最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「悪魔のリドル」 4→3 茶番茶番アンド茶番。最終回の良い話っぽい空気がこの作品の狙ったところを如実に表していて清々しい気分になりました。……いいんだけどね、こういう作品があってもね。ただ、それにしてもなおざりじゃない? 元々、1話目の兎角の行動原理からして理解不能だったことでモチベーションが上がらなかった本作なのだが、視聴を続けていっても兎角を含めて他のキャラについても全く何考えてるか分からないし、「そうなっても、そうならんやろ」のオンパレードだったため、どんどん適当に観るようになってしまい、おかげでますます訳が分からなくなるという負のスパイラル。適当に観るくらいなら切ればいいじゃねぇか、って話なんだけど、「切るほどではないな」というボクの病巣が諦めに待ったをかけ続けた。その結果として、この12本の素晴らしい茶番が観られたのだから、これはこれで収穫ではある。 「独自設定として用意されたパーツを全て有効利用しない」という、斜め上過ぎる路線で打ち出された本作。暗殺者たちが集められた教室のメンバーは、誰もが暗殺のど素人よりも殺人が苦手であり、戦闘のプロ達が、ひょっとしたらこいつら目が見えてないんじゃないかってレベルの戦闘を行う。このもっさり感をどのように払拭できるというのか。全て終盤で明かされたプライマーの効果だったんだよ! という衝撃的な説明をしても良いのだが、それだって観ている方としては「茶番」に映ることに変わりはない。デスゲーム設定というのは、主に「本気で戦うモチベーション」で緊迫した心理を描くこと、そして、互いにゴールを目指してしのぎを削る知略謀略やバトルの醍醐味を見せることが面白さのベースにある。その片輪である「バトルの醍醐味」が、全部安全装置つきってんじゃ話にならないだろう。「お互い一歩も譲らず平行線」ならいいが、「兎角さん弱すぎィ!」「殺す気なさすぎィ!」の平行線では、見ていて退屈するばかりだ。 もう片方の軸となりうる「ゲームへのモチベーション」であるが、1話につき1〜2名が退場していくという高速展開では流石に描ききれるものではない。アニメ版「ダンガンロンパ」も同じような悩みを抱えていたが、「人を殺すまでの信念」を描くというのは並大抵のものではなく、紋切り型の「理由」をつらつらと描かれるだけでは真に迫らないし面白味もない。ほぼ紹介無しの後付け設定みたいにしてヒロイン勢が脱落していくので、後半になるほど盛り上がるように積み重ねる、なんてことも出来ない。暗殺者の皆様は、「何となく殺したい意志を表明し」「何となく理由を語り」「その割に本気で仕事をせず」「ひっそりと退場する」を繰り返すのである。どこを面白がればいいのだろうか。まぁ、流石に天丼を重ね続けて毎回元気に動き回る晴ちゃんを見てたら逆に笑えてはきたけども。 結局、このゲームの目的はなんやったんや、とか、晴ちゃんの家の話はどうなるんや、とかいったバックグラウンドの話は何も解決しないし、延々ダイスをゴリゴリやってた杉田にも特に意味は無い。一番バックグラウンドが描かれたキャラは兎角のはずなのだが、やっぱり奴のモチベーションは理解が及ばないのである。開き直ってキャラ萌えアニメとして見てしまうのが一番正しい視聴姿勢だったと思うのだが、そういう方向性にしちゃぁキャラデザとか動画も身が入ってないしなぁ。まぁ、鳰ちゃんは割と好きだったんだけどね。全員があのくらいの登場頻度で、きちんと個性を売り出して、美味しい部分が浸透した後に殺し合いをはじめてくれればもう少し楽しい展開にはなったと思うのだが……。全部アニメが短いのが悪いんや。 結局のところ、話の奥行きが一切無いので「茶番オムニバス」という希有なスタイルとしてまったりと引き笑いしながら見る結果に相成りました。こんだけ酷評してても、別に毎週見るのに苦痛はなかったからいいんだけどね。中の人については、兎角さんがあんまりしゃべらんもんだから諏訪彩花については相変わらずイメージが固まらなかった。晴ちゃん役のひーちゃんとか、鳰ちゃん役のナンジョルノあたりにポイント加点が入ったくらい。あとすみれこさん役の荒川美穂はだいぶ落ち着いて仕事出来るようになってきたかな、という印象。今回のヒロイン勢で出てきた新しい名前に、今後のスターは隠れているのでしょうか。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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