最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「エレメントハンター」 4
「元素と仲良くなる!」というとんでもないテーマを打ち出した謎の教育アニメ。露骨なセッティングはアホらしいを通り越していっそ清々しく、「まぁ、子供が興味を持ってくれりゃなんだっていいや」という気にさせてくれる。実際、導入部分では「ルビジウムが消失したことで地面が数メートル陥没した」なんてとんでもない事件で度肝を抜いてくれたり、頓狂な設定だけでも気にさせる力がある。 とはいえ、どうにも隣国との制作協力体制が見え隠れするおかげか、お世辞にもクオリティが高いとは言い難い。大崩れしているわけではないのに時たま不安になる画面、90年代を臭わせる安易な演出。せっかくのチャレンジなのだから、もう少し確実なところに頼んだ方が良かったような気が…… テーマの見せ方としても課題は残っており、たとえば今回は窒素の回収が主な任務になったわけだが、何となく「窒素とアンモニアは関係があるの?」というくらいの見せ方で終わってしまい、実際に科学反応に興味を持ってもらうにはハードルが高い。せっかく「エレメント」という設定で元素を具現化までさせているのに、やってることはポケモンボールをぶつけてポケモン回収するのと変わらないのだ。まぁ、どこまで本気で「科学アニメ」にしようとしているのかは定かでないが、半端にやるくらいなら「思いっきり科学アドベンチャー・そーなんだ!」くらいのわかりやすさがあってもいいと思うのだが。 結局、この作品の最大の難点は「対象年齢が分かりにくい」という部分かもしれない。「そーなんだ」は明らかに小学生を狙っていたものだったと思うのでポケモンちっくなゲーム設定アニメで良かったわけだが、元素記号にまで突っ込んで勉強するのは最低でも中学生以降なわけで(今の小学生ならやってないとも限らないが)、こんな子供じみた設定のアニメをおもしろがってくれるとは思えないのだ。まぁ、かくいうこんなおっさんがしっかり見てるのもどうかと思うけどさぁ。だって公式ページの周期表、アクチノイド以降の元素まで書いてあるんだぜ。何話構成になるのか知らんけど、イッテルビウムやウンウンビウムでどんな話を作れというのだ。……2クールで鉄くらいまでやればいいのかね。 そうそう、いつも言ってることなんだけど、子供のキャラだからってリアル子供をキャスティングする意味は無いぞ。鬱陶しくてそれだけで視聴意欲が下がるわ。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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