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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 今週のあきらっきーを探せが難しすぎワロタ、第9話。なんで毎回提クレでネタコーナーをお送りしているのか謎。今回なんて一切あきらっきー関係無いからわざわざ画像加工しなおしとるやないか。

 そこまで大きな動きが無かった今回。前回の衝撃を改めて確認し、「何が起こったのか」を作中人物の口からはっきりと語らせるパートということになるだろうか。今回はっきりしたのは花代さんと遊月の関係のみ。そして、「何が起こったか」という部分については、前回を見れば大体分かる話を確認しただけである。「そうなれば、そうなってるやろ」というだけの話だからどっちかっていうとキャラクターの心情の方が気になる部分なのだけど、遊月も花代さんも、事態に対しての心情を吐露してくれなかったので今ひとつその辺ははっきりしていない。次回予告で遊月(現在はもうユヅキ)が「ひどいよ花代さん!」って言ってたから、やっぱり遊月は怒ってるんだろうか。少なくとも今回の自嘲気味の説明パートではあんまり焦ってる感じではなかったんだけども。

 改めて、適当な妄想含みでセレクターバトルのルールを確認し、遊月たちの現在を把握しよう。まず、現在判明しているセレクターバトルのルールは以下の通り。

「1,バトルに勝って条件を満たせば、セレクターは夢限少女になって願いを叶える力を持つ」

「2.バトルに3回負けると、願いが叶わなくなることに加え、願った事象がマイナスに転じて返ってくる」

「3.いずれかのセレクターが夢限少女となった場合、ルリグ側が『表の世界』(作中ではこのように表現されていた)にあらわれ、パートナーであったセレクターに成り代わり、願いを叶える」

「4.その際、セレクターはカードの中へと吸収され、新たにルリグとしてランダムにセレクター候補の少女の下へ送られる」

 こんなとこかな。前回から追加されたのが3と4の条件である。改めて読んでみると上手いのは条件1の条文で、「願いを叶える力を手に入れる」とは言っているものの、「お前の願っていた願いとは一言も言ってない」ということ。想像するに、花代さんもかつて何か願いを持ったセレクターだったのだろう。彼女も無事にバトルに勝ち続けて夢限少女となったが、その時、彼女の願いを叶えたのは前ルリグの別な奴であり、花代さんは「じゃ、次に君は願い叶える権利を得たよ。まぁ、別の人のだけど」ということでルリグの任を押しつけられてしまったわけだ。次に一衣が万一バトルを勝ち上がって願いを叶えた場合、回りにたくさんの友達をはべらせたユヅキの姿を確認することが出来るであろう。

 「別な人間が願いを叶えても意味ないやないけ」とはいうものの、仕方がない。契約に嘘はないのだ。そして、ここからは割と勝手な妄想なのだが、夢限少女達成の条件には、「セレクターとルリグの願いが一致すること」というものがあるのではなかろうか。表の世界に顕現した花代さんは、どれくらいぶりか定かじゃないが現世での体を手に入れたわけだが、特に暴れたり、浮かれたりするでもなく、ただ黙々と「香月と結ばれる」という遊月の願いを叶えるために行動した。先週から不思議ではあったのだが、花代さんが現状で「作戦通り(ニヤリ)」としたり顔になったことは一度もなく、純粋に「願いを叶えること」を目的に、親身になって遊月の願いのために行動しているのだ。花代さんの生い立ちを考えれば一切叶える必要のない願いなのに、である。つまり、今回執拗に描写された「香月の想い」は、それを見守ってきた花代さんに伝播し、「二人の願い」となったということなのではないだろうか。そして、それを契機に夢限少女となったおかげで、花代さんは迷わずに現世で活動出来ているのである。

 さて、ここまでの条件を仮定したとしても、現時点で分かっていないことはたくさんある。まず、「ルリグ連中はどれくらいこのルールを分かっているのか」ということ。タマはあの調子だから何も知らなそうだが、少なくとも花代さんは全部知ってるみたいだったし、緑子さんも大体知っているように見えた。その上で、緑子さんは一衣が精神崩壊するまでルール(2)すら話してくれなかったし、花代さんも当然遊月には何もしゃべらなかった。花代さんの普段の行動を見て必死に「花代さんは悪い人には見えないんだけど」と弁護している私だが、彼女が「真実を遊月に伝えずにいた」ことだけは弁護出来ない。「ルリグは真相をしゃべれないルールがあるのでは?」とも思っていたのだが、今回新たにルリグとなったユヅキはことの真相をぺらぺらとるう子に話してしまっている(あげく現時点での飼い主である一衣にも聞かれている)。つまり、ルリグ自身に制約は無いと考えられ、花代さんが本当に遊月を想い、彼女を守りたかったのなら、真実を話してバトルをやめさせるべきだったのである。それとも、「香月と結ばれる」という絶対条件を第一と判断し、入れ替わった方が叶えられる可能性が高いと判断しての行動なのだろうか。それはそれでやっぱり鬼畜である。

 また、現段階においてはユヅキの立ち位置も不明である。わざわざ一衣・るう子との出会いで再会を喜んだということは、彼女は現世での記憶を維持している。花代さんの仕打ちも全て理解している。その上で、あのテンションはよく分からない。普通のメンタリティを持つなら、自分の現状に悲嘆し、さらに偶然一衣のルリグになってしまったという悲劇でもっと落ち込んでもいい。なのにあの飄々とした態度はかなり違和感がある。そこに理由があるのか、それとも理解の範疇を超えた惨状に処理能力が追いつかずにネジが飛んでしまったのか。どちらにしろ、今後のシーンで花代さんと再会したときにユヅキがどのような行動に出るかは注目に値する。

 最後に、現時点での一衣のモチベーションというのも大きな謎である。すっかりふさぎ込み、記憶を失っているはずの一衣だが、母親にもらったWIXOSSスターターに激しい拒否反応を示したということは、あれが「忌まわしい」という記憶はあったのだろう。しかし、一週間経って蓋を開けてみれば、新たなルリグであるユヅキに籠絡されたのか、またいつかのようにカードを握っているではないか。しかも、自分のルリグは勝手に見知らぬセレクターと昔語りをはじめ、「まぁ、夢限少女っつっても、願い叶えるのはルリグの方なんだけどね!」という一番まずいオフレコ話を堂々とカミングアウトしている。もう、この時点で一衣がバトルに挑む理由は何一つないはずなのだ。流石にセレクターなのだからるう子とユヅキの会話が聞こえてないってことは無いだろうし……。ひょっとして、もうこの世に嫌気がさしてしまった一衣は、さっさと夢限少女になってカードの中に引きこもりたいとでも思っているのだろうか。……まぁ、新しい形の因果応報ではあるが……。

 大きな話の流れは見えてきたが、引き続き謎は多いまま。特に今回は遊月・花代さんの2人の心情面にグッと迫った話だったにも関わらず、肝心な部分にもやがかかったままという、実に憎らしい脚本運びである。ここから一体どうなることか……。余談だが、今回多数登場した学校の生徒たちのキャストの中に、大空直美ちゃんに加えて藤井美波の名前が。マオきゅん、普段は女の子ですからね。「いっそのことガンプラバトルもセレクター制度を導入する」っていうのはどうだろう。「よし、お前がガンプラマスターになったら、願いを叶えよう。しかし、願いを叶えるのはお前じゃなく、このギャンギャギャンだ!」……次の人は「サザキ君」っていうガンプラで戦わにゃならんのか……。

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