最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「ラブライブ!(第2期)」 6→6 1期の放送後感想で「アニメ業界を代表するアイドルグループになっていくと色々と活気づいて良い」と書いていたのだが、あれから1年が過ぎ、まさにそのような状態になっていることが正直驚きである。すっかりお馴染みになったμ‘sの面々の活躍、なかなかの眼福でございましたな。 基本的な評価のラインは変わらない。サンライズが本気で挑んだ「萌え」の形がビビッドに現れ、西田亜沙子絵がいちいち艶めかしい画面。この絵で女子高生が歌って踊る様子を描くだけでも割と反則なのである。これに京極監督の懇切丁寧なモーション指導が入り、盤石の状態で「華やかさ」が形作られていく。映像面で見るこの作品は、本当にどんぴしゃりで欲しいところをくれる作品になっている。あとはどこをいじれるかといえば、当然脚本ということになるだろう。 大団円とはいかなかったが綺麗に収めて見せたこの第2シーズン。興味深いのはそのシナリオラインに、1期の頃とは明らかに差が見られたということである。1期はμ‘sを作るまでの「産みの苦しみ」の物語。メンバー集めに奔走するところ、チーム内での結束を固めるところ、穂乃果が倒れる、ことりが留学するといったトラブルの数々。そうした「苦難」を描く正統派の「成り上がり」ストーリーである。おかげでシリアス方面での脚本の難しさなんかも見せつけられる展開だった。翻って今回、2期目は既に完成したユニットとしてのμ‘sの様々な側面を描く「得られた収穫」の物語。もちろん苦難もゼロじゃなかろうが、主な楽しみ方はそれぞれのメンバーの成長した姿を微笑ましく見守ったり、完成した人間関係にニヤニヤしたり、圧倒的カリスマ性でトップへとのし上がっていくμ‘sの雄姿をただ拝むお話。本当にポジティブなお話しかないので、よく言えば「いいとこ取り」、悪く言えばぬるま湯のごとき状態である。どちらが良いという話ではなしに、そうして描かれるべき方向が変わったのだ、ということ。そのため、なんか無理矢理苦難を埋め込もうとした予選当日の吹雪のシーンが圧倒的に浮ついたりもしたものである。 結局、こうして目先が変わったために「進んだ」ように見えた本作であるが、基本的にやっていることに変わりはない。「なんかすげぇ女の子達が、頑張ってるとはいいながらも、何事にも順風満帆に天下を取るまでのサクセスストーリー」である。見ていればそりゃぁ気持ちがいいものだし、1期でキャラに馴染んだこともあり、掘りさげれば掘りさげるほどにうまみが出る。これはあくまでも1期やこれまでの地道な下積みの結果得られたものであり、今期だけの手柄というわけではないだろう。そう考えると、もうちょっと無茶してもよかったんじゃないか、と贅沢を言いたくなる部分もどこかにあって、「アイドル萌えもの」としてはお手本通りの出来だったが、「アイドル燃えもの」としては無難なところだ。いや、単に「WUGと比べるとこいつらホントに悩みがなくて羨ましいな」って思っただけなんですけどね。陰惨な部分も描いたWUGのアイドルストーリーと、お気楽で苦労をしらないけいおんみたいなストーリーの中間ってとこでしょうかね。 まぁ、こうして「進まずにそこにある」ことがファンのニーズなのだから、これはこれで良しなのだろう。今後も色々とうまみの出るコンテンツとして固まったのであるから、わざわざアニメが全てを背負い込んで処理しきってしまう必要も無い。あくまで「μ‘sを描いた1つの形」として、アニメはこれで一応の幕引き。それくらいで捉えておくべきなのだ。当方、そこまで熱心なファンではないのでアニメ以外では特に追いかける予定は無いが、もし再びアニメで戻ってきた時には、改めてμ‘sの応援をさせてもらいたい。というか、かよちんの応援をさせてもらいたい。とりあえず劇場版やなー。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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