最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ツヴァイ!」 6 変身シーンwww。酷かった。よくあんな演出思いつくな。 約1年空いての2期目である。1期目で物語としてはおよそ片もついているし、分割2クールにしては割と長いこと空いてしまったので割と忘れかけていた作品ではあるのだが、やっぱり帰ってきたら色々と期待してしまう作品である(ちなみに1期評価は6→5)。 今回、オープニングを見ていて驚いたのは、監督だった大沼心氏が「総監督」というポジションに回っていたことである。未だにこの業界のクレジットの意味ってのはよくわからんので「監督」と「総監督」でどのように違うのかはピンと来ないが、どうしても「現場で直接作品にタッチする量が減る」みたいなイメージがあるので、「えー、大沼さんじゃなくなるのかよー。誰だよー、SILVER LINKだから川面さんとかきてくれんのかなー」と思っていたら、監督にクレジットされたのはまさかの神保昌登氏。えぇぇぇ、確かに神保さん、1期にも割と関わってたけども。まさかの初監督がこんなところで。いやー、大沼さんの手を離れたら残念ではあるけど、神保さんだったらいいや。これはこれで1期と全然違うものが出てきちゃうのではなかろうか。 そして案の定、ごらんの有様である。フリーダムやな。ホントにこの人の演出方針はヒヤヒヤするようなところを攻めてくるよな。ものすごく簡単に印象をまとめると、大沼さんの演出ってのは「軽さ・テンポの演出」。台詞の繋ぎもそうだし、細かい画をちょこちょこ動かして常に画面に刺激を与え、小さな動きからでも画面に大きなモーションのきっかけを与え、そこから情景を揺さぶっていく。シャフト時代にはその「動き」の回りの「止め」の印象もあったが、やはり肝要なのはリズムである。今作の1期も、くねくねと動く不気味な魔法のステッキのモーションから始まり、幼女たちの愛らしい動きがちょこちょことコミカルさを演出していた。 他方、神保さんの演出は、「切れ切れの演出」。はっきりと静と動を切り替え、動かすときには徹底的に振り回すのに、ふっと突然ゼンマイが切れたように動かなくなる。そして、この切り替えに予想がつかない。おかげで整合性がとれないとなんだかぶつ切りになってしまったような違和感が残るのだが、この違和感を意図的に生み出す方向性が、独特の味になっている。彼の中で、どうも「動かす」という基準が一般的なアニメ演出とずれている部分があるようなのだ。そして、これがハマったときにたまらないおかしさに繋がるのである。とりあえず「バリツの秘密」や「地獄少女三鼎」の15話「兎と亀」なんかの理解が追いつかないような置いてけぼりの演出を見るとイメージが固めやすいんじゃなかろうか。 で、この1話目である。正直、やっぱり所々もっさり感というか、ぶっつり感はある。イリヤたちが車に拉致られた後の4人のやりとりとか、なんかワンテンポずれたようなやりとりは背中が痒くなる。そうかと思うと、間を置きまくったシーンとは対照的にあの変身シーンである。多分大沼さんが演出したら、どれだけ小さくても画面端に凜たちのチビキャラをおいて動かしているだろう。それをせずに、真正面から変身シーンのみを「動き」として描き、凜たちの惨状は延々画面外、何故か台詞はオフ気味にならないという。すげぇな、あれ。その他、動くシーンの緩急には中毒性の高さがあり、グルグル回ってアイスを強奪する幼女、高台の上でたべさせっこをして固まっちゃう幼女など1つ1つのシーンが各々のスピードで勝手に動いていく。ちなみに、前作の不満点として「(メイン以外の)幼女があまり活躍してなかった」というのがあったのだが、今回は違うかもしれない。いいね、全幼女が活き活きしているよ。私が観たかったのはこれだったんだ。今回一番の注目シーンは、美遊がイリヤからジェラートを食べさせてもらった後、スプーンをきゅぽんって吸い取ったところ。美遊さん、どんだけ食いついてるんですか。幼女キマシ成分の高さは高町さんのところを超える可能性すらあるで。木之本さんのところは……まだ無理かなぁ。 というわけで、今回は幼女軍団の中の人たちに是非注目したい。メイン2人はもちろんだが、1話目ではアホ幼女の元気さが際だっていた。やっぱりえみりんのアホ幼女は良いなぁ。「大室家」のアニメ化とかしねーかな。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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