最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「凪のあすから」 6 発情期の中学生!! なんか変なアニメキター!! この堂々とした不条理、これやで。 今期のP.A.作品。青を基調として海の細やかな美しさを前面に出したビジュアルは、いつも通りのP.A.風に戻ってきた感じ(まぁ、「有頂天」がイレギュラーだっただけだが)。そして今回は割とキャラクターデザインも崩し目で、動きが割と大きく出るようなデザインになっている。このビジュアルで何を描くのかというと、なんと、謎の魚人間物語である。特に説明も無く現れる理不尽な世界観が、有無を言わさずに画面のインパクトだけで丸め込まれるこの出だし、非常に好みの振り出しです。そうそう、アニメが持つ説得力って、こういう使い方が正しいと思うんだ。 脚本は岡田麿里。マリーとP.A.といえば「true tears」「CANAAN」「いろは」と傑作揃いであるし、脚本を自由にやっていいと言われた時の岡田麿里の打率の高さは鉄板。今作も一体何が飛び出して来るのかが今から楽しみ。1話目を見る限り、作中のキャラの言葉を借りれば「色々とややこしいんだな」という人間関係が見どころで、発情期を迎えた中学生男女の、好いたり妬いたりを描いていく。過去作品だと「true tears」に近いものが出てくるんですかねぇ。あちらは雪深い田舎町、こちらは海の街。このイメージの差をどうやって利用してくるのかも期待出来そうな部分。そもそも1話目から「ヒロインの膝に魚が生える」なんて出だしを書いてる人間が、これから何をしでかすかなんて想像も出来ませんよ。 そう、1話目はいきなり自由。冒頭、魚が飛び交い、人間も自由に泳げる海の中の町並みを、ごくごく普通の背景として描くふてぶてしさにまず感服する。普通、「海の中の町の話」と言われれば、それなりに「異世界」を作り込み、その部分をセールスポイントとしてアニメを作ろうとするだろう。しかし、この作品はそんなところにいちいち構っちゃいない。何しろ人々は昔から海に住んでいるわけで、海に町があることも、学校帰りに海に帰ることも、ごく普通のことでしかない。だったら、それは「普通の画面」として描写されるべきなのである。これだけ異様な世界設定なのに、その説明に費やされたのは主人公が独白したほんの数分の昔話だけ。後のことはさっぱり説明されていないのに、画面を見るだけで「あぁ、そういうもんなんだろうな」と飲み込めてしまう説得力が怖い。いや、おかしいんやで。海の中で火を使っている理由は「鱗様の神通力」ということで説明されているが、海中で何であんなに明るいのかとか、どう見ても人間のくせにどういう器官で水中呼吸してやがるんだ、とか、水の中で酒のんでんじゃねぇよ、とか、そもそもやかんや鍋をどうやって使うんだよ、とか。あと、シナリオだってしょっぱなから違和感はありまくりで、珍しいものとして海の人間には人だかりが出来るくらいの交流しかないはずなのに、何で海の中が廃校になると地上の学校に行く程度の行政の統一は出来てるんだ、とかね。最終的には海人間たちも地上に出て出稼ぎとかする世界なのかなぁ。 こんだけ謎が多いのに、「まぁ、そこは置いといて、恋愛ドラマやろうぜ!」という主張が明確であり、しかもそれが「お、おう」と答えるしかないくらいの、妙なパワーがあるのだ。わずかな描写の中で、既にメイン4人の中の関係性が大体構築できてしまい、後はこの訳の分からない世界でどのようにくっついたり離れたりするかを楽しむだけである。地べたも雷轟丸もいないこの世界で、はたして主人公はどのようにヒロインをひっつかまえるだろうか。かやのんボイスの子もいるけど、現時点でメインになってるのが男3,女2なんだよなぁ。ややこしそうだなぁ。 というわけで、色々と楽しみ要素が多そうな作品になりましたが、中の人的にはまず「花江君、こういう方向性の仕事もあるんだな」というのが一番の驚き。なるほど、声が高いので割と頼りない役ばかりの印象だったのだが、中学生くらいの幼さが残る少年にしてしまえば違和感はなくなり、今回のような直情型主人公でも面白い仕事が出来るのか。周りを固める男性キャストが逢坂良太・石川界人という、「芸歴縛りでもあるのか」レベルのフレッシュさである。まぁ、既に「お馴染みの声」になっちゃってますけどね。そして、メインヒロインはどこまで言っても我々を逃がしてはくれない、花澤・茅野包囲網。彼女たちは一体いつ寝ているのか。そうそう、そういえば花澤キャラのお母さんが(ry PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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