最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
綺麗なカオス、第3話。続々登場する曲者共はいかにもな学園ギャグであるが、その絡め方が綺麗にカオス。 前回の新キャラがみこりんと結月。この2人だけでも扱うのが色々と面倒な連中だったのに、今回も更に2キャラ追加。特に今回中心となったのは、ある意味ではとても少女漫画らしいとも言える、「学園のプリンス」鹿島であった。最初に登場して「プリンスだけど女子高生」のところで「あぁ、よくあるそういうお話ね」と思ったのだが、どうも属性のまぜ方がえげつない。単なる男装の麗人では終わらないおかしさが色々遠慮なく盛り込まれているのだ。まず、この手のキャラにはお約束で才色兼備、スポーツ万能、女子生徒からの人気は圧倒的。しかし、残念ながら部活はよくサボる。おかげで「バイオレンス」代表の演劇部部長、堀との絡みが生まれるわけだ。で、まだ「サボる」というだけならばマイペースキャラとして処理出来るのだが、「なんか思考が微妙に下衆い」という特徴も忘れてはいけない。なんかねぇ、ちょっと油断すると想像が下ネタの方に寄るんだよね。まー、千代ちゃんたち周りの人間のフリに問題が有るって話だが、それにしたって割と想像力豊かではある。その結果として、こんだけ濃いキャラのくせにたびたび突っ込み役に回ったりする。すげぇのは、突っ込む相手が千代ちゃんの時すらあるんだよな。これだけゴリゴリの面子の中でも輝きを失わずに回りを振り回せるメインヒロインはとても有能。 そして2人目のキャラは、そんな「バイオレンス」な堀君であるが、こちらは割と普通。というか、鹿島とワンセットでコントが成立する感。属性としては「部長としての責任感」とか「野崎に背景を頼まれるほどのスキル」とか「鹿島も認める演技力」とか基本的にポジティブなものばかりが揃っており、鹿島に迷惑さえかけられなければほぼ良識人と言ってしまっていいだろう。ただ、その心の深奥には「なんだかんだで鹿島の顔が好き」という面倒な属性も含まれている。あれやこれやと手間をかけながらも、最終的に鹿島のために動いてやっているのはそのためである。これを愛情と呼んでいいのかどうかは微妙だが、何より本人は「結婚式に呼びたくない」とまで言ってるわけで、今のところは友情未満なのに友達以上、っていう変な関係。鹿島も鹿島で「堀部長の一番は自分」というよく分からない自負があり、覆されると素直に悔しがってみせる。この辺りは、案外乙女の発想なのかも。そう考えると、甲斐甲斐しい鹿島が可愛く見えないこともない。……変な恋愛関係の多い学校だな。 恋愛といえば、今回は千代ちゃんの野崎に対する思いが割とはっきり出るシーンがあってとても良かった。これだけ変人地獄に巻き込まれ、野崎のおかしいところも散々見てきた後なのに、千代ちゃんの思いはまだ変わっていないのである。なかなか一途でいい子じゃないですか。彼女が純粋な乙女になればなるほど、その脇で道化を演じるみこりんも可愛さ2割り増しです。千代ちゃんが何故かしらないけど堀部長の演技指導を必要としないくらいの実力派なもんで、一人だけ器用さが足りないみこりんの「ドジっ子メイド」っぷりが際だつってのもあるな。なんで千代ちゃんあんなに万能なんだよ。 で、今回一番注目したいのは、なんといっても鹿島のキャストである。最初にちょっと聞いた時には分からなかったくらいに意外なポジション。なんと男装の麗人に中原麻衣である。これまでの長いキャリアの中で「格好いい女性」の役なら星の数ほどこなしているのだが、こういう方向性で、格好良さとは無縁の「男っぽさ」を持った役どころってのは初めてなんじゃなかろうか。今まで聞いてきた中でもトップレベルに低い音域で演じており、この期に及んでまた新しい一面が見られたようで非常に嬉しい。キャスト充実してるとそれだけで幸せである。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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