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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「アウトブレイクカンパニー」 5

 月曜日の一番深い時間帯に放送されているしんがり作品。導入を見て「また主人公がオタクか……」となり、その後の展開をみて「またオタクが異世界か……」と思ったが、その後の展開がちょっと違った。なるほど、これなら面白いかも。

 作者は「ポリフォニカ」の人ということだが、それだけじゃよく分からない。「ポリフォニカ」のアニメはそりゃぁ酷いものだったが、あれは完全にアニメ制作側が原因であり、原作が面白いかどうかなんて分かるわけがなかったのだ。その作者の新たな作品はfeel.製作で及川啓監督。うーむ、どう転んでもおかしくないが。少なくとも1話目は上述の通りに「お?」と意外な展開に引き込まれ、オチのどうしようもない展開まで含めて、「これは流石に2話目以降も見ないと何が起こるかわからねぇな」という気持ちにはなった。見たところシリアス要素薄めで、おそらくオタネタを色んなところにばらまいて、典型的なファンタジー世界とのミスマッチで笑いを取りに行くスタイルに作品になるんだろう。テンプレ世界にオタク文化のテンプレをぶつけるというのは割とありそうでなかった発想かもしれない。DTは完全に無視されるだけだったから異文化交流出来てなかったし。ただ、この手の設定の「オタク」ってのは現実感に乏しい奴が多くて、これの主人公も、オタク趣味には割と深くはまっている設定のはずなのに、言動が嘘くさい。だからさ、単体で見知らぬ土地に放り出された状態で、初対面の人間相手に「萌えー」とかいうやつおらんやろ。そりゃオタクじゃなくて単なるキチガイだよ。見たところ割と対人スキルもあるみたいだし、あんまり共感しながらみることは出来ないだろう。いっそ「ゼロ魔」の才人みたいに吹っ切れて恰好いい方に行ってくれれば話もはやいのだが、多分そういう展開にはならないだろうしなぁ。

 ま、どうしたって「オタク文化」をテーマにしたラノベってのは、多かれ少なかれ反感を持ってしまうもの。一番の理由は、多分ラノベの中で「読者に多いと想定されるオタク層を呼び込む」ための設定が、更にダメなオタク文化を(架空とはいえ)産みだしていくという負のスパイラルが気に入らないから。身内ネタだけで笑ってる状態になったら、どんなジャンル、どんな業界だって潮時よね。まぁ、この作品にそんな文句を言ってもしょうがない。1話時点では画も綺麗だったし、すげぇ今風のキャラクターデザインも決して見づらいことはない。なんで「今風」だって思うのかなぁ、って自己分析しながら見てたんだけど、多分髪の毛の色の付け方だな。今の作品って、髪だけじゃないけど色んなとこの色配置にグラデを使いやすくなってるからね。お姫様は、なんかネッサに似ていると思いました。

 そんなわけで中の人だが、主人公は今期2本目の主役となる花江君。出てきた直後から「今後推される男性声優の1人なんやろなぁ」と思っていたが、まぁ順調に仕事を重ねてますね。そしてメインヒロインは誰なのかまだよく分からんが、ハーフエルフメイドに三森、巨乳の上官に内田真礼、そしてお姫様は渕上舞。渕上舞もこれで今期メイン2つ目、しかも放送時間が連続だ。いい流れなんじゃないでしょうか。この3人を並べて、一番年上の役がまれいに回ってくるあたり、やっぱり適材適所ってあるんだろうな。

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