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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「ご注文はうさぎですか?」 4→4

 圧倒的安定感を誇る日常枠。可愛いは正義を地でいくきらら系アニメに、更に動物の愛らしさまで加われば鬼に金棒、当初の期待通りのものが出てきた作品である。

 しかし、不可思議なことに、私はあんまり心ぴょんぴょんしなかった勢。こればかりは本当に何が琴線に触れるかさっぱり分からないので謎なのだが、基本的に日常枠には点数が甘めだったはずなのに、いまいちピンと来なかった。中の人的にもかなり恵まれた作品だったのに、一体何故なのだろう。

 理由を考えるに、どうも最近、身体が変な方向に慣らされた感がある。まさにあの依存症コピペのごとく、日常もの、「きらら系」という枠の中に、脱法ハーブのような致命的な何かが含有していたのではないだろうか。振り返れば、昨年のこうした枠に含まれていた作品といえば、禁断の果実だった「ゆゆ式」、出版社は違えど圧倒的依存度を誇った「のんのんびより」、そして鬼畜の王様「きんいろモザイク」と、「日常ものに見せかけて確実にネジがはずれている」作品ばかりだった。純粋に「普通」を愛でるひだまり路線からはずれていたのである。ゆゆ式患者としてリハビリに苦しみ、にゃんぱすと鬼畜こけしの影に怯えながらすごした日々を思えば、この「ごちうさ」のなんと穏当なことか。あまりに穏当すぎて、不必要なひっかかりを生むことなくスルリと認識の隙間にこぼれていった。そんな印象なのだ。何が悪いということはない。いや、むしろ同系統の作品と並べて見ても、品質は高い方だったと思う。しいていうならば、「時期が悪かった」ということになってしまうのだろうか。そろそろ日常ものには休ませる期間が必要だと思うんだ。

 WHITE FOXの手によるアニメーションは相変わらずの安定感であり、メインの5人の可愛らしさは圧倒的。特に個人的にはシャロ推しであるが、強力すぎるキャスト陣の力もあり、「可愛い」という部分には何の異存もない。その上でもう一歩及ばなかったのは、その「可愛い」を印象づけて、病的なまでに神経に刻み込むまでの一押しが足りなかったためだろう。まー、やっぱりこういう作品ってのはどこかでがっつりはまって、正座して見るようにならないと抜けてしまう部分が多いからなぁ。ゆゆ式だって、私の中ではスルーされるべき作品であったはずなのだ。うっかり「何か」に捕まってしまうと、抜け出せない恐怖の世界なのだ。今回は心ぴょんぴょんワールドに取り込まれずに済んだ私は幸運だったのかもしれない。

 それにしてもPVの種ちゃん可愛すぎるな。

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