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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 なまはげ強い、第10話。確かにあんなんがステージに出てきたら興味は湧くし、多分俺なら地元アイドルとして全国にチャレンジさせるために全力で投票するわ……まぁ、お面の下の素顔がどの程度認知されてるのか、っていうのも大事な要素だと思うけど。普通に可愛い子っぽくなかった?

 登竜門という割には、案外あっさりクリアしたな、というお話。まぁ、前回までで鬱憤のたまる話は大体終わったのだから、この辺りで多少すっきりするエピソードがあってもいいでしょう(最後は相変わらずだったけど)。「10組の選抜アイドルが東北の代表を決める」という、大きいんだか小さいんだかよく分からない規模の勝負ではあったが、なんとかWUGが勝利して次へ繋ぐことが出来た。考えてみりゃ、下野オタ野郎が頑張らずとも、ワイドショーでレギュラー枠持ってるレベルの地元アイドルなんだからそこそこファンはついてるってことだよな。実際、今回「WUGらしさ」を教えてもらっていた実波や夏夜ちゃんは割とファンがつきやすそうな性格してるし、やっぱり真夢の固定ファンが潜在的にも多く残っているだろうから有利には違いない。あとはなまはげが覆せるかどうかの勝負だったんじゃなかろうか。得票数はどれくらいの差があったんだろうなぁ。ちなみに、ナマハゲーズの3人は、判読困難レベルの津軽弁からも分かる通り、中の人はきちんと青森出身の人間で固められている。実は最近青森出身声優って地味に数が増えてきてるんだよね。新青森犬を担当した木戸衣吹がそうだし、みかしーとかのぞふぃすとか。一昔前は探すのにも一苦労だったんだけどね。

 そんななまはげが今回のアニメの中で果たした役割は正直よく分からないのだが、一応「コンテストなので、一応それっぽく戦った雰囲気を出すためのライバル」と言ったところだろうか。ああいうヘンテコながらも客がついているようなグループが出てくると、確かにWUG以外にもちゃんとグループが存在していて、それぞれ別個にファンをつけているんだぞ、という雰囲気は出てくる。WUGの単独ライブでは小さなスタジオもろくに埋まらないレベルの客しか来ないが、「祭典」の方は大盛り上がりでホールが埋まっていたのだから、たとえ10組の地方アイドルだけでもそれぞれに白熱した応援合戦があったのである。他のグループも実波ちゃんのお婆ちゃんみたいなお年寄り応援団はいたのかしら。もしそうだとしたら、なかなかほっこりする催し物である。ただ、お婆ちゃんたちは東京で行われるであろう本戦にでかけるのは大変そうだなぁ。

 WUGにとっては1つのクライマックスであり、新曲お披露目の晴れ舞台となるはずの今回の「祭典」だが、残念ながら相変わらず作画はしょぼんな状態が続いている。これまで、オープニングも含めてライブシーンだけはなんとかそれなりのものを提供してくれていたのだが、今回のライブシーンはお世辞にも綺麗とは言えないクオリティ。うーむ、そこに力を入れてもらわないといわゆる「アイドルアニメ」としてはのっぺらぼうみたいな状態になってしまうのだが……これってBDでは修正します、とかいう代物なのかなぁ。割と前から企画は進んでいた番組のはずなのに、製作スケジュールがかつかつなのは残念である。この後にもう1回くらい本番となるライブシーンがあって、そっちに注力してくれてるっていうならしょうがないけど。いや、良くないけど。

 とりあえず、今回のエピソードで重要なのは勝つとか負けるとかいう展開ではなく、真夢が母親と和解したというその一点に尽きるのではないか。メンバー同士のいざこざが解消されたが、真夢はI−1脱退も含めて完全に過去を清算出来たわけではない。そんなわだかまりの象徴が母親だったわけだが、流石にこれだけ継続して頑張っている娘を見たら認めないわけにもいかないだろう。前回、I−1脱退の顛末を見て「母親失格やないか」と不満たらたらだったわけだが、今回の非常に分かりやすい和解劇を見て、多少は溜飲も下がりましたよ。やっぱり母娘は仲良くしてなあかんな。

 その他のメンバーでは、菜々美が開き直って「完璧主義の小姑」キャラとしてポジションを見つけ、藍里を中心に結束は固めつつある。夏夜も真夢の心情の変化をみて実の姉のように優しい顔を見せているし、佳乃も随分落ち着いた。ここまで見てきてようやく7人全員のパーソナリティを認識することが出来るようになったわけだが、人間的に一番好きなのは夏夜ちゃんかな。時点で実波。やっぱり分かりやすい長所がある子がいいよね。

 さて、次回は早坂の仕込んだトラップが発動してどないしょ、みたいなお話。でもまぁ、早坂はあの通りの性格なので、わざわざI−1とWUGに同じ曲を提供して直接ぶつける魂胆なのだろうね。振り付けも同じだろうし、同じように練習し、どちらが上に行けるかを競わせるという分かりやすい策略。これでWUGの連中も「振り付けが難しすぎる」なんて言い訳は出来なくなったし、嫌でもI−1と比べられることになるので逃げ道は無い。どうしようもないピンチだが、「努力次第で打ち破れるピンチ」だったりするあたりが早坂のいやらしいところやね。しかし、残りの話数でI−1と同じステージに立つまでの余裕があるのかしらねぇ。

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