最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「超次元ゲイムネプテューヌ」 5→6 奇異なほどの安定感を誇ったアニメ。清く正しく美しい「萌えオタアニメ」とはかくあるべき、という規範のような作品であった。 萌えアニメに必要な要素というのは見方次第で色々とあるだろうが、この作品をサンプルとするなら、「ユルい世界観」「タイプ分けされた過剰なほどの女の子」「頭を使わなくてもいいシナリオ」「適度なエロ」「メタレベルをあげたり、内輪ネタ、パロディネタを交えてオタクが喜びそうなネタ」「ステキ過ぎる中の人」などたくさんあげられる。今作は、あらゆる方面でそうした「基礎の基礎」と言える要素を網羅し、1クールという尺の中で後味すっきり、将来に何も残らない程度の味付けで片付けてみせた。そう、この「消費されている感覚」こそが萌えアニメである。ずぶずぶとはまるようなことは決して無いのだが、25分という限られた時間に、身の丈にあった多幸感をもたらしてくれる。何かというと外界から茶々が入るアニメギョウ界であるが、こういう仕事が出来るいぶし銀の作品ってのも、しっかりと守っていきたいジャンルの1つである。 初見の感想は「なるほど、レヴィアタンみたいなアニメか」というものだったが、終わってみれば、要所要所で1段上の品質が提供されていることが分かる。david proによる画作りはあけすけのエロも含めてかっちりニーズに合う「可愛らしさ」を提供していたし、後になって気付くと、今作でコンテ演出の指揮を執っていたのは無闇にベテランが多い。最も多く担当した西田正義がそうだし、澤井幸次、加藤敏幸、そして最近注目の津田尚克などなど、この作品の「守られた安定感」を作り上げるためにアニメの基盤を作った歴戦の戦士が尽力しているのである。そりゃ観てたらホッとするわけだ。ネタ自体もアニメとしては扱いやすい部分も多く、ゲーム派生のアニメでハード戦争を扱うという一見すると際どそうなネタも、このくらいのユルさで扱う分には単なるおふざけで処理出来るし、消費者層にもそれなりに浸透している世界観であるから、特に面倒な説明を付さずとも大体の狙いが理解出来るようになっている。実は色々と考えられたしたたかな設定だったのかもしれない。 そして、個人的に加点する最大要因となった世界設定は、やはり女神の存在そのものである。基本の女神が4柱、そこに各々候補生が加わり、更にゲストとして3人の「外界」女神も加わってくる。それらの女神の多くが「変身後」と「変身前」の人格を有しており、キャラものとしてのボリュームが豊富なのである。もっと分かりやすく言うと、それだけたっぷりと中の人のバリエーションが堪能出来るのである。個人的にはやっぱりねぷが一番のお気に入りで、女神形態の凛々しい姿で主人公としてのスタンスを守りつつ、幼女形態での残念な活躍が引き立つ。これを田中理恵にやらせてるって言うのが、もう「それだけで勝ち」みたいな設定。他の女神も、基本的に「穏やかな性格から苛烈な性格へ」という二面性の現れ方が非常に愉快で、花澤先生の「なんか胡散臭いSキャラ」とか、突然口汚くなるアスミスブランなど、ご褒美要素が非常に多い。これだけでも満足出来たはずなのに、中盤のクライマックスとして用意されたピー子編ではピーシェちゃんのロリっぷりに脳髄をズタズタにされてしまった。良いお話だったなぁ。10話のラスト、ピーシェちゃんの記憶がちょっとだけ戻ったくらいで別れてしまうっていう采配が凄く切なくて良い。あそこで完全に思い出して笑顔でお別れだと興が削がれていたかも。最後の一言が「ねぷてぬ?」だったおかげでラストの「糸」につながってしんみり出来たんですわ。今期ベストエピソード候補だと思います。 「ね」と「ぷ」が繋がった言葉を平仮名で発音するとすごく可愛いということが分かって良かったです。「ねぷ」って字面だけで既にちょっと可愛い。良い名前だな、ねぷてゅーぬ。まぁ、何が言いたいかっていうと、「あおちゃんに読ませると大体の言葉は可愛く聞こえる」ということ。いや、理恵さんの「ねっぷねぷ〜」だけでも充分な破壊力だけども。我が家からもそうとうなシェアエナジーが持っていかれているんだろうなぁ。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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