最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「とむろみさん」を付けたくなるサブタイトル、第5話。こういうインパクトのでかいサブタイトルっていいよね。「どろどろオムライス」とか。 ある側面では大団円となった節目のエピソード。なんだか毎回節目みたいな印象で数々の問題が発生しつつ、それが千切っては投げで解決されていくわけだが、今回は多分1つの節目で間違いない。コンテワークも色々と凝っており、監督自らのお仕事である。ちさきを追いかけるまなかと電車の動きを合わせるカットとかが好きです。 今回片がついたのは、あかりちゃんの不遇の恋愛エピソードである。「村のしきたり」によって隔てられていたとばかり思っていた「岡惚れ」(意味違う)だったが、実際には一番高いハードルは残された連れ子である美海ちゃんだった。彼女のことを思えばこそ、あかりさんはそろそろ無茶な恋愛を諦める腹づもりになった。相手の男も今ひとつ頼りなく、別れ話になだれ込もうとするあかりさんを見ても、止めているような、そうでもないような。「なんでこの男に惚れるんだろうなぁ」とは思ったが、泣きじゃくるあかりさんを抱きしめるシーンなんかではちょっとだけその男前オーラというか、包容力みたいなものは垣間見えただろうか。まー、こればっかりは付き合ってる当事者連中じゃないと分からない感情である。 美海ちゃんによる家出事件でどさくさに紛れて復縁した形になるが、実際には、その陰では光が大きな仕事をしている。あかりさんが苦しんでいたのは、別に陸と海という禁断の恋愛事情だけではない。というか、その辺のしきたり云々については親父が神主という立場がむしろ都合よく働いて、なんだかなあなあに済まされそうな空気すらある。どちらかというと、お相手の先妻が持つ「大人」に憧れ、それを乗り越えるために背伸びしていた部分が問題だった。亡くなってしまったみをりさんの「母親代わり」を務めようと気丈になるばかりに空回りし、「死んだ母親」とあかりを重ねることに強い抵抗を感じていた美海の心は離れてしまうばかりに。その立ち位置自体を改めるきっかけが、光の「お前だって子供だ」という発言だったわけである。その結果、あかりは泣き崩れて本音をぶちまけた上で子供のように駄々をこねることになり、結果的にはその方が相手には素直に受け入れられることになった。そうよね、まだ二十歳とか、女子高生と大して変わらないわけでね。少しくらい弱くたって構わないはずですわ。 この辺りのあかりさんの感情の揺れ、吹っ切れぶりのつくりかたは、流石のお仕事というしかない。P.A.のお仕事でもあるし、単純に「寄りを戻した」ではなくて「多少人間的に脆さを見せて依存を高めた」っていうシナリオ作りはいかにも岡田麿里っぽい生っぽさもある。そして、そんな恋愛を成就させたのは、「true tears」でも勝者となった中の人、名塚佳織である。かもさんが泣きじゃくる姿を見るとゾクゾクしますね。目がでかくてグリグリしている今作のキャラクターデザインはたまにどうやろ、と思う時もあるのだが、こうして甘々なシチュエーションを見せられると、これはこれでいいかな、という気もしてくる。 ちなみに今回、もう1人女の子が泣きじゃくっている。美海ちゃんである。こちらは子供ながらに色々考えて、考えすぎた結果あんな行動に出てしまったわけだが、まぁ、やはりこちらは子供だからね。別に悪意からの行動でないことは分かるのだし、今回のことで思いの丈をぶつけ合ったのだから、無事に所帯を持つことが出来たら、あかりさんとはうまく「親子」としてやっていけるのじゃなかろうか。ただ、今回すごく気になったんだけど、美海ちゃんのピンチだっていうのに、親友のさゆちゃんが1回も出てこなかったんだよね……実は前回の美海の勝手な行動(自分が犯人だと謝罪する)については、2人での確認は取れてない状態のはずなのだが……どうなってるのかな。 まぁ、とりあえず(しきたりをどうするかは置いといて)あかりさんの問題は朝日に照らされて綺麗さっぱり片付いたと見ていいだろう。となると、現在残っている問題は……ちさきちゃんですね。この子も本当に不器用だなぁ。「都合が良いんだか悪いんだか分からないとこにいる」ことにかけては天才的な紡に対して「私のウミウシになって」と訳の分からない申告をしてから告白タイムに突入したわけだが、これまた「どこから現れたのかさっぱり分からない」まなかに偶然聞かれてしまうというサプライズ。あんだけ開けた海岸線で、真正面にいる人間に気付かずにしゃべり続けるってどういう状態なんだろう。とにかく、うっかりさんのまなかは親友の気持ちを洗いざらい聞いてしまったわけで。「忘れて」と言われてもそりゃ無理なわけで。でもまぁ、ちさきが一人で抱えてドロドロしているよりも、いっそまなかに聞かれた現在の状態の方がまだ健全だろうなぁ。本人達のSAN値は下がりまくるだろうけど、「隠し事をしている」っていう悩みよりはまだ軽いはず。まなかは基本的に阿呆だから、こんな状態を上手く切り抜ける手段は気付かないだろうな……ちなみに、こういう修羅場的な場面で横恋慕を我慢してるキャラというと、「ネギま」の夕映のエピソードが好きでした。ちさきちゃんもああいう立ち位置になればいいと思う。 聞くだけ聞いて放っておいてる紡がちょっと酷い奴な気もするけど、あいつはあいつでどうしようもないし。キンメが大量だと遅刻していい学校って、なんか羨ましいです。さぁ、来週はどんな問題が起こるかな? PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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