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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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11月8日 ドラフト模様(THS×3)

ピック順 【Thraxi】→【Mei】→【Serra】→【Alessi】→【Metallica】→

 

 今環境初の5人戦。やっぱり5人だと回り方ひと味違う。具体的に言うと、基本的に全員が色を絞る上に、まだ色を渡るようなスキルが無いので、固執しちゃうと共倒れ、棲み分けられたらイージーゲームが待っている。パック数が多ければもう少しリカバリーしやすくなるとは思うのだが、この数だとやきもきするしかない。でもまぁ、みんな別に不自由に引いてたって感じでもないんだけどね。コモンの使い方で勝負が分かれる環境なので、そのあたりの渡り方が勝負やな。

 




 

(●は累積パック数)

    AL SE TH ME MT

AL  ー  ×  ○  ×  ◎  2ー2 3

SE  ○  ー  ×  ×  ×  1ー4 5 ●●

TH  ×  ◎  ー  ◎  ◎  3ー1 1 

ME  ○  ◎  ×  ー  ◎  3ー1 2 

MT  ×  ○  ×  ×  ー  1ー3 4 ●

 

1位 【Thraxi】 白黒 <密集軍の指揮者 モーギスの匪賊 ラゴンナ団の長老>

 実はここ最近、4戦連続で白が勝ってるんです。今回で7戦目となるテーロス環境だが、実にうち6回が白絡みの優勝(順に黒白、白緑、緑白、赤白、白緑)。この環境は色の優劣が少ないとか、青が最強色とか言われるが、白の強さの秘訣はなんと言ってもその分かりやすい芯。青は組み合わせる色によって戦略を微調整する必要があるのだが、白は基本的にやることが1つだけ(少なくとも「遅い白」は存在しない)なので、あまり悩まずにデッキが出来上がる。今回はそれに加えて白が独占色ということもあり、サイドボードまで含めてあり得ないくらい楽なピックになっている。白が余ってることがバレバレだったおかげで、3パック目とか余裕で白流して一周してから回収してるからな。今回のデッキの肝はなんと言っても「密集軍の指揮者」。これが2枚引けてしまったのでデッキとしては「クリーチャーと対象にとるカード」で分かりやすい構成。2色目は流れ次第だと思ったが、2引きの「夜の咆吼獣」からあっさり黒に決まった。オルゾフカラーの強みは、授与が多いので対象に取りやすいこと、そして「エイスリオスの学者」が使えること。今回は2色とはいえほぼ白単タッチ黒みたいな構成だったので「ファリカの療法」が入らず「血集りのハーピー」が全投入されるなど、方向性が分かりやすかったので楽だった。まー、「天界の執政官」が3度目の来訪とかいうおまけもあるけども。

 

 

2位 【Mei】 緑赤青 <神々の憤怒 稲妻の一撃 霧裂きのハイドラ

 人気カラーの青は今回も3人に割れることになってしまったが、その中でもタッチ程度にとどめて上手くごまかしたのがこちらのデッキ。タッチされたのは「クルフィックスの預言者」「雨雲のナイアード」と最低限で、これに「彼方の工作員」の起動マナ程度。「神秘の神殿」「ナイレアの存在」とタッチしやすい緑から触ったので、この環境最大の敵である色事故にも縁がないのは良いこと。メインボディは緑の肉に赤の火力という分かりやすいステロイドで、火力については「神々の憤怒」というリセットボタンを皮切りに、「稲妻の一撃」×2、「マグマの噴流」と品質が高い。これで緑のフィニッシャーに位置するカードがもう少し多めに引けていれば完璧だったのだが(まぁ、アスプのことだ)。ステロイドは火力の質次第なので枚数が少ないこの世界では多少キツいスタイルだが、ここまで集まればそれなりに安定感はあるな。

 

 

3位 【Alessi】 黒赤 <死者の神、エレボス 鞭の一振り 洞窟のランパード>

 2度目のお目見えとなるエレボス様からスタートの分かりやすい黒一本道。都合良く上から3,4引きで「灰色商人」が2枚流れてきて、卓全体で「黒に行く人募集中」と言っているのが分かりやすく、ピックもあまり悩まずに済んだだろう。これで登場する商人の枚数次第では祭りになる可能性もあったが、今回はこの2枚で打ち止めである。まぁ、それでも充分だけどね。「死の国からの救出」で戻ってくるだけでも異次元のライフ差。そして、流石にこれだけの黒になると流石にエレボス様も立ち上がって動く回数が多くなる。「災いの印」などでちょこちょこ水増ししてはいるが、やっぱり神様が一度動き出しちゃうと絶望感が半端無いな。強いて勝ちきれなかった難点をあげるならサブカラーに赤を振ってしまったことだろうか。この手の「守って押し返す黒」だと、クリーチャーが貧弱な赤ではあんまり補完してくれないんだよね。「モーギスの狂信者」がほぼ「国境地帯のミノタウルス」の下位互換みたいな動きしかしないとちょっとしょぼん。

 

 

4位 【Metallica】 青赤 <稲妻の一撃 航海の終わり 不機嫌なサイクロプス>

 「航海の終わり」が2枚、「稲妻の一撃」に「解消」。スペルだけを見るとなかなか魅力的なイゼットであるが、さて、どこから攻めるデッキなのか。おそらくスペル中心になってしまうことを避けるならば青に必須の駒は「蒸気の精」や「ナイアード」なのだろうが、今回は残念ながら0枚。「はじけるトリトン」では絶対にその代わりにならないということは嫌と言うほど体験出来た。それでも「タッサの試練」が2枚引けたのでプールのわりには潜在的突破力は得られたのが救いだが、他のカラーリングのまとまりを突破するほどの力は流石に得られなかったようだ。卓の中では唯一白に逃げられる位置にいたが、やっぱり青の方が強かったせいで無理だったのが無念。

 

 

5位 【Serra】 青緑 <セテッサの英雄、アンソーザ 乳白色のユニコーン トリトンの財宝狩り>

 今回の色カブラー。序盤から青は取れていたので緑が削られるのは痛くなかったようにも見えるのだが、やはり攻めの起点が無いデッキの全体構造を見ると、色を絞ってしまうことによる不自由なピックは分かりやすい。2色のくせに1引きで「ユニコーン」だからな。2パック目で「タッサ」が流れてきてこのような状況も打開出来るかと思われたが、持ち慣れない神などをいきなりパスされたらかえってピックは歪む。そもそも、構築で大暴れしているので勘違いされやすいが、青なんて色は信心の達成がめちゃめちゃ大変な色のはずなのだ。タッサさんは自動占術生成装置と割り切っても強いはずなのに、なまじ動かすことを意識してしまったせいか、序盤のピックを青に裂いて結果的にデッキが骨を失った。アスプ流して「前兆語り」ではそうなっても仕方ないだろう(もちろん、そのピックが正解の場合も多々あるけども)。

 

 

 

今回のピック表

 

 【Thraxi】(白黒)→【Mei】(緑赤青)→【Serra】(青緑)

                        

 【Metallica】(青赤)    ←    【Alessi】(黒赤)

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