悲惨な現場でも、どこかポップなデザイン性として処理されることで、何とか「ギャグ」のレベルにまで引き上げてもらっているからだ。さじ加減を間違えれば「恵まれない子供をネタにしてあざ笑っている」という浅ましさに繋がりかねない路線なのだが、そのあたりの配分は手慣れたもので、きちんと「ネタをネタとして」まとめるだけのバランス感は心得ているし、「オタク少女」をいじる時に使われるネタ選択なども勘所を外さない。ここ最近、大沼さんの古巣であるシャフトはこういうパロディをメインとした仕事が減りつつあり、デザインの中で見せる奇抜さも次第に薄れているだけに、SILVER LINKがこちらの方向性で先鋭化しているのは非常に喜ばしいことである。是非とも、今後も身も蓋もない作品作りを期待したい。 本作の憎らしいところは、そうした「悲惨な」話をベースに置きつつも、せっかくのアニメ化ってことでどさくさに紛れて萌え方向にも色目を使っているところ。もこっちが2割増しで可愛くなっているあたりもそうだが、優ちゃんを筆頭に、周りの「いい人達」をフル活用し、もこっちとの落差で阿漕に売ってくる。せっかくもこっちという便利な「比較対象」があるのだから、他の部分は遠慮無く阿漕に作り込めるのである。キャスティングもエグかったし、やっぱり「見せる」部分は多いに越したことはないということだろう。まったくもって同意である。そうした「売り」の1つに様々なテーマソングも含まれており、今期No.1と言ってしまっていいと思うオープニングに加え、細かく入れ替えてきたエンディングテーマの無駄な凝り方も行き届いたサービスであった。結局、あれを歌ってた連中は何者なんだよ……。 あとはキャストの話だが……もう、今作はいず様オンリーでいいんじゃないかな。この声が聞けなくなるってだけでも残念。まぁ、まったく新しい扉を開けてしまったので、今後こういう役でも活躍が期待出来る……って、こんなひでぇ役はあんまり無い気もするがな……。ただ、ミルキィホームズの番組中にわたモテのCM流すのやめてもらえませんかね。コーデリアさんがいちいち可哀想でしょうがないんですが。今にして思えば、あの人も立派な喪女だった気もしてきたな。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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