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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 いつの間にか一般投票締め切りが迫っていた。気付けば8回目。毎度お馴染み声優アワードである。過去に一波乱あっただけに賛否は色々あるこの催しだが、現代声優文化を見る1つの指標としてはそれなりに機能していると思うのだよね。もちろん商業主義的な部分は否めないのだろうが、それも含めての声優産業だからねぇ。ファンがどのように見ているか、ということも、業界がどう持っていきたいか、ということも、これを見れば大まかな世論が分かると、そういう企画になっているのじゃなかろうか。

 さて、今年も私はいち声優オタクとして、アワードの結果予想と自分の投票内容についてここに書いていこうと思う。3月には完全に個人的趣味で「グランプリ」の声優部門もやってるけど、そちらとは別に、ある程度世間の流れも考えた上で予想をしてみたいとは思っている。まー、どんだけ大上段に構えても、あくまでお祭りですのでね。今年は一体どんな花形が現れただろうか。

 昨年度分の予想記事結果寸評についてはリンクを参照のこと。

 




 

○確認のための事務所考察

 一応これは毎年やっておかないといけない作業。昨年同様、過去の受賞者を主演・助演・新人の枠から抽出し、その所属事務所の分布を見る。以下がその一覧である(基本的に受賞時の事務所。複数回受賞している候補者は1回とカウント。昨年度分に追加しただけなので間違いもあるかもしれません)。

 

青二プロ 10名

81プロ 8名

アイムエンタープライズ・アーツビジョン・バオバブ 4名

マウスプロ・賢プロ・ミュージックレイン・プロフィット・各3名

劇団ひまわり アトミックモンキー 俳協 2名

その他事務所 16名

 

 昨年分で増えたのは、小野友樹のアトミックモンキー、島崎信長が青二、山本和臣がエース、きゃりさんがキューブ、るみるみが81。そして一番の事件だったのが、助演賞の諏訪部・大原という俳協の2人。これまで一切アワードにタッチして来なかった俳協からまとめて2人もの受賞者が出たことで、俳協が正式に加入を認めたことが確認出来た。これにより、今年からは遠慮無く俳協所属の役者を選出することが可能になった。

 他方、未だ名前を見せていない事務所も相変わらずである。大きくは2つで、1つ目はシグマセブン。やはり水樹・中村といった名前が出てこないことには違和感がある(歌唱賞はレーベルごととカウント)。一応現時点では石原夏織がシグマなのだが、昨年度の受賞時点では移籍前なのでノーカン。そして相変わらず大沢も沈黙を守っている。パーソナリティー賞には昨年度のみっちゃんも含めて2人を出しているが、主演助演に天下の花澤の名前が無いことから、こちらも参加意志はないものと推測する。具体的に言うと、今年度「種田梨沙」という名前を書くことが出来ないということだ。

 さて、今年はどのように事務所分配に影響が出るだろうか。

 

 

 

○主演男優賞

過去の受賞者「福山潤・宮野真守・神谷浩史・小野大輔・平田広明・梶裕貴」

・投票内容と予想

 昨年梶裕貴が受賞したために一息ついた感があるの主演男優賞。実は今期も、本数で言ったら梶君クラスに一択である。もちろん、逢坂良太だ。圧倒的主演率と、あまり押しが強くないがしっかりとキャラに合わせる器用な立ち回りは、まさに主演に相応しい名前である。何も考えずに実績だけを見れば、多分一切の異論は出ないところだろう。

 しかし、例によってしがらみが残るのもこのアワードの悩ましいところ。逢坂君の場合には、「まだ新人賞を受賞していない」という壁がある。確認すると、彼のデビューは201011ということで、当然新人賞候補には残ってしまう。そして、普通は新人賞の権利がある人間ならば、そちらに回されてしまう可能性が高い。もしくは、まったくそぐわないのに助演でワンステップ、なんてことも。はたして、彼の運命はどうなるだろう。

 その他の対抗を探してみると、ぱっと思いつくところでは細谷佳正がいる。彼の場合は流石に新人賞はないし、メイン・サブのバランスも良いので、非常にニーズに即した人選。いつも通りなら彼あたりが本命といえる。ただ、彼もまだ一度もアワードに名前が挙がっていないため、下手したら助演に回るかも。となると、既に名前が出ている人間だと、小野友樹島崎信長あたりが有力な対抗といえるだろう。信長君の場合には主演としてのアピール度も高く、若いながらも逢坂君同様に文句が出にくいところ。

 その他、去年まで挙げていた希望枠で下野紘・木村良平。下野母さんは本当に「主演男優」に相応しい人材のはずなのだが、なんかそれをスルーするところまで含めてのネタっぽくなってしまっているのが人徳。木村君は、実は「銀の匙」「ヴァルヴレイヴ」「はがない」と、今年度に残っている主演が存外多かったりするのである。あと、名前だけで気になるけんぬことKENNってのも一応挙げておく。彼の声はクセがあるからなかなか悩ましいとこではあるんだけども。個人的に、「ムシブギョー」は好きだったけど「境界の彼方」はなんかイマイチ。

 ちなみに個人投票は当然逢坂君です。流石に、今年は彼以外を見る理由が無い。

 

 

 

○主演女優賞

過去の受賞者「朴璐美・平野綾・釘宮理恵・沢城みゆき・豊崎愛生・悠木碧・阿澄佳奈」

・投票内容と予想

 毎年激戦区となるこちらの枠。前述のように「種田梨沙」「花澤香菜」は選べませんので、先にお断りしておきます。

 さて、まだまだ「伊藤かな恵」「戸松遥」「井上麻里奈」などいつ出てきてもおかしくない名前がたくさん残っているこの枠だが、男性分門の逢坂君同様、綺羅星のごとく現れ、一気に声オタの心を奪っていった人間がいる。東山奈央である。今年の活躍は十二分に主役級。ここで抜擢されても何の問題も無いだろう。まぁ、やっぱり彼女の場合も「新人枠回し」の可能性があるのでなんとも言えないのだが……。対抗は個人的にお勧めの内田真礼だろうか。同年代には小松未可子という可能性も。この辺りの若手が選ばれるかどうかが、今年の見どころ。

 若手枠から選出しない場合、上に上げたような百戦錬磨枠には日笠陽子の名前を加えておかねばなるまいし、「主演」というとやや印象は薄いが、茅野愛衣だって黙っちゃいないだろう。あと、いっそ小清水亜美をもう一回担ぎ出すっていうのもありな気がする。

 個人的な投票先は、大人しく奈緖坊にしておこうかとも思ったのだが……流石に鉄板続きじゃ面白くないし……主演……怪演……爆発物……橘田いずみ先生で。主演ってほとんどないですけどね!

 

 

○サブキャラクター 男優賞 

過去の受賞者「石田彰 宮田幸季・神谷浩史 小野大輔・井上和彦 杉田智和・浪川大輔 三木眞一郞・岡本信彦 中居和哉・木村良平 宮野真守・小野友樹 諏訪部順一」

・投票内容と予想

 予想のしようがない手探り感は他の追随を許さないのがこの枠。年齢制限も無いし、特に「今年」に拘ってる感じでもないし。去年のべーさんの受賞だって、文句は無いけど「今なの?」って感じだし。まー、男性声優は代謝が少ないので、いつでも現役ですけどねー。今年だって突然「じゃ、子安で」って言われても誰も文句は言えないわけでしょ。

 さて、個人的な好みで選んでいきたいのがこのサブキャラ部門であるが、ぱっと思いついた名前が何故か遊佐浩二だった。遊佐さんって、本当に「脇で輝く」タイプなのよね。主演って実は結構少ない。怪しいおっさんをやらせて輝くあのテイスト、ここいらで選んでみるのも良いのでは。あと、毎年書いていくけど津田健次郎。マジでラブなんじゃ。更に好みで推すなら浅沼晋太郎もどこかで名前が欲しい人。あさぬママは今年も良い仕事してたなぁ。

 もう少し世間のニーズを考えてみると、たとえば鈴木達央あたりがかなり有力なんじゃなかろうか。出番も多いし、なんと言っても女子受けのレベルが高い。同様に寺島拓篤とか、あと代永翼とか。ウィングが選ばれたらちょろいが相当盛り上がるだろうなー、という願望もある。あと、この枠に独特の「無闇にベテラン」枠で、何となく来たら面白いな、と思ったのが藤原啓治。事務所経営者の井上和彦が受賞してるんだから、続けて「社長枠」で来てもおかしくないのでは。まぁ、それこそ子安でもいいわけだが。

 あと、これは多分ないだろうけど、今年無闇に盛り上がったベテランボイスといえば、なんと言っても大塚芳忠ではなかろうか。ほんとに素敵よね。芳忠ボイスだと何でも許される世間である。同様の枠には関俊彦菅生隆之の名前も挙げておきたい。過去の受賞者歴の所に菅生さんの名前が入ってきたら、すげぇインパクトだと思うよ。

 で、実際の投票先をどうするか悩んだ結果……鳥海浩輔で。鳥ちゃんも好きなんだもの。本当は鈴木千尋にしようと思ってたんだけど、ちー君は流石に無理っぽいので、可能性がまだ高い鳥ちゃんにしてみた。

 

 

○サブキャラクター 女優賞

過去の受賞者「小清水亜美 後藤邑子・釘宮理恵 斎賀みつき・遠藤綾 沢城みゆき 井上喜久子(17) 堀江由衣(17)・新井里美 伊藤かな恵・加藤英美里 大原さやか・戸松遥」

・投票内容と予想 

 本当は一番多く名前が羅列されるであろう部門。まぁ、ここも毎年同じ名前を書いてる気がするんですけどね。「喜多村英梨」とか「高垣彩陽」とかさ。ひょっとしてアーリーウィングも事務所アウトなのだろうか。

 今年挙げるとしたら、とりあえず上の主演に上がっている人全部はここにもカウント出来る。それ以外だに今年面白かった枠だと、たとえば赤﨑千夏の躍進なんかはピックアップされる話題だろう。サブキャラ賞の名にふさわしい。同様に上がるのは、サブキャラ職人として現代アニメには欠かせない存在となった内山夕実が気になる。この辺りの名前が挙がるようならとてもいい賞だと思うんだけどね。もう少し目立った主演寄りでは、たとえば瀬戸麻沙美。あ、でも瀬戸ちゃんシグマやなぁ。

 その他、一気に挙げていくと、今年のトレンドなら佐倉綾音のブースト、勢いを増した内田彩の快進撃、渋い活躍を見せた高森奈津美山本希望。一気にスターダムにのし上がってきた渕上舞などなど。なんだかこうして並べると本当に新人賞との差が無くなってきてるなぁ。だって、中堅層までいくと候補が多すぎて、毎年ピックアップしにくいんだもの。伊瀬ちゃんとか、日高里菜ちゃんとかは去年も挙げてたけどその辺でもいいですかね。

 今回の投票先は、本当に出演作品数は圧倒的、この若さでこの本数はあまりに見事なサブキャラ職人な内山夕実にさせてもらいます。本当に便利な役者さんなのよ。

 

 

 

○新人男優賞

過去の受賞者「柿原哲也 森田成一・羽田野渉 代永翼・岡本信彦 梶裕貴・阿部敦 前野智昭・内山昂輝・江口拓也 松岡禎丞・島崎信長 山本和臣」

・投票内容と予想

 出てくる名前は一番少ないのがここ。手短にいうと、上で名前が出てこなかったら逢坂君。逢坂君が別のところで出ていたら石川界人花江夏樹で。あと一応、山下大輝山下誠一郎のW山下もチェック。あー、でも後者は大沢所属かぁ。

 投票先は花江君。去年と一緒。

 

 

 

○新人女優賞

過去の受賞者「平野綾 鹿野優以・加藤英美里 小林ゆう・阿澄佳奈 戸松遥・伊藤かな恵 豊崎愛生・金元寿子 佐藤聡美・茅野愛衣 三上枝織・石原夏織 大久保瑠美」

・予想と感想 

 男性陣に比べると一気に名前が増えるのがこちら。何が面倒って、上で挙げた名前の多くがここにも入れてしまうのである。そして、そんな中で今年は一点読みがしたい。その候補はずばり、佐倉綾音である。去年あたりから始まったあやねるムーブメントは、今年のこのタイミングが一番盛り上がりそう。何しろメインキャストをボッコボコ取りまくり、更に未だ未成年という年若さ。事務所もアイムなので無問題だ。この一点読みが当たれば、ラジオで散々いじられまくるあやねるが楽しめるおまけ付き。初年度の鹿野優以の再現になりそうな気がするぜ。

 次点では上でも挙げてしまっているが、内田真礼小松未可子あたりが対抗。更に昨年度のきゃりさんに遅れて小倉唯もありそうな路線ではある。みかしー、るみるみと来たから次に津田美波大坪由佳あたりは……あるかな? 津田ちゃんは一応可能性あるか。

 さて、ここからが新しい名前の候補になるが、まず、ぶっちゃけ無いだろうとは思うが、あったら面白いのが西明日香。いや、「まっとうな」アニメでの活躍が思いの外少ないのだが……相方の洲崎綾の方がまだ可能性があるか? 更に似たような年齢層だと、意外にレギュラーが増えている小岩井ことり、個人的な期待枠で加隈亜衣あたりも面白いところだろう。まー、この辺はちょっと露出が少ない気がするけど。インパクト重視でブリドカットセーラ恵美ってのも面白いと思うんだけど。

 更に更に、ぐっと年齢層を落としてしまって最年少受賞を行進させる路線も(無いだろうけど)あれば楽しい。具体的には大橋彩香木戸衣吹あたりの路線。木戸ちゃんが登壇したら流石に驚くわなぁ。ちなみに、この流れで「諸星すみれちゃんは……」といおうかと思ったが、御年14歳のすみれちゃん、芸歴の問題で新人賞にエントリーできねーでやんの。すげぇ。

 まー、この流れだとあやねるに投票するのが無難なんだけど、何故か手が勝手に動いて「西明日香」と書いていましてね。フキンシンダワー。

 

 

○歌唱賞

過去の受賞者「水樹奈々・平野綾・加藤英美里・福原香織・遠藤綾中島愛・放課後ティータイム・茅原実里・STRISH・後ろから這いより隊G」

・投票内容と予想

 歌唱賞……これは難しい……今年何かブーストした楽曲ってあったかなぁ。流石にうたプリやうーにゃーのようなインパクトは記憶にない。一番ユニットとしてまとまっているのはμ‘sなんだけど、ちょっとここで出てくるのは違和感があるしなぁ。もう、5周年でSphereが出てくるとかで駄目か? いや、流石に「なんでやねん」って言われそうだなぁ。ソロだと日笠がデビューしたのが今年。井口もそれなりに活動はしている。ただ、やっぱり大御所に比べるとそこまで歌手活動が目立たないんだよね。いっそナンジョルノのソロを引っ張ってくるって手もあるが……あ、すみぺはどうだろう? インパクトは抜群だぞ。すげぇ真っ赤なドレスで登壇してくれるぞ。よし、個人の投票先はすみぺに決定。あとは個人的に推したいのはシンフォギア関係なんですけどね。問題はもし受賞させるにしても、誰のどんな名義にしたらいいか分からないってところなんだよね。

 うーん、あとなんかあったかなぁ……。

「今年度の歌唱賞は……情報処理部の皆さんです!」

 

_人人人人人人_

> ゆゆ式 <

Y^Y^Y^Y^Y

 

「今年度の歌唱賞は……ファンタジスタドールの皆さんです!!」

 

_人人人人人人_

>ファンタジッタドー<

Y^Y^Y^Y^Y

 

 

○ベストパーソナリティ賞

過去の受賞者「浅野真澄・鈴村健一・神谷浩史・小野坂昌也・豊崎愛生・井口裕香・岩田光央」

・投票内容と予想

 聞いてるラジオの本数はあまり多くないので、実はここが一番難しい。過去の受賞歴を見ると中堅以上の手堅い人選も多いからなぁ。若手でいいなら、井口につづけ、とばかりのアスミスか、芸人枠独り占めの日笠陽子あたりで良い気がする。でもぴかしゃはメインの方で選出されずにこっちで芸人扱いだけだと流石に不当だなぁ。よし、今年は主演とここでダブル受賞にしよう。豊崎がやったんだからぴかしゃがもう一回やっても問題無いだろ。あ、いっそ「中堅以上+女性声優」ってことで田村ゆかりってのはどうだろう。主演賞も歌唱賞もすっ飛ばしてここだけって、意外とネタになるかもしれん。

「今年度のパーソナリティ賞は……矢作紗友里さんです!!」

_人人人人人人_

> ニーナ <

Y^Y^Y^Y^Y

 

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コメント
無題
東山さんって実は今年主演1つもない
【2013/11/19 07:52】 NAME[NONAME] WEBLINK[] EDIT[]
Re:無題
はっはっは、またまたご冗談を……
あれ? 確かに言われてみれば……こいつはとんでもない盲点だったなぁ。
ってことは、とりあえず奈央坊は新人賞に回るのかな。
【2013/11/19 12:16】


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