最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
びっくりするくらい普通の話だった、第9話。いや、普通が悪いってわけじゃないんだけどさ、少ハリってここまで少なからず異物感で楽しんでいた部分があるので、今回の春の「普通の」悩み方は、なんだか拍子抜けである。いや、お当番回があってよかったとは思うけども。 いつの間にかテレビデビューまで出来てしまった少年ハリウッド。これまで「なんか怪しいスカウトのおっさんに声かけられて集まっただけの連中」→「でもなんとかモチベーションを見いだして色々練習を始める」→「小さな舞台だけど、とりあえず舞台演劇っぽいものには成功する」→「次は歌のレッスンしてるけど、別にこの後ライブの予定とか無いよ」と、順調に「先行きの全く見えないアイドル見習い」をやっていたのだが、今回は何故か、一足飛びに「テレビ出演」なのである。こないだのミュージカルご乱心騒動の時に週刊誌には載っていたようなのだが、今回のテレビ出演オファーはそれとも全く関係無く、単に「場末の劇場でアイドルまがいのことをしてる変な奴らがいる」というので、ギャラの安さだけを見込まれて声がかかったとのこと。うーむ、シャチョウは売り込みとかオーディションの斡旋とか、そういう業務は何一つしてないんだろうか……。 でもとにかくテレビなんだ。どういう形態なのかは分からない。「WUG」や「ろこどる」の例を取ればまずは地方のケーブルテレビとかそういうローカルネットなんだろうが、最初に撮っていた謎のランキング番組がどういうカテゴリなのかは分からない。ただ、その後少しずつ発展していく仕事の多さ(と変さ)を鑑みるに、どうも全国放送規模のテレビでもとんとん拍子に声がかかったんじゃないかという気がする。これまでの「芽が出ないなりに頑張っている」少ハリのイメージとは乖離した、一足飛びの活躍なのである。多分、その「間が抜けてる感じ」が今回の「良く見るアイドルアニメっぽさ」に繋がったんだろうな。 「テレビのバラエティ出演」ってのがどういう位置づけなのかは個人の目標にも依るのでひとくくりでは決められないが、撮影の様子を見てると、ほとんどのメンバーは割と満足してやっているようだった。まぁ、元々キラはテレビに返り咲くのが目標だし、トミーは何やっても楽しそうだし。颯や生馬は結局この5人で何かやれてれば、それなりに満足出来てしまうのだ。そして、テレビ出演が恒常的に繋がるなんて事態は本当の「アイドル」の第一歩として充分過ぎるくらいなので、普通はここで満足出来るものである。 しかし、今回の主人公である春は違う。「こんなことが俺のやりたかったことじゃない」と反抗し、まさかの「他の事務所のオーディションチャレンジ」である。まぁ、確かにこれまでずっと一貫して「歌いたい」と言ってきたのは春だけだし、立て続けのバラエティ仕事に歌が全然関係無いので将来の自分の目標からかけ離れていく不安は分からないではないのだが、でもそれだったらこれまでのシャチョウの扱いだって充分アウトだった気がするんだ。少ハリとして活動を続けて、歌を歌えたチャンスなんて一切無い。一応練習してるシーンはあったけど、舞台の上でも歌ってないしなぁ。春が疑問を覚えるのなら、もっと早い段階で「少年ハリウッド」という存在そのものに疑問を呈するべきだった。他のメンバーが入れ替わり立ち替わりそうしたきたのだから。 まぁ、何が気にくわないかは人それぞれってことなのだろう。春はいよいよ少ハリのスタンスに疑問を持ち、「もっと綺麗な音楽の世界があるはず」と思い立って勇み足を出してしまうわけだが、そこだってもう少し頑張れたところなんだよね。あの嫌らしい面接の話なんて、たまたまあの事務所が「そういう」ところだっただけで、もっと他のところに駆け込んだりしても良かったはず。結局、最後に大先輩の大咲に言われた正論以外に答えはない。「本当に歌いたい人は路上だろうが何だろうが歌ってるはずだ」と。彼の「ミュージシャン欲求」の幻影が、ここで打ち砕かれるのである。 結果的に、彼がやりたいことが何なのかがはっきり分かったわけではない。これは颯も生馬も一緒なので、少ハリにはお約束の状態。そして、割とリアルな状態。でも、「ミュージシャン欲求」という面倒な病気が治って、これからも少ハリとして活動出来るようになりました、めでたしめでたし。……うん、やっぱり普通だ。「先輩からのお言葉」も今回は問答無用の正論だったから「普通のドラマ」的に見えたんだろうなぁ。いや、これでいいんだけども、なんか少ハリの空気からずれてる気がしてなぁ。 PR |
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