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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 突っ込みポイントが一気に吹き出し、ネタとしての勢いも申し分なくなった第11話。とりあえず、例の伊緒奈アカウントはあれ以来一切つぶやいてませんね(当たり前)。

 さて、伊緒奈の企みにより、事態は急速に結末へと向かっている。各キャラクターにはそれぞれの思惑があるわけだが、今回新たに判明した事実を考慮して世界がどのように変わったのか。まず、なんといっても一番の驚きどころ、というか突っ込みどころは、「少女に叶えられない願いは、ルリグでも無理だ!」という身も蓋もない一言。すげぇ、詐欺だ詐欺だとは言っていたが、ついに薬効成分までもが虚偽のものであることが判明。「願いが叶う」なんてのは本当に「個人の感想です」レベルであり、基本的には「火事場のクソ力でなんとかしろ」というだけのもの。もう、怪しい啓発本でも買ってきた方が早い。これで1つ確実になったのは、「やっぱり花代さんは本気だったんだ」ということ。「セレクターとルリグの気持ちが1つになって初めて夢限少女契約が成立するんじゃないか」という読みはある意味正しかったことになる。何しろ、表の世界に戻った(元)ルリグは、願いを叶えないと強制送還の恐れがある。花代さんもそりゃ必死に香月を口説き落とそうとするわけだ。だからって「願いが叶う」保証はないわけだが、花代さんの大人の魅力(?)で香月も即KO。無事に遊月との契約は成就したことになる。

 しかし、問題は「中学生が頑張れば何とかなる」レベルじゃない場合。例として「未来にタイムスリップ」があげられていたが、普通に考えて、こういう契約条件を提示されたらまず真っ先に子供が考えそうな願いって、「絶対に叶わない願い」なのが普通だろうよ。やれ億万長者になりたいとか、超能力を使いたいとか。一衣みたいな「自分でなんとかしろや」レベルを願う方が普通はおかしい。それにも関わらず、このルリグシステムは(良きにつけ悪しきにつけ)これまで機能してきたのだ。どんだけ実行力が無いんだ、女子中学生どもめ。いやぁ、でもそういうもんなのかなぁ。何の変哲もない「願い」の一押しをしてあげるだけのシステム……それだけを聞けば何となく良い話のようにも聞こえるけどねー……いや、そんな精神論で何とかなるレベルの解決案なら、もう少しペナルティを緩くしてくださいよ。なんで「実際に願いを叶えるくだり」のところは「現実の範囲内で」なのに、失敗した時のペナルティだけは余裕で人智を越えてくるんだよ。一衣をボコボコにしたあのくらいの不思議パワーがあるなら、ドラゴンボール越えだって夢じゃないだろ。

 とにかくルリグシステムはそういうものだと言われてしまったのだからしょうがない。「カードの内外が入れ替わることで、必死のパッチで飛び出した元ルリグが、命懸けで願いを叶えてくれるシステム」が、このセレクターバトルの正体だ。さて、こうなってしまうとせっかくるう子が持った「全てのルリグを解放する」という願いも無駄になってしまう。そんなこたぁ「普通の女子中学生」が出来るわけがないからだ。鹿目まどかさんはほむらのおかげで因果の吹きだまりになり、信じられない運命エネルギーをチャージ出来たからこそ魔女システムを超越する概念となりえたが、残念ながらるう子さんは普通の女の子(少なくとも現時点では)である。「これじゃ概念になれない!」とがっかりしていたところに、今度はタマの乱入である。そう、まだまだ謎が多いタマの生態。彼女は数少ない「マジでヤバいルリグ」である可能性が存在しており、もし運良く都合良く調子良くたまたま偶然ラッキーで幸運でついていた場合、ルリグ解放作戦も成功するかもしれないという。ただ、それって本当に運任せ。というか、やけっぱち。普通に考えると、そんな藁よりも頼りない可能性に賭ける意味は無い。でも、そこはやっぱりるう子さん。タマが言ってるんだから信じるしかない。タマが世にも奇妙な「ホントにヤバいルリグ」である可能性に賭けて、いざ伊緒奈のしくんだ天下一WIXOSS会へと参戦するのである。

 ちなみに、「全ルリグ解放」という願いがもし叶うとしても、実はこのハッピーエンドには穴がある。だって、ルリグになってた少女は助かるかもしれないが、それ以外にWIXOSSによって歪められた因果律は関係無い。つまり、一衣さんの記憶が戻る保証は一切無いし、下手したら世の中からルリグバトルが消滅するために、記憶を取り戻す唯一の可能性すら手放してしまうことにもなる。はたしてそれが正しいことなのか……まぁ、もし願いが叶ったらなんやかんやでWIXOSS絡みのお悩みは一気に解決しそうだけども。

 さぁ、いざ伊緒奈の待つ謎タワーへ! というその前に、るう子がバトルに全霊を注ぐ決心をするための、ばあちゃんとの心温まるワンシーン。るう子が帰宅し、ばあちゃんが意味深に電話でしゃべっているのを聞いて戦慄するところでは、「やっぱりばあちゃんラスボスやんけ!」という疑惑が一瞬だけよぎったが、単に関係の悪い母親とのギクシャクだけであった。まぁ、もう今のるう子を見たら母親のところに返してしまっても問題無い気がしますけどね。最終回には「WIXOSSのおかげで家族の絆が戻りました!」っていうハッピーエンドが待っているのだろうか。ばあちゃんのグラタン(ベーコン多め)を幸せに食べられる日が来るのだろうか。

 さぁいざバトルタワーへ。伊緒奈のあの呼びかけでは、普通に考えたら近所の伊緒奈ファンが訳も分からず殺到しそうな気がするんだけど、何故かそんなことにはならなかったぜ。あのあきらっきーですら割とファンがいるんだから、伊緒奈のツイッターからの情報を調べてやってくるファンなんていっぱいいる気がするんだけどね。とにかくたくさんのセレクターが集まり、別に伊緒奈のいいなりになる必要なんて無いはずなのに大人しくトーナメント開始。せめてスイスドローにしてくれれば……とか思ったが、負けがかさむとアカンわけだから、放っておいてもトーナメントみたいになってるはずやな。ただ、ルールから考えるに、トーナメントの途中で条件を満たして夢限少女になっちゃう「リタイア」が出てきてもおかしくない気もするんだけど。ただ無心に戦うだけじゃ、やっぱり夢限少女にはなれないのかね。伊緒奈さんが最後にどさくさに紛れて「優勝者は私と戦ってもらいます」って言ってたのがヒドくて笑った。別に参加者たちはそんなことする義務も無いし意味もねぇよ。なんでお前だけスペシャルシードなんだよ。まぁ、最大の目標であるるう子のためのルールだろうけども。

 いざバトルが進み、未だ乗り気じゃないタマをなんとかなだめすかしながらのバトルだが、何回戦かで当然のように一衣と激突。一体どうなるかと思ったが、やっぱりここで記憶を引きずり出します。これで何とかなるってことは、案外一衣の記憶復旧は「中学生女子でも何とかなる案件」だったのかもしれません。花代さんも根性ねぇな。それでも未だ抗っている一衣ちゃんは、再び願いを叶えることに必死。「いっそ楽になりたい」とか願ってたとしたら、ユヅキは叶えるの楽でいいなぁ。

 そして、屋上で悪人面して待ち構えるチーム伊緒奈。どうやら繭とあの空間のことを知っているようなので、彼女は一度ルリグから復帰できた「リベンジ組」ということになるのだろうか。一度ルリグ化の地獄を味わった人間がわざわざセレクターバトルを繰り返す意味も無いとは思うが、それも彼女の闘争本能ゆえなのかしら。それとも、セレクターバトルをぶっ壊す秘策があるとか。まぁ、未だに伊緒奈は何考えてるか分かりません。

 完全に穿った見方であるが、「繭」っていう名前は「インキュベーター」と何となく似てるよね。白無地のデザインにイヤリングで赤のワンポイント2つっていう造形も無闇にあの白い悪魔を彷彿させる。怖い怖い。

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