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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 ようやくこの世界の魔法少女もバインドを覚えたぞ、第9話。考えてみりゃ座標計算の基礎に遠隔魔術をブレンドした技術なのでそんなに簡単なわけないんだよな。ミッドチルダの魔道士は化け物か。

 全編バトル回。そしてシリーズ始まって以来の一切ギャグ無しエピソードだが、きちんと全てが盛り上がっているのが偉い。バトル作画が安定していて、なおかつきちんと挑戦的な画作りになっているのが最大の要因だろうが、これまでのエピソードで築き上げてきた3人の少女の関係性が、きちんとバトルスタイルに活きてきて積み重ねが感じられるのがよい。出来ればイリヤにはクロを「友達」というよりも「妹」って言って欲しかった気もするけども、「妹」って言っちゃうとクロが怒りそうだからナー。とりあえず現状では友情パワーということに。不覚にも美遊の登場シーンでは泣きそうになってしまったよ。水ようかん、多分駄目になっちゃってるよね。

 圧倒的強さを誇るバゼット。クロはなんとか初撃から受けきっていたものの、彼女曰く「手加減していた」とのことで、あれだけイリヤたちを苦しめたクロをもってしても防戦一方。せっかくのアーチャーのスキル、プチUBWも、バゼットは過去にアーチャーとの対戦経験があり、全てを見切られ、粉砕されてしまう。溢れかえる武器を連打しながら劣勢に追い込まれるクロと、どこまでも拳一辺倒で殴りかかってくるバゼットの対比が、より2人の実力差を示しているようで何とも痛々しい。結局、彼女の目的と存在意義を確認した後も交戦姿勢を変えることは出来ず、ルビーの制止も聞かずにイリヤが2番手としてバトルに突入(考えてみると、ルビーが一切のおちゃらけ無しでイリヤに忠告するのって珍しいな)。しかし、やっぱりクロが勝てない相手にイリヤが勝てる見込みもなく、あっという間に劣勢。しかし、咄嗟の機転で生んだバインドのおかげで「あなたが勝っていました」と言わせるだけのチャンスはあった模様。この辺りに、イリヤの魔術師としての才能の片鱗は感じられるようになっている。ただまぁ、他のシリーズのイリヤと違って、いかんせん戦闘経験と闘争心に欠けるのでね。最後までクロとの共闘で抗うも、やはり最後には地に伏してしまう。痛覚共有のおかげでクロが復帰出来たシーンとかはいいシチュエーションだったのだけどねぇ。

 あわや幼女虐待の真骨頂、というところで、颯爽と立ちはだかる勇者美遊。今まであまりその存在に「強さ」を感じたことはなかったのだが、いざイリヤがボコボコにされれば彼女の逆鱗は真っ赤に燃える。てっきりセイバーでくるのかと思ったら、意外にもライダーの憑依で攻勢に転じ、見事なライドスキルで一転バゼットを圧倒する。このときの騎乗シーンのハリウッド映画みたいなグルグル演出は非常に愉快。馬の尻に必死にしがみつくバゼットさんだが、ライダーの手綱、鞭によってついにダメージを喰らってしまう。ボロボロになったバゼットさんが上着とネクタイを脱ぎ捨てるシーンがまた格好いいのよね。1対1の話し合いも当然通じることはなく、最終的には宝具の力でもって強引に決着をつけにいく美遊。まぁ、せっかくの英霊憑依なんだから最大最強の宝具を使わなければ損ではある。のだが……どうも、協会側の人間は全員、「バゼットに宝具を使ってはいけない」ということを知っているようで……どういうことなんだろ。対宝具でのみ特権的な防御力を誇る人間? いや、サファイアの慌てぶりから察するに、防御だけでなくカウンターもあるのか。そんな人間がいる時点で聖杯戦争って成立しない気がするんだが……。

 まとめ:イリヤのパンツ。

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